GOD EATER2 ~神速の神機使い~   作:etilltwice

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最近まで忙しくてやっとRAGE BURSTが買えました。
2はすでにシナリオは全て終わらせていますが、引継ぎをしないで始めからやっているんですがどうも2とRAGE BURSTのシナリオ上でするミッションが微妙に違うみたいです


適合試験

「気を楽になさい。貴方はすでにえらばれて、ここにいるのです……」

 

ゆったりとした女の人の声が部屋に響いた。

なんでも僕は今からここでごっどいーたーになるらしい。

ただ、ごっどいーたーになったらアラガミを倒せるとか正直言って眉唾物だと思うなぁ。

よく分からないけど、生活が楽になればそれでいいか。

そういえば試験があるとかいってたけど何をするんだろう。

おらくるさいぼうを体に打ち込むとか言っていたけど、それだったら何で僕は仰向けでベッドに横たわってるんだろう?

周りを見渡してみても、人どころかそれっぽい機械もほとんどない。

あるとしたら今寝そべっているベッドと天井にある変な機械だけ。

 

「今から貴方には、対アラガミ討伐部隊『ゴッドイーター』の適合試験を受けて頂きます」

「うわっ!?」

 

急に右側に赤い柱が飛び出してきてつい声が出た。

何もないと思ったら下に収納してたんだ……

赤い柱は直ぐに途中から折れ、折れた部分が横になり、表面がスライドして中身が出てきた後に僕のベッドの横に並ぶようにくっついた。

そこにあったのは白と黒の凹の字の形をしたものが二つ、穴が向かい合うように置かれているのとその向こうによく分からない何かだった。

それは剣の根元が膨らんでいるうえに銃口が生えていて、さらに横には板みたいなものがついているようなものだった。全体的に色が青く、剣の刀身の部分はまるで氷細工のように透き通っていて凄く綺麗だ。

 

「フフ……見とれるのは構いませんが、楽しみは後に取っておいてはどうですか?」

 

う……いつの間にかずっと見つめていたのかな。

なんかお母さんに微笑ましげに見られていたような気分だ……

頭を切り替えてとりあえず今は試験だ。

これは……とりあえず柄の部分を握ればいいのかな?

とりあえず右手を伸ばして掴む。

すると、左右にあった凹が急に迫ってきて右腕を挟みこんでくっついた。

あ、これ腕輪だったんだ。

それはそうと試験ってこれで終わりかな?意外とあっさりしてるね。

とりあえず体を起こ……

 

 

……腕輪が固定されてて動けない。

えーと、まだ終わりじゃないのかな?

なんとなく正面を向くと、存在を忘れかけていた天井の奇妙な機械の見えていた部分が開き、中からドリルのようなものが顔を出し、高速回転を始めた。

え?何あの絶対に人に使ってはいけなそうな形をしたもの!?

なんかまた声が聞こえた気がするけど僕は今それどころじゃない。

そして、次の瞬間、ついにドリルが降りてきて腕輪に叩き込まれた。

!?痛い!?

イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ

痛いなんてレベルじゃない。

体の中に熱した棒を突っ込まれたような感覚が一瞬で腕から這い上がり、全身を包み込んだ。

あまりの激痛になすすべもなくただ喚き散らしながら転げ回る。

 

しばらくそうしていると次第に激痛は引いて行った。

そこで初めて床に寝転がっているのに気付いた。

このまま休んでいたいけど床は汚いかもしれないから起きよう。

起き上ろうとしてみるがさっきの激痛のせいか足が震えている。

……ダメだ。立てない。

仕方がないから手に持っているものを地面に突き刺し、それを支えにして立ち上がる。

……?今何を支えにした?

見てみるとそれはさっき台の上にあった何かだった。

我を忘れるほど苦しかったのによく放さなかったなぁ……

うわ、なんか腕輪から黒い煙が上がってる……

 

「おめでとう……これで貴方は神を喰らう者『ゴッドイーター』になりました」

 

見計らったかのように掛けられた女の人の声を聞いてようやく終わったことが実感できた。

ただ、手を握ったり開いたり、体を見渡したりしたけど何も変わった気がしないな……

本当に大丈夫なのかな?

 

「そして、これから更なる『血の力』――」

 

僕の心配をよそに女の人は急に熱っぽく語り出した。

……何を言っているのかさっぱりだ。

ごっどいーたーすらよく知らないから当然か。

よく分からないけど取りあえず真剣な顔をしておこう。

 

「――まずは体力の回復に努めなさい……貴方には……期待してますよ。」

「はい」

 

叫びすぎたせいか少ししゃがれた声が出て、僕は顔をしかめた。

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