IS -エセヘタレと生徒会と兎耳と飯屋の娘と……って多いっ!!-   作:惰猫

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第十六話 スカ○プ中の三人の様子ですぜぃ、お兄さん。

-ポンパンポンパポンパン♪

 

「もすもすぅ?終日ぅ?」

 

「あ、兎さん?」

 

「こんにちは~」

 

何時も夕方の5時から7時迄この三人で会話している。

常に三人で、他の人と『バカイト』が喋ってる場合は二人とも会話が終わるまで待っている。

リアルであれば正直怖い。

 

因みに、だ。

この二人と知り合ったのは某動画サイトの生放送である。

『バカイト』がやっている【ゆったりまったりぐうたらラジオ】という放送で凸者として来たのだ。

その日の『@兎っ娘』は微妙に機嫌が良く凸者として来たのだが、何故か叩いた奴が居たのだ。

その時に『バカイト』がその叩いた相手に、凸をして謝らせたのがこの関係の始まりである。

 

『バカイト』と『ゼロス』の関係が始まったのはコラボである。

偶然『ゼロス』の放送を見に行っていた『バカイト』がノリでコラボしませんかとコメを送った所、

本当にコラボが出来てしまい、そのまま仲良くなったのである。

『ゼロス』と『@兎っ娘』は『バカイト』繋がりでそのまま仲良くなった。

 

「あ、そう言えばオレゼロスさんと偶然会ったんですよぃ」

 

「吃驚しましたね、アレは」

 

「ほぇ~。私も会いたかったな~」

 

「今度オフ会でもしてみるかぃ?」

 

「もしオフ会したら、多分物凄く驚くと思うよ~?」

 

「私はバカイトさんが意外にイケメンで驚きましたよ」

 

「へぇ!こういう子はフツメンがブサメンな筈なのにねぇ」

 

「私もそれに同意しますよ」

 

「ひ、ヒデェ……」

 

『バカイト』はリアルでは否定するが、こういう友人にはネタとして否定しないでいる。

 

「それにしても、今度一度本気でオフ会してみたいですね」

 

「確かに。こういう関係になって2年だもんな」

 

「そうだね~……。私は一寸微妙だけどね」

 

そういう『@兎っ娘』は何処か寂しげに感じた。

そんな空気で放っておかないのがこの『バカイト』である。

 

「なら、ウェブカメラでやってみます?アレなら事情があっても外には出なくて良いですし」

 

「あ~、確かにですね」

 

「……なら、今度までに整備しておくけど」

 

『バカイト』は不安そうに声を出す、『@兎っ娘』にこういった。

 

「大丈夫。例え貴方が世界で一番なお姫様でも、ISを作った篠ノ乃束でも、実は男でもオレは

 変わらず会話したいですし」

 

「そうですよ!私たちは直接は繋がっていないですが、兎さんが誰であろうと崩れない関係

 だって思ってますから!」

 

「……うぅ。有り難うね?」

 

「だって、オレにとって二人は最高に大切な人たちですから」

 

この天然誑しの救えない点である。

こういうセリフをポンポン生放送でも出す物だから、人気が鰻登りである。

いつでもコメントの絶えない放送で、凸したいという人も絶えないので軽い有名人である。

 

「……一寸待ってて、すぐ整備するよ」

 

「なら、オレも付けておきます」

 

「私はバカ兄貴に借りてきますよ」

 

閑話休題

 

全員の準備が終わって、カウントダウンを始める所である。

 

「じゃ、カウントダウンを始めますよ?」

 

「3」

 

「2」

 

「1」

 

「「「0!」」」

 

そういって映し出されたのは……。

 

『バカイト』は『世界で弐番目の男の操縦者』。

『ゼロス』は『紅い髪をした美少女』。

そして『@兎っ娘』は……、『ISの制作者』である。

 

「ま、まさか、言ったことがキッチリ合うって、オレ天才じゃね?」

 

「……なんか、私だけ容姿が貧相です」

 

「え?え?質問攻めとかしないの……?」

 

「……?最初に言ったじゃないですか?例え貴方が世界で一番なお姫様でも、

 ISを作った篠ノ乃束でも、実は男でもオレは変わらず会話していたいって。

 あと、ゼロスちゃんは貧相とか世の女性に喧嘩売ってるから」

 

「……グスン」

 

「え!?ちょ!?どうしたんすかぃ!?」

 

「あ~、バカイトさんが泣かした~♪」

 

「あ、あぅ……」

 

「……ふふふ、嬉しいんだよ♪」

 

「ま、兎にも角にもこれからも宜しく頼みますよ?お二人さん」

 

「モチロンですとも♪」

 

「うんっ♪」

 

「あ、それと兎さんは覚えてるか解りませんが、コレ」

 

「……!?」

 

「どうしたんですか……って!?IS!?」

 

「そ、それは……」

 

「半ば押しつけられたISコト運命ですぜぃ」

 

「す、凄い。ほ、本当にこんな偶然なんてあるんだね……」

 

そういった『@兎っ娘』は心底驚いている。

モチロン『ゼロス』は驚きすぎて逆に冷静になっている。

 

「ま、コレのお陰で色々出来るようになったけどニャ」

 

「あ!私も来年IS学園入学するつもりなんで、入学したら操作を教えてくれませんか?」

 

「モチロン、良いぜぃ!」

 

「と、取り敢えず今年の臨海学校に出没するつもりだから、見つけたら声を掛けてね?」

 

「モチのロンですよぃ」

 

閑話休題

 

あの後も三人は顔出ししながら駄弁っていた。

例えば、『ゼロス』のISを作ろうか?とかいう話であったり、

例えば、バカ兄貴が女性と顔出しして喋っていたコトを見つけた時のことを話したり

例えば、自分の幼なじみの可愛さアピールをしたり、

例えば、自分の妹の可愛さをアピールしたり。

 

そんなこんあで時間は過ぎて行き、落ちる時間になった。

 

「じゃ、また今度顔出しして話しましょうか?」

 

「ですね!物凄く楽しかったですよ!!」

 

「だね!私も人生で三番目くらいに入る楽しさだったよ!!」

 

「そうだな……。今度は来月でどうすか?」

 

「「了解!」」

 

「じゃあ」

 

「「「乙でした」」」

 

 

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