IS -エセヘタレと生徒会と兎耳と飯屋の娘と……って多いっ!!-   作:惰猫

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第十三話 風邪のとき看てくれる人にかなり心惹かれますよね

ちくせう……。

この一言から始まったのには理由がある。

 

あの出来事から少し経って後一日でクラス代表戦って所まできた訳なんだが、

オレの体調がすこぶる悪い。

偏頭痛持ちではないのに頭痛に苛まれて、吐き気までする始末。

こんな状態で大丈夫なのかねぇ?

 

ま、取り敢えず今はバ○ァリンを二錠飲んでクラスに行くことにする。

このままの状態でいたらまた気絶落ちしそうだけどニャ。

でも、休んだら織斑先生に殺されるような気もするし、行くしかぬぇんだよねぃ。

なんというか、織斑先生の存在がオレの胃を痛ませます。

ついでに、寿命も縮めてるような気がしますニャ。

 

「海斗、顔色悪いけど大丈夫なの?」

 

「んぁ?ムリっぽいケドですねぃ、授業を受けることを強いられているんだッ!」

 

キリッ。

そんな顔をしたような希ガス。

やぶぇ、今頭の中で何を考えているのか自分自身でも解らぬぇ。

 

「……本当に大丈夫?なんなら私が休んで看てあげるわよ?」

 

「休んじゃダメですぜぃ?お兄さんは大丈夫だから大丈夫なので大丈夫なんですよぅ」

 

「もう寝ておきなさい!」

 

あぅ、怒られましたぜぃ。

 

「織斑先生には連絡しておくから今日は寝ていなさい!これは命令だから破っちゃだめよ?」

 

……さて、頭が痛いでげす。

しょうがないから、熱を測りましょうかニャ。

 

と、計ってみるとなんと39℃。

あらまぁ、コレはコレは……。

ま、なんにせよ時間は出来たんだからスカ○プでも……。

 

「今日一日PC触っちゃダメだからね」

 

「なん……だとぅ……?」

 

畜生めぃ!!

ま、それは置いておくとして本気で風邪ですかぃ……。

3日ぐらい徹夜して犯人捜しをしてたのが仇になったのかねぃ?

 

閑話休題

 

で、だ。

オレに今できることと言えば、運命の整備とバファ○ンを囓ることぐらいか。

 

あ、そうだ。

折角の休みだしゲームでもしておくか。

何だかんだで山のように詰んであるからねぃ……。

 

因みにその三割ぐらいがRPGとアクション系で残りの七割がギャルゲである。

エロゲは虚姉ちゃんに全部廃棄されてしまったから、ココには残っていない。

モチロン家に帰ればきちんと揃っている訳なんだが。

 

なんだかんだで、頭の中が整理出来る程に体調は戻ってきている。

多分、普通に過労だったんだろうニャ。全く、オレってばひ弱ですねぃ?

 

え?三徹したらそりゃ体調壊すって?

しょうがないじゃん?オレは早くぶっ潰さなきゃいけないんだからさぁ。

 

「さて、PSP版の恋姫でもしますかねぃ」

 

閑話休題

 

さぁ、やること無くなったぞ。

何故ゲームしていて頭痛が治まらなくなったんだろうか……?

痛いのやだし、もうゲームはしないとして、だ。

さて、どうしたものか。

 

「海斗、起きてる?」

 

「あぃあぃ、起きてますよぃ?」

 

「お粥作るけど食べられるかしら?」

 

「楯無姉ちゃんの作った物なら例え泥団子でも食べるよ」

 

コレは本当である。

実際、小学生くらいの時に悪戯で作った泥団子を少しだけ食った。

モチロン不味いところではないんだけど、なんか食べられたんだよねぃ。

 

「もう、あんなことはしないわよ……」

 

「もう、コレなら授業受けていた方が暇をつぶせたね。流石に暇すぎるよ」

 

「ま、そうでしょうね。

 と言うか、てっきりPSPしているモノだと思ってたんだけど、……意外ね」

 

「いや、してはいたんだけど頭痛が始まって治まらなくなってしまったから流石にやめたよ」

 

「あ、やっぱりしてたのね」

 

えぇ、その通りでござんすよ。

ま、それは置いておいてお粥がオレの目の前に置かれる。

食欲が無かったのだが物凄く美味しそうだ。寧ろ美味しくなければ可笑しいのだ!!

 

……頭痛い。

取り敢えず手をつけてみると、ほんのり生姜の味がした。

うむ、美味しいです。本当に有り難うございました。

 

「どう?自信はあるんだけど」

 

「とっても美味しいです。はい」

 

なんというか、オレの為にしてくれたってことを考えると涙が出そうになるね。

感動だね、感動。

 

さて、取り敢えず楯無姉ちゃんはあの出来事知ってるのだが、犯人を捜すの進んでるのかニャ?

オレは全く進んでいませんとです。

こんな時に某めだかの箱の主人公がいてたらなぁ、と思うね。

あの人シューズと怪文書をみただけで犯人の特定ができるんだから凄いよね。

 

「犯人は見つかったの?」

 

我ながらストレートだと思います。

でも、コレのがわかりやすいし良いんじゃないかニャ?

 

「大体絞れてきてはいるわ」

 

「おぉ、流石ですな」

 

「ま、それにしても海斗の目の前で簪ちゃんを狙うなんてバカねぇ?」

 

「む?どういうコト?」

 

「解ってないの?海斗って多分この学園で三番目に強いわよ?」

 

……!?

新事実発覚ですか!?

いやいやいやいや!それはぬぇ筈ですよ!?

オレ以外にも強い人はいるはずだ、例えば二、三年の専用気持ちとか……。

 

「私の知り合いに聞いたら『あの子には勝てる気がしないわ……』って言ってたわよ?」

 

「なんですと!?……ッツゥ、頭が痛い」

 

自分で大声で叫んで自分で頭痛を呼び覚ますなんてニャ。

それにしても、そんなコト無いのにねぃ?

オレ自信はそんなに強くはぬぇですし、おすし。

 

閑話休題

 

さて、放課後である。

あの後は普通に寝て、起きたら体調が全快していた。

 

兎にも角にも、コレで簪ちゃんを万全の状態でフォロー出来るってことだ、こんなに嬉しいことはない。

 

さて、と。

簪ちゃんのいるところに向かいましょうかねぃ?

 

と、思ったら簪ちゃんがコッチに走ってきた。

 

「……もう、身体は大丈夫なの?」

 

「応よ。簪ちゃんの打鉄三式の最後のチェックをしようかね、と思ってね」

 

そういって、整備室に入ると本音ちゃんが座ってた。

コッチへ振り向いたので、どうしたのかな?と思うと怒られた。

 

「未だ寝てなきゃダメでしょ!!」

 

「いや、体調は全快s」

 

「関係ないよ!!」

 

「いや、そn」

 

「早く帰って寝て!!」

 

……身体を思ってくれるのは物凄く嬉しいんですが、最後のチェックぐらいさせて欲しいです。

 

「……しょうがないか~、明日がこの子の初お披露目だし~。

 でも、一寸だけだよ~?あんまりやり過ぎてるとまた体調こわすからね~」

 

「有り難う!!」

 

さて、明日に備えるか。

っと、その前に……。

 

 

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