IS -エセヘタレと生徒会と兎耳と飯屋の娘と……って多いっ!!-   作:惰猫

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第二十一話 膝枕って良いよな……。

気分転換に髪型を奥村さん風に変えてみた。

話し方も変えようかと思ったけど若干アイデンティティになってるからニャ。

……ついでにカラコンでもつけようかねぃ。

モチロン青、寧ろ群青のカラコンを付けようかニャ。

 

「一応、校則は守ってね」

 

「……校則に駄目って書いてあったっけ?」

 

「……書いてないわね」

 

「ま、付けないけどさ」

 

奥村さん家の燐くん風にしたけど似合ってんのかねぃ?

 

「どう?」

 

「結構似合ってるわよ。元々の顔も若干似てるしね」

 

ま、マジですかぃ……。

本気で新事実発覚だニャ……。

 

-閑話休題

 

「おはよ、簪ちゃん、虚姉ちゃん」

 

「……おはよう」

 

「おはようございます」

 

「今日はえらく珍しい組み合わせなんだな」

 

いつもなら簪ちゃんは本音ちゃんと、虚姉ちゃんは楯無姉ちゃんとなんだけどねぃ。

ま、別に組み合わせが違ってもどうということはないんだけどさ。

 

「そう言えば、虚姉ちゃんにコレ渡すの忘れてた」

 

「え?何ですか?」

 

俺は箱を渡す。

モチロン中身は内緒だ……、ってのは嘘で中に入ってるのはネックレスだぜぃ。

俺と束さんが共同で作ったISこと第三世代【雹華】だ。

因みに俺のISもついでに弄ってくれていつの間にか第四世代へとランクアップしてた。

無論、リミッターを付けている。

 

「……え?」

 

「……ISだよ」

 

俺は周りに聞こえないようになるべく小さい声で話す。

 

「!?」

 

「……どうやって作ったの?」

 

「……フフフ、宇宙1の大天災と共同で作ったんだぜぃ」

 

因みに本音ちゃんの分も既に出来上がっている。

あ、紹介しておくと雹華は現三世代機で一番射撃能力が高い。

ついでに機動力も結構高い。

つまり、だ。ガン○ム00のロッ○オン氏の機体みたいな物だニャ。

 

「……あり、がとう」

 

「……ま、喜んでもらえたなら幸いだよ。

 因みにその子は【月光社】という会社のテストモデルってコトになってるから」

 

この会社の名前に特に他意は無い。

敢えて言うならどこぞ生徒会の会長の名前なんだけどな。

 

「……解りました」

 

「そら良かったです」

 

一人だけ専用機を持っていないとか嫌だもんな。

普段は何も言わないかも知れないけど、心の中ではきっと仲間はずれだと思ってたと思うし。

 

「じゃ、俺は行くな」

 

「……うん」

 

「本当に有り難う、海斗」

 

そうやって微笑んだ虚姉ちゃんの顔はとてつもなく神秘的で。

それでいてとてつもなく可愛かった。

 

-閑話休題

 

ま、なにがともあれ生徒会全員が専用機持ちになったわけだ。

俺は俺として俺らしく、目立たないようにクラスの端っこで過ごそうかと考えている。

正直、それは無理だって言うことは既に解っているんだがニャ。

だって俺を倒せば楯無姉ちゃんと戦うことが出来るって言うふうに既になってるんだからニャ。

後悔は若干してるけどな。

寝る時間が五時間から四時間になったりとか。

飯がキッチリ噛んで食べれなかったりとか。

と、いうよりだ。

ここの生徒常識がなってねぇんじゃないかねぃ。

 

「そこんところどう思う?楯無姉ちゃん」

 

「前々から知ってるコトじゃない」

 

「まぁ、そうっちゃあそうなんだけどさ」

 

正直頭が可笑しいんじゃないかって位襲撃はかけられるし、かける時間帯も最悪だし。

鍛えてて良かった俺の身体。

 

「生徒会長権限で飯を食べているとき、部屋に居るとき、寝ているときは来ないようにしてくれない?」

 

「そうね。それぐらい言わなくても解って欲しかったけどね」

 

「本当だな」

 

それぐらい解らないとか、本当に義務教育受けてきたのか?

寧ろ義務教育をうけたからこんなに我が儘になったのか?

 

「『ゆとり』の世代って奴ね」

 

「俺達もだけどな」

 

「少なくとも私たちはお爺さまに扱かれたけどね」

 

「……正直思い出したくないな」

 

グラウンド20週?ハハッそんなモンで辛いってどんだけだよってレベルだったからニャ。

織斑先生500人分くらいの戦闘力だったと思うぜぃ。

 

「将来更識を次ぐのだからこれぐらいしろってよく言われてたわよね」

 

「アレは認められたって言う認識で良いのかな?」

 

「そうね、お爺さまは少なくとも海斗を認めてるわね。二通りの意味で」

 

「……二通り?実力だけじゃないのか?」

 

正直そっち以外思いつかないです。

寧ろこれ以外に何かあったかニャ?

ま、それはどっか部屋の隅っこに置いておいて。

 

「取り敢えず、生徒会の全員が専用機持ちなったな」

 

「そうね……。ま、虚ちゃんや本音ちゃんが調子に乗って……、なんてコトはないでしょうしね」

 

「何処ぞの篠ノ乃は解らんがね」

 

「そうね。何処ぞの篠ノ乃は解らないわね」

 

割と疲れてるな、俺。

頭が全然回ってねぇぞ……。

ま、最近四時間睡眠だったからとれる疲れもとれてないんだろうねぃ。

 

「……?何で太もも叩いてんの?」

 

「疲れてるんでしょ?膝枕してあげるわよ」

 

……棚ぼたktkr。

有りがたや、有りがたや……。

 

「じゃ、失礼しま~す」

 

「どうぞ♪」

 

……良い匂いがして暖かくて。

もう完全に身体が眠りに入ってて動かない……。

兎にも角にもこの感触を堪能しつつ眠ろ……。

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