第1話では、舞子が妖怪勇者に目覚めます。
文才がないので許してください。
第1話『私が妖怪勇者?』
5月16日…
今日は舞子の誕生日。
舞子も今日から14歳。
「ふう…もう朝か…おおっと、今日は私の誕生日だね」
「おはよう、お母さん」
「おはよう、舞子も今日から14歳なのね。誕生日プレゼントは、何と…」
「えへへ、それは放課後のお楽しみだよ。じゃあ、行ってきます!」
舞子はパンをくわえ、家を出る。
「「行ってらっしゃい」」
「おはようごさいます、先輩方」
「おはよう」
舞子は出会った先輩に挨拶をする。素直な舞子はこれが日課だ
「おはよう」
「おはよう(ございます)」
無論、後輩や同級生にもだ
「ねー舞子、今日から14歳だよね~羨ましいなあ~」
「も~ミカも来月でしょ?」
「それはそうだけど…」
「はーい、皆席につけ」
先生が来た。今から授業が始まる。
「ではこの問題を…星野さん」
「はい、15の一次関数は、~です」
「その通り!」
「さすが学年一位ということもあるな…」ザワザワ
舞子は勉強も得意だ。定期テストでは最初の2回こそ3位に甘んじたが、以降はずっと1位だ。
その日の放課後…
「舞子の14歳のプレゼントって、何?」
「明日のお楽しみだよ」
「へぇ、そうか…舞子の事だから、教えてくれるのかと思った」
「あっ、ミカごめん!」
「いやいや、怒ってないよ。それじゃあね」
「バイバイ!」
「ただいま」
「お帰り、誕生日プレゼントよ」
「どれどれ…あっ、スマートフォンじゃん!」
「お父さん達からのプレゼントだぞ」
「ありがとう!」
舞子の通う明美中学校では、学校にスマホを持ってきてもよいということになっている。事実、全校生徒の60%がスマホを学校に持ってきている。
翌日…
「ちょっと星野、来てくれよ」
「どうしたの田中?」
田中に連れられた舞子が見たものは…
「なっ…」
「見ろよ星野。何か変だと思わないか?昨日までこんなの無かったのに。しかも開けようとしても開かないんだ」
「…あっ、ここにスマホをはめ込めば、開くのかな?」
「星野…あっ、誕生日プレゼントか」
「Yes.」
舞子の予想通り、スマホがはめ込まれた。
そのときだった。
パカッ!
「星野!」
突如扉が開き、舞子は物凄い力で吸い込まれた。
「えっ、ちょっと何?」
バタン!
舞子が吸い込まれた後、扉が閉まった。
「イタタ…ここはどこ?」
「星野舞子さんだね」
「ふぇぇっ!?あなた達は誰ですか?」
「私は妖怪勇者支部の最高権利者、悠木 弘(ゆうき ひろし)だ。なぜ君を呼んだかは他でもない、妖怪勇者になり、この世界を救って欲しい!」
「妖怪…勇者?何ですかそれは?」
「一言で言うと…妖怪と人間が融合した姿だな」
「ゆ、融合!?それかなりヤバイですよ!?」
「大丈夫だ、いつもは普通の人間、妖怪だ」
「それなら良かった…」
「おっと、もうそろそろ授業が始まるか、後はスマホに入れておいた妖怪に聞いてくれ」
すると、光に包まれ、目覚めるとそこは学校だった。
(なんだったんだろうさっきのは…妖怪勇者何て言っていたけど、本当にそんなのあるのかな…)
舞子がそんなことを考えている時だった。
(なっ、なんなの!?)
窓を見つめていた舞子の目の前に、怪物が現れた!
ウーッ、ウーッ、ウーッ
舞子のスマホが突然鳴り出し、『警報 ルシフィング襲来』という文字が現れた
「なっ、ルシフィング!?前々から聞いていたが、まさか本当に来るとは…皆、体育館に避難だ!」
(ルシフィング…でも、私たちにできることは…)
その時だった
「舞子…舞子!」
「ふえっ、あなた誰!?」
「オラはコマさんズラ、取り敢えず外に出るズラ!」
「えっ、でも…」
「舞子は妖怪勇者ズラ!舞子が行かないと皆死ぬズラ!」
「えっ、あれって夢じゃなかったの!?」
「そうズラ、早くいくズラ!」
タッタッタ…
舞子は途中まで皆に同行し、途中で分かれた。
「あれがルシフィング…」
「そうズラ、ルシファーによって召喚された怪物こそルシフィングズラ!」
「…でも、どうやって妖怪勇者になるの?」
「舞子が話を受けている間に、アプリをインストールしておいたズラ」
「えーっと、これ?」
「その中の一番大きなアイコンを押すズラ!」
「こうか。うわっ!?」
突然舞子の体が光に包まれ、少しずつ服が変わって行く。
光が消えると、舞子は桃色を基調とした学者のような衣装を着ていた。
「なっ、なんなのよこれ!?」
「これこそルシフィングと戦える唯一の存在、妖怪勇者ズラ!」
「OK、何となくわかった」
ルシフィングが襲い掛かる。
「えいっ!」
危なげなくかわし、ルシフィングに反撃する
「グホッ!」
「あっ…なるほど、悪くないじゃん!」
「ハッ、きゃあっ!」
ルシフィングの反撃を受ける舞子。
「ダメージはそんなに大きくないけど…何度も受けたらこっちがくたばるかもね…」
再び襲い掛かるルシフィング。今度は高威力の連続攻撃だ。
「くっ、ううっ!」
舞子はとっさにガードの体制をとるが、高威力の攻撃は舞子にかなりのダメージを与えた。
「くっ…」
ドサッ…
舞子はどっさりと膝をついた
「舞子!大丈夫ズラ!?」
「大丈夫じゃ…ないかも…でも、今私が負けたら、皆は…」
「その意義ズラ!今こそ舞子の実力、見せてやろうズラ!」
「分かったけれど…どうやって倒すの?」
「またさっきのアプリを起動して、2番目に大きいボタンを押すと、必殺技が発動するズラ!」
「了解!」
舞子がボタンを押すと、舞子の体が桃色に包まれ、両手が人魂に包まれた。
「って、熱…くない?」
「今の舞子には炎に耐性を持っているズラ、だから暑くないズラ!」
「成る程…よし、いくよ!ひとだま乱舞!!」
飛ばした人魂は軌道がずれることなく、ルシフィングの脳天に命中した。
「アアアアアアア…」
「ふう…倒したの?」
「そうズラ」
「ってあれ?どうやったらもとに戻れるの?」
「変身したときと同じボタンを押すと戻るズラ」
「分かったわ」
舞子が変身を解こうとしたその時だった。
「なるほど…あなたが現時点での最新の妖怪勇者…希望に溢れている…」
姿はよく確認出来ないが、それでも凄い悪に溢れていた。
「あっ、あなたは!?」
「私はルシファー。貴方が力をつけ、いずれまた会うときが来るでしょう。そのとき私は貴方を絶望の底に落として差し上げましょう。それでは…」
「くっ…」
ルシファーの声に少し戸惑ったが、今はそんなこと気にしないということで、舞子は変身を解いた。
その日の夜、舞子は何で自分が選ばれたのかと思い、コマさんに尋ねた。
「コマさん、どうして…私が妖怪勇者に?」
「それは…オラにも分からないズラ。1つ分かることは、ルシフィングは1週間に1回ぐらいの頻度で現れるということズラ」
「成る程…妖怪勇者と勉強の両立は大変ぽいね…じゃあ、お休み」
「お休みズラ…」
その頃…
「星野舞子…一度手合わせしてみたいものだ…1か月後くらいにな…フッフッフ…」
ルシファーは1か月後、舞子に勝負を挑むようだった。
というわけで第1話でした。
今回は重要キャラが一人登場しました。
悠木 弘(ゆうき ひろし)cv.田中真弓
妖怪勇者支部の最高権利者。娘をルシファーに惨殺された過去を持ち、ルシファーを強く憎んでいる。
次回第2話『とても可愛いコマさん』