オッス!オラ、フリード!いっちょ踏み台すっぞ!!   作:バビエイラ

8 / 10
何かまともなタイトルになっちゃった。

本来のFFのジョブと仕様が違いますがご了承下さい。

あとなぜかエイプリルフールネタの伸びが異常なんですが…番外編ででも続き書きます(多分)




ジョブチェンジ!

俺はあのあと夢にダイブした訳だが。眠ったはずなのに目が覚めている。何を言っているか(ry

 

「夢じゃなかった」

 

昨日飛行機の中で見た夢と同じ場所。もう、夢と言っていいのかわからんね。

 

「来たか」

 

WoLが話しかけてきた。一人でさみしくないのかな?ずっとここで一人だろ?

 

「ういうい」

 

「さて、君の修業の話だがいくつか話しておきたいことがある」

 

「ん?」

 

「君の力についてだ。君の力には無限の可能性がある。簡単に言えば我々で言うジョブを使うことが出来る」

 

ほうほう。なかなかいいじゃん。

 

「とは言ってもバッツたちが使うものとは違い君独自のものだ。君が成長するとともにジョブは増え能力も強くなる。今の君の状態はすっぴんと言ったところだろうか」

 

「そういわれてもイマイチ使い方がわからないんだけど」

 

「心を澄まし、感覚を研ぎ澄ますといい。そうすれば、今自分が使えるものが見えてくる。君が魔法を使えるのも無意識にそれを行っているからだ」

 

そういえば、そんな気がする。最初だけは頭痛からいろんな情報が入ってきたけど、それ以降はいつの間にか使えるようになってたし。それじゃあ、少しやってみるとしようかな。

 

そう思い心を鎮め感覚を研ぎ澄ました。するといろんなワードが頭に浮かび上がった。

 

『黒魔導士』『白魔導士』『召喚士』『ナイト』『モンク』ふむふむ…え?何か聞いたことないのもあるぞ

 

『装飾士』

 

なんだこれ?

 

とりあえず他の物を試してみようか。

 

「ジョブチェンジ、黒魔導士」

 

特に言わなくてもいいんだけど、ほらやっぱりそういった方が格好いいかなと思って。でジョブは無事かわったっぽい。衣服変わってるし。黒いロープを着てとんがり帽子かぶりロッドを持っていた。

 

「出来たか。黒魔導士かいうまでもなく黒魔法特化だな」

 

どうやら、ラ系の魔法が使えるみたいだな。あとはまだまだといったところか。一番の問題は補助系が使える赤魔導士であったり、魔法剣がつかえる魔法剣士がないことかな。とはいえ完全にあれは上級職だろうししばらくは無理だろうな。でも、召喚士が使えることは驚きだったかな。

 

とりま、ファイアをぶっぱしてみよう。

 

「ファイア」

 

勢いの強い火柱が立った。え?なにこれ今までのファイアとレベル違うんですけど。

 

「なかなかの威力だな。今までのレベルとは違うと思っているようだがその通りだ。さっきも言ったが、黒魔法特化型の今のジョブは最初の状態で放つレベルのものとは違い、段違いに威力が上がる。もともと君の魔法の素養の高さも相まっているのだろう」

 

おおーなかなかジョブ研究は面白いですな。ついでに装飾士のことも聞いてみよう。

 

「なあなあ、装飾士って何?聞いたことないんだけど」

 

「すまないが、それは私にもわからない。だが、そのように本来存在しえないジョブを使うことができるのが君の力だ」

 

すごいんだろうな。いまいち実感ないけど。

 

「とりあえず、装飾士になてみるか」

 

ジョブチェンジには成功したんだろうけど服装は最初に来ていたものと同じか。さてと能力はっと。頭の中にいろんなアクセサリーのリストが浮かび上がってきたぞ。これ生成できるのか。めちゃくちゃ強くないか?戦闘はできないけどやばいなこれ。ただ、作るには素材がいったり魔力がいるのか。魔力だけで生成できるものもあるのな。素材があれば作れるようになるなら集めればいいな。そのうち、スリースターズとか作れるようになったら最高なんだけどな。魔力消費1で魔法剣乱れうちとか敵さん涙目だな。

 

「さて、もうすぐ夜が明ける。今日はジョブのことで手いっぱいだったが、明日からは本格的な訓練を始める。ではまた会おう」

 

「ういっす」

 

 

 

夢での意識が切れると同時に現実で目が覚める。

 

 

「さて、今日も頑張っていこうかね。でもその前に、ジョブチェンジできるかやってみるか」

 

俺は確かめるために黒魔導士にジョブを変更した。すると夢の中と同じように、黒いロープ姿になった。

 

「よしよし、できたな。さて、あいつらの分まで朝飯作るか」

 

あれ?完全に思考が主婦になってんぞ。あれ?…やめよう深く考えても無駄だわ。そういえば、向こうでも活動したのに全然疲れてないな。ラッキー

 

今日の朝ごはんはハムエッグだ。あとはコンソメスープと付け合わせのサラダだよ。そろそろお米が食べたいとです。もともと米派だっただけにここ数年食べれていないのはつらい。

 

「あいつら起きてこねえな」

 

今7時30分だぞ、施設に行く時間が何時かわからんがいいのか?

 

「おはよう、フリード早いね」

 

そう思ってたらジークが起きてきた。

 

「おはよう。デュリオは?」

 

「ああ、そろそろ起きてくるんじゃないかな?でも、彼は朝は弱いから」

 

朝が苦手なのか。わからんでもないけど、俺は朝は早かったから無理やり克服したけどな。そう考えてたらデュリオも起きてきた。

 

「うあ~、おあよう」

 

あ、こりゃだめだわ。頭寝てんな。

 

「とりあえず顔洗って来い話はそれからだ」

 

「は~い」

 

何とも気の抜けた返事だな。こいつ将来教会最強とか言われるんだぜ。人は見かけによらないよな。

 

「そういや、今日の予定って何だ?」

 

「さあ?とりあえず施設にはいくよ。9時にね」

 

「いつもは何してんだ?」

 

「いつもは訓練とかだよ」

 

ジークと話をしていたら、顔を洗い終えたデュリオが戻ってきた。

 

「ふ~ん。まあとりあえず飯にしようぜ。いただきます」

 

「「いただきます」」

 

今日からあの施設で訓練するのかなにするんだろうな。そんなことを考えながら、俺は飯を食った。

 

「ごちそうさまでした。食い終わったら流しに置いといてくれ一気に洗うから」

 

「わかった」

 

「そういえば、フリードちんっていろんな魔法使えるよね?水使ったり風使ったり」

 

その気になれば時間も操れるようになりますがなにか?

 

「うん、それが?」

 

「さも当然みたいに言ったが、ふつうは無理な話なんだがな。魔法に属性をつけること自体厳しいうえに、自在に操ることができるなんてすごすぎるんだが」

 

「俺みたいに何か神器持ってるの?」

 

「神器?んなもんないけど」

 

そう言ったら、二人が完全にフリーズした。

 

「お前ら固まるのもいいけど施設行こうぜ。そろそろ時間だろ?」

 

二人は無言のまま頷き支度を始めた。解せぬ

 

二人とも移動中は終始考え事をしていた。

 

なんか変な雰囲気のまま施設についた。施設には既にじじいともう一人別のおっさんがいた。俺はおっさんに目もくれずじじいのもとへと走った。

 

「くそじじいぃぃぃいいぃ!」

 

飛び蹴りを仕掛けた。でも、簡単に止められた挙句足をつかまれ宙ぶらりんになった。

 

「む、フリードか朝から元気のいいことだな」

 

「うるせえ!お前どういうことだよ!?生活水準が低すぎるだろ!」

 

「猊下、彼が?」

 

おっさんがじじいに聞いた。俺の話は無視ですか?コノヤロー

 

「うむ、昨日ここに連れてきた」

 

「話を聞けや、くそじじい。後下ろせ頭に血が上ってきた」

 

俺がそういうとじじいが手を離し、そのまま地面にぶつかった。

 

「ふごっ」

 

「話なら後で聞こう」

 

「「おはようございます」」

 

やっと二人が追い付いてきた。

 

「おはよう二人とも。今日は、クリスタルディにも来てもらった」

 

「久しぶりだな。二人とも」

 

「お久しぶりです。クリスタルディ先生。今日はどうしてこちらへ?」

 

ジークとクリスタルディとかいうおっさんが話し始めた。

 

「今日は、ストラーダ猊下に誘われて彼を見に来たのだ」

 

そういっておっさんはこっちを見た。

 

「俺?」

 

「ああ、猊下がなかなか面白い奴が来たとおっしゃってな」

 

何が面白いというのか。あれか?ギャグセンス的な?

 

「今日の予定だが、フリード、私と模擬戦をしてほしい」

 

え?模擬戦?無理に決まってんじゃん。まともに戦ったことないんだけど。この前のは戦闘とかとは違うだろ。不意打ち的な何かだし。

 

「俺、まともな戦闘なんてしたことないんだけど」

 

俺がそういうと、後ろからデュリオに肩を叩かれた。

 

「安心するっすよ。フリードちん。俺も最初からいきなり模擬戦したから」

 

デュリオさん、目が死んでますやん。一体何があったんだよ。マズイ匂いしかしないよね。これ

 

「何、気にすることはない。手は抜く」

 

そういう問題じゃねえええ!

 

「さあ、移動しよう」

 

「いやだあああ!死にたくないいいいい!」

 

俺の抵抗むなしく、じじいに連行された。

 

 

 

で、訓練場みたいなところに連れてこられた。俺にとってはこの場所はもう死刑場にしか見えないんですが…

 

「さあ、始めようか。どこからでもかかってるといい」

 

さあってなんだよぉ。こっち納得してないよぉ。まあやるからには一矢報いたいな。さてどうしたものか。

 

「ジョブチェンジ、モンク」

 

とりあえず、物理重視でやってみっかな。モンクにジョブチェンジしたことで服装も変わる。上はタンクトップになり下も動きやすい材質のものに変わった。

 

「…ほう、なかなか面白いものを持っているな」

 

じじいは少しだけ驚いた顔をしたがすぐに顔つきが戻った。

 

「んじゃあ、いっちょお願いしますっと!」

 

一気に間合いを詰め、握った拳をじじいの腹目掛けて繰り出すが容易く止められてしまう。やっぱ、この程度じゃ届かねえな。そういや、思い出したけどじじいもおっさんも超強いんだったな。最近原作の記憶が薄れつつあるな。定期的に思い出さないからだろうけど。まあ、気にしてても仕方ないか。それよりも目の前の奴だな。

 

「なかなかのパンチだ。だが、まだまだ踏み込みが足りんな」

 

じじいからの反撃の拳が繰り出される。俺はすんでのところで避け、飛び退いた。今の体で一発でも貰ったらアウトだな。とはいえ、ダメージも通らないんじゃあ攻撃しても意味がねえな。モンクの『ためる』を試すか。

 

「ハアアア!」

 

体の内側から気のエネルギーを生み出し体に充満させる。初めてにしてはなかなかうまくいってるな。それにしても、この技少し時間がかかるな。実戦で使うにはもう少し鍛錬しないとな。

 

「たまったな。行くぞ!オラァ!」

 

さっきよりも早く踏み込み、もう一度腹部目掛けて拳を放った。今度はきちんと命中した。手ごたえはなかなか。

 

これは効いただろ!

 

だが現実はそんなに甘くなかった。

 

「軽いな」

 

しまった!腕をつかまれた!

 

「気を使うのには、驚いた。だが、肝心の攻撃がまだまだだな。踏み込みも甘ければ、体重が全然乗っていない。故にお前の拳は軽い」

 

クソっ、ぼろ糞に言いやがって。さっきから何度も掴まれた腕をはなそうともがくが全くびくともしたい。

 

「その身で味わうといい。これが攻撃というものだ!」

 

俺は、じじいから繰り出される拳を避けることが出来ず顔面でもらい吹き飛ばされた。

 

めちゃくちゃ痛いけど意識はある。手を抜かれたな。勝てるとは思わないけど、マジで一矢報いたい。このままで引き下がれるか!

 

「ジョブチェンジ、黒魔導士」

 

「手品師のような力だな」

 

うるせえ、調子に乗ってられるのも今のうちじゃい!

 

「ファイラ」

 

地面を炎が這う。

 

「甘いぞ」

 

じじい、軽くジャンプして避ける。甘い?甘いのはどっちだろうな?

 

「予想通りだ。ブリザド」

 

軽くジャンプしたところにすかさず氷塊を出現させ落とす。じじいは空中でその氷塊を拳で砕いた。注意が氷塊にそれたな。じじいが着地した次の瞬間、地面から火柱が上がった。俺が最初に放ったファイラだ。ファイラを設置型にしてみたがなかなか効果あるな。これ他の魔法も大量に設置出来たらかなり戦闘のバリエーションが増えるな。さて、ダメージはいかほどに…

 

「ふむ、なかなか悪くない攻撃だが、相手が悪かったな」

 

服を少し焦がしただけか

 

「待つのも悪くないが今度はこちらから攻めてみよう」

 

じじいが猛スピードで突進してくる。

 

「ッ!ブリザラ!」

 

自分の目の前に氷柱を出現させ壁を作る。無駄だろうけど、一瞬でも時間を稼げればいい!

 

「ふんっ!」

 

じじいが氷柱を拳で破壊する。だが、氷柱破壊した先には俺はいない。

 

「上か」

 

じじいが空を見上げた先に俺は陣取っていた。本来飛べないがエアロを足元に集めなんとか浮いている状態だ。この状態は結構魔力を食うから辛かったりする。でも、最後の一撃のために仕方ない体勢ではある。

 

「むんっ!」

 

上空にいる俺の方へ跳躍して向ってくる!魔力の残りも少ねえ。ラスト一発!もう少し近い距離で…ここ!

 

「この距離なら防御できねえだろ!サンダラ!!」

 

最後の魔力を振り絞って最大威力で放った。

 

「防御は出来んな。だが!」

 

マジかよ!空中を蹴って二段ジャンプだと!?スマ●ラじゃねえんだぞ!

 

「終わりだな」

 

「しまっ」

 

魔力の切れた俺はなすすべなくじじいに顔面をつかまれた。そして、そのまま俺は地面へとたたきつけられ気を失った。意識がなくなる寸前俺は思った。いつか必ずこの爺を超えて見せると。

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

私は今日、ストラーダ猊下に誘われて戦士育成機関に来ていた。猊下からは見どころのあるやつが来たと聞いていた。最初に彼、フリードを見た時は何の変哲もない子供だと思っていた。だが、実際模擬戦が始まると別人のように変わった。

 

模擬戦の最中、デュリオとジークは食い入るように模擬戦を見ていた。

 

彼の能力は異質と言っても差支えないだろう。多彩な魔法、近接戦闘、粗削りではあるが一応の戦術。模擬戦の結果は当然の結果ではあるが、猊下の服が焦げるとは思わなかった。ジークは魔剣を使用しデュリオは神滅具を使用した時でさえ無傷であったのだから、彼の実力はなかなかのものだろう。これでまだ6歳というのだから末恐ろしいものだ。

 

彼は鍛えれば、将来私や猊下を超える逸材になるだろう。教会最強と言われる可能性も大いにある。それは、デュリオやジークにおいてもそうだ。彼らも恐ろしいほどの素質がある。この時代にこれほどの逸材が3人も現れるとは喜ばしいことなのだろうな。明日から、また訓練が始まる。私の役目は彼らを正しく導いてやることだ。明日からまた厳しく指導していくとしよう。

 




魔法はFFのいろんなシリーズをもとに考えていますので、同じ魔法でも使い方が違ったりしています。次回は時代が少し飛びます。あんまりちまちまやっても話が進まないので。それにしても、戦闘描写って難しいですね。(白目)

また頑張って書きます。

では、ありがとうございました。
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