IS -エセヘタレと生徒会と兎耳と飯屋の娘と……って多いっ!!- 作:惰猫
待って下さっていた方、ホント申し訳ございませんでした。
取り敢えず久々に書いたので分がめちゃくちゃだったりしますが、読んでいただけると嬉しいです。
では、どうぞ!
さて、ショッピングの時間だ。
まあ、オレの方からしたらデートな訳なんだが。
うん、楯無姉ちゃんも気づいていると思うが、後ろから数人が着いてきているのだ。……バレバレな訳だが。
個人的にはパーカー&スパッツもありかねぃ……なんて思ってたりする。
それにしても周りからの嫉妬と羨望とその他諸々を含んでいる沢山の視線が気になってしょうがない。
華麗にスルーしようと思っても限度がある。
因みに今のオレの服装はジーンズにTシャツという気合いの欠片も入っていないように思われる程度の服装をしている。
だが、この服は楯無姉ちゃんに誕生日に買って貰った服なんだよねぃ。
「普通に面白そうなモノがあるわね」
「だな。特に彼処にあるフライパンとか結構お洒落じゃないかニャ?」
「あー確かに。四つ葉のクローバーの形のフライパンなんて初めて見たわ」
「……ふむ、帰りに買うことにするかねぃ」
そう言いつつオレはケータイのメモ帳機能を使い、メモする。
思うんだが、ウィンドウショッピングをしてから一気に買った方が早い気がするんだよねぃ。
男がグダグダ決めかねているのは見るに堪えないしニャ。
まあ、誰であろうと優柔不断はいけないことだと思うんだよねぃ。
「海斗ってそう言うところしっかりしてるわよね」
「そうか?グダグダして待たせんの嫌だしな。まあ、楯無姉ちゃんの見る時間を増やしたいって気持ちもあるけどねぃ」
「別に構わないんだけどね」
「いや、オレが構うからな?」
それにしても面白そうなものが多いなぁ。
事前に調べて、特別気になったってモノはなかった筈なんだがなぁ。
やっぱ実物と本物は違うってことなのかねぃ?
百聞は一見にしかずってことなのだろうニャ。
前にも今ではハマってる東方なんだが、最初は東方は萌えゲーだと聞いて忌避していたんだよな。
実際はかなり面白い弾幕ゲーだからねぃ。まぁ、ギャルゲっぽいものも無いことはないんだが。
「ふふ♪海斗ったら目が輝いてるわね♪」
「あー、ごめん。楯無姉ちゃんは何か欲しいモノはないの?」
「ええ。特に欲しいモノはないわよ。最初からウィンドウショッピングをするつもりだったし」
「さいですか……」
折角金落としてきたのにニャ……。
まあ、良いか。その代わりに美味しいレストランか何かに行けばいいしねぃ。
にしても、男に荷物を持たせている女性多いニャー。
男尊女卑もどうかと思うけど女尊男卑もどうかと思うぜぃ。
結局のところ結論として辿り着く答えは極論はいけないってことだな、うん。
「んじゃあ、いきませうか。お嬢様」
「ええ、楽しませてね♪」
-閑話休題
「で、後ろの四人はいつまでついてくるのかしら?」
「ああ、言っちゃうんだ」
折角気づかない振りして後ろを着いてくる虚姉ちゃんと簪ちゃん、本音ちゃんにラウラを観察してたのにニャ。
うん、コッチを見ながらおろおろしてるラウラも可愛かったぜぃ。
血は繋がっていないが、妹が可愛いというシスコンの気持ちが分かってしまったぜよ。
オレの義妹がこんなに可愛いんだがというタイトルでライトノベルが一冊作れるくらいの愛らしさがあったニャ。
「……やっぱりバレてた」
「当たり前よ、簪ちゃん!私を誰だと思っているのかしら?」
「……残念な生徒会長で、私の自慢のお姉ちゃん」
「っ!?」
「多分楯無姉ちゃんには後ろの言葉が印象的すぎて前の残念な生徒会長っていうのは頭から抜けているんだろうな」
「でしょうね」
「え、と。何で何食わぬ顔で本音ちゃんも虚姉ちゃんも俺の隣にすわっているんだ?」
「……駄目、ですか?」
グフッ……。
わ、我が生涯に一切の悔い……はあるのでまだ逝かないが、流石にギャップ萌えが凄い。
虚姉ちゃんの上目遣いなんて素晴らしいモノを見せられてしまったらオレは萌え萌えキュンだせぃ!
「ね~ね~。カーくん~これからど~するつもりなの?」
「あ、もう堂々と着いてくる気なんだね。いや、まあ良いんだけどさ。取り敢えずご飯を食べに行くつもりだよ」
「へ~。何処に行くとか予定はあるの?」
「一応、ね。キッチリ六人分予約しておいたし」
まあ、割と普通のフレンチレストランなんだけれどもねぃ。
『ご飯食べてお腹一杯になれば皆幸せになるんだよっ!』って束さんが言っていたし、一人三千円くらいの出費は……痛くぬぇ!!
……サラバ!諭吉!フォーエバー!!
「……因みに何時から気づいてたの?」
「あ、楯無姉ちゃんから逃げられたんだ。まあ、最初からだよ。解りやすいしね」
青い髪に黄色のどっかの電気ネズミパーカーを来ている娘、そして銀髪ッ娘が居て見つからないと思うのだろうか?
もし見つからないんだとしたら飛んだザル警備だとオレは思うね。
そういえばどっかの伝説のお猿さんは松明を持って隠れることが出来るらしいんだよニャ。
なんというザル警備だろうか。オレの操ってる蛇さんとは天と地の差だニャ。
「それじゃあ、用意してた所に行こうぜ」
「ええ」「はい」「うん」「いえ~い」「はいっ!」
言わずもがな左から楯無姉ちゃん、虚姉ちゃん、簪ちゃん、本音ちゃん、ラウラである。
おお、メタいメタい。
……ま、門限までの後の五時間を精一杯楽しみませうか!