IS -エセヘタレと生徒会と兎耳と飯屋の娘と……って多いっ!!-   作:惰猫

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第十七話 ゼロスのお兄さんはルークである。

明日は転校生が来るらしい。

因みに情報の正確さに定評のある本音ちゃんから教えて貰った。

後、ゼロスさんこと蘭ちゃんから、バカ兄貴がスカ○プで話していた人だとも聞いた。

ふむ、蘭ちゃんのお兄さんともスカ○プやってみたいニャ。

 

【任せて】

 

え!?ちょ、おま……。

 

-ポンパンポンパポンパン♪

 

……えぇ。

まさかの学校前に初見な人とスカ○プすることになるなんて……。

 

『……誰だ?』

 

「あ、すんません。急にかけてしまって。どうも、バカイトと申します」

 

フェイトェ……。

もうちょい確認とったりしようぜぃ?

結構キツいンだぞ?

オレ言って人見知りとかあるからニャ?

 

『……え!?あの有名な!?』

 

「え、え~と、まぁ多分貴方の知っているバカイトです」

 

『マジか!?そ、そんなバカイトさんが何故急に?』

 

「ぐ、偶然見かけた放送が『ルーク』さんの放送でして、一度話してみたいな~と」

 

『こ、光栄です!!【お兄五月蠅い!!】』

 

「あ、あはは」

 

『そう言っても!今、あの有名なバカイトさんと!!【え!?】』

 

うわぁお……。

フェイトさんの要らない気遣いのお陰で変な感じに繋がりやがったぜぃ……。

マジで一度シめてやろうかニャ……?

 

-ヒュイ♪

 

……承認っと。

 

「おはようさん、ゼロスさん」

 

『え、えと、何故兄貴と?』

 

『そ、それがさ!!』

 

「あ、やっぱりお兄さんだったのね」

 

知らないフリ、知らないフリ。

そう、オレは何も知らない。

コレは偶然なのである。

決して、ウチのISのAIがトチ狂ったコトをした訳ではないんだッ!

 

『……へ?』

 

「結構前にコラボしましてねぇ」

 

『……何故言わなかった!ら、ゼロス!!』

 

今、完全に蘭って言おうとしたニャ。

ま、知ってるからねぃ?

 

『ん~、特に理由はないよ』

 

「……ま、今度凸行かせて貰いますよ」

 

『ぜ、是非!!』

 

「っと、オレは学校前なのでこの辺で」

 

『りょ、了解です!!お疲れ様っす!!【五月蠅いぞ!弾!!】』

 

「うぉ、リアル名出ちゃったね……」

 

『と、取り敢えず乙です』

 

「はい、お疲れ様」

 

『乙です!学校頑張ってくださいね?色んな意味で』

 

……な、何というか凄かったニャ。

……ルークってチェスのルークなのかな?

でも、『ゼロス』と『ルーク』っつったら、テイル○じゃ?

 

ま、良いか。

いや、良くはぬぇか。

 

それはそれとして、だ。

楯無姉ちゃんと一緒の部屋になってかれこれ2ヶ月である。

毎週土日はオレを抱き枕にして寝るもんで、その日は基本理性との戦いである。

寧ろ起立するのを抑えきっている忍耐力が何だかんだで一番すり減っているけどねぃ。

 

「さて、楯無姉ちゃんは生徒会室に行ったし、マジ恋でも……」

 

と、PCを立ち上げようとすると。

 

-コンコン

 

「はぁい!」

 

……テラウゼェ。

つぅか、こんな時間に来るとかデビル空気読めぬぇな。

てか、オレの微々としかない幸福時間を邪魔するとか万死に値すんぜぃ?

 

「……篠ノ乃だ」

 

ぎ、ぎゃあああああああああああ!?

で、出たぁ!?ちょ!た、助けて!オレ、こういうホラーダメなんだってばよぅ!?

 

ま、嘘だけど。

 

「貴様に剣道の手合わせをして貰う!」

 

「……」

 

いや、頼みに来たのにアンタ何様ですかニャ?

ま、口には出すつもりぬぇけどさ。

 

「今から剣道場に来て貰う!」

 

「……」

 

いやいやいや、オレ了承してませんし。

と、言うより一言も喋っておりませんよ?

つぅか、お兄さんこれからエロゲしなくちゃダメなんですよねぃ。

と、言うわけで。

 

「遠r【では、行くぞ!】」

 

……折角、勇気出して断ろうとしたのにね。

もう、何というかエンジェル残念な子ですね。

 

「……本音ちゃんと約束しただろうが」

 

「……それでも、貴様とは一度白黒ハッキリさせなければならないッ!!」

 

もう、ダメだコイツ。早く何とかしないと……。

頭が痛いですニャ

 

閑話休題

 

てな訳で、ジャージを来て上から防具を着けております。

オレは剣道は未経験なのにニャ。

つっても、剣術、杖術、棒術、柔術は一応やっていますがねぃ。

 

「無制限三本勝負だ!行くぞ!!」

 

嫌です。

ま、今更口に出しても意味ぬぇだろうから何も言わないけどさ。

 

「……」

 

「めぇええええええええええん!!」

 

面を打ちに突っ込んでくる篠ノ乃さんを突きで吹っ飛ばす。

 

「グフッ!?」

 

「つ、突き有りッ!」

 

「……さっさとしてくれ」

 

「く、クソ!!」

 

次にオレは籠手を開けておく。

モチロン少し、ほんの少しな訳だが。

コレは隙を作っているわけで、剣道大会優勝経験のある篠ノ乃さんが突っ込んで来るわけ……。

 

「籠手ぇええええ!!」

 

!?

嘘……だろ……?

ま、まぁこう来てくれたんだったらオレは籠手抜き面(?)を打てる!

 

「めぇえん!」

 

「め、面有り!勝負あり!」

 

「……」

 

きちんと一礼はしなくちゃニャ。

 

「ンじゃ、帰らせて頂く」

 

何で、学校行く前に汗かかなくちゃいけぬぇんだろうか?

取り敢えず、風呂に入るがニャ。

 

ま、なんにせよもう突っかかってこないはず。

オレはそう信じたいね。

 

……あ。

織斑先生に言われてた課題忘れてた……。

や、ヤベェ……。

 

と、取り敢えず、あと五分でやりきる!!

 

閑話休題

 

「グフッ……」

 

はい、もちろん結果は無理に決まっていますよ、コンチクショー。

なんだ!なんだよ!!何ですかァ!?

全部あの篠ノ乃箒の所為だ!!面倒くさい、面倒くさい、面倒くさい!!

 

あ、そう言えば篠ノ乃って兎さんこと束さんの妹だったような……。

ま、またもや変なコミュニティが出来てらぁ……。

 

ま、それは兎も角として、織斑先生に呼び出し喰らうハメになったのは、本気で篠ノ乃の所為だ。

もう、最悪ですよ……。

 

「もう、何してるのよ海斗」

 

「んあ?楯無姉ちゃん何故ココに?」

 

「お弁当、今日は作ってないでしょ?」

 

「ン、篠ノ乃に嵌められた」

 

「……海斗が敬称外すってのは意外ね」

 

そうですかねぃ?

ま、それは置いておいて。

 

「じゃ、生徒会室にいきませうかね」

 

「……?なんで生徒会室?」

 

「彼処ポテチやらコーラやら一杯あるからねぃ」

 

「……身体に悪いわよ?」

 

「ま、何とかなるんじゃぬぇですか?って……ぐぇ!」

 

襟を持って引き摺られて行きました。

まさかのキョンくんスタイルですよ、お兄さん。

 

閑話休題

 

放課後である。

特に何もすることがない放課後である。

寧ろ、朝出来なかったマジ恋が出来る放課後である。

 

てな訳で、オレは帰ってマジ恋をするのだよ!

燕さん最高で御座います。

あの、キャラの感じが大好きでありんす。

 

「うし」

 

「あ、カーくん」

 

「ん?」

 

「お嬢様が呼んでたよ~」

 

「……生徒会で会議でもすんの?」

 

「おぉ~!何で解ったの~?」

 

「楯無姉ちゃんさ、昨日生徒会○一存読んでたんだよ」

 

……ま、いいか。

若干楽しみではあるしニャ。

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