IS -エセヘタレと生徒会と兎耳と飯屋の娘と……って多いっ!!-   作:惰猫

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第三話 Let`s SAN値チェック♪

右腕に楯無姉ちゃんのがくっついていました……。

幸せなんですが……、幸せなんですが……。

 

生殺しだッ!!

 

さて、そんな本音は置いておいて。

顔を洗いに行きたいんだけどねぇ……。

一体どうしたもんですかね……。

 

すると、PCからスカ○プの着信音が鳴った。

相手はどうやらゼロスさんのようだ。

 

「うぃ?どうしたの?」

 

『いや、バカイトさんがインしてたんで』

 

「あら、嬉しい。ま、学校始まるまで駄弁って良いけどどする?」

 

『バカイトさんが良いのなら……っぽ』

 

「ぽってなんだよ、ぽって(笑)」

 

『いえ、それより高校生なんですよね?』

 

「うぃ、高一じゃけん。ゼロスさんは確か中三だったよな?」

 

『えぇ。兎さんはリアル年齢が解らないですけどね(笑)』

 

「あの声はズルイよな(笑)」

 

そんなこんなで会話していると、楯無姉ちゃんが起きた。

 

「おっと、姉ちゃんが起きたから一度落ちるね」

 

『はーい、乙でーす』

 

目がぱちっと開く。

さっき迄ぽけーとしてたからな……。

それはそれで可愛いんだけどなッ!!

 

「……あれ?なんで海斗がココに居るの?」

 

「楯無姉ちゃんが入って来たんだよ……」

 

わざとじゃなかったコトに驚いたことは秘密だ。

秘密ったら秘密だ。

 

「……海斗」

 

「ん?」

 

「……いやだったならごめんね」

 

……うにゃあああああああああああああ!!

可愛いよっ!!可愛すぎるよっ!!

何だ!何だよ!!何ですかぁ!?この可愛い生物はぁあああああああ!!

 

「全然ッ!!寧ろテンションが最高潮になりまっしたァ!!」

 

「ふぇ!?う、うん。だったら良かったんだけど……」

 

動揺してる姿も可愛いですっ!!敢えて言おう!最高であるとっ!!!

 

……よし。ココまで。これ以上行くと後戻りが出来なくなる。

 

「じゃ、顔洗いに行ってくるわ」

 

「う、うん」

 

 

 

 

 

そして食堂なぅ。

朝のコトはスルーして欲しいと頼まれたので快くおkしました。

 

「楯無姉ちゃんは何食べる?」

 

「んー……。じゃあ、海斗と同じので」

 

「……」

 

コレでは朝からガツガツ食うことが出来ないではないか……。

ま、いいんだけどさ。ただ、燃費悪いんだよなぁ……、この身体。

 

「じゃ、和食でいいよな?」

 

「うん」

 

「で、早速だけど放課後お願いしていい?」

 

「良いけど……、ISあるの?」

 

「ん?あぁ、昔一人不思議の国のアリスに貰ったのがね」

 

「一人不思議の国のアリス……?」

 

疑問に思っていらっしゃるね。

ま、オレも初めて見たとき唖然呆然だったからな。

 

……一寸まて、声に聞き覚えがあるんだが。

ま、良いか。気にしてたら胃が痛くなるしな。

 

さて、だ。

その一人不思議の国のアリスについて、なんだが。

別に気に入られたわけでもなく、話しかけたわけでもない。

ただ、半ば押しつけられた感じで渡されたんだよな。

『コレもってなよ』って。

 

「ま、兎にも角にもお願いするね」

 

「えぇ。じゃあ、また放課後」

 

オレも頭を出席簿で叩かれるのは嫌なモンで、急いで教室に行く。

因みに髪型はいつでも前髪を目まで伸ばしている。

運動するときやISに乗るとき以外は何時でもこうだ。

このスタイルがものっそい落ち着くんだよなぁ……。

 

で、だ。

オレの目の前に軽い修羅場が出来ている。

篠ノ乃さんと織斑くんの間の空間がとてもじゃないが近づきたくない程度の空気になっている。

そこでオレはあっさりスルーして席に着く。

周りの目が痛いが興味無いし、関係無い。

 

べ、別にヘタレた訳ちゃうわっ!!

グス、本当は本気で怖いです。

一緒の空間に居たくないです(雰囲気的な意味で)。

 

そこで救世主が現れる。

 

「さて、SHRを始めるぞ」

 

多分、この教室のあの三人以外はきっと助かったと思ったはずだ。

と、言うより実際助かったもの。

 

 

 

 

 

 

で、なんとか昼休み。

途中で織斑君の『全部解りませんッ』事件があって、

それに巻き込まれそうになった。

因みに原因は織斑君のお前もじゃねえの?的な視線にな。

その所為で目の前には出席簿を携えた織斑先生が……。

うん、寿命が縮んだかと思ったね。

 

で、全部暗記しましたって答えたら殴られそうになった。

あまりにも理不尽なので、三ページほど暗唱してやったんだ。

 

あ、因みに全部暗記したってのは嘘だ。

言いくるめただけ。

よく質問されそうな所とかをマーカーで引っ張って其処だけ覚えた。

んで、取り敢えずは逃げ切れたよ。

 

「はぁ……」

 

「カーくんお疲れ様~」

 

「そう言うならフォローの一つでもしてくれよぅ」

 

「……今日お弁当なんだね~」

 

「露骨に話をそらしたっ!?」

 

あ、ココは屋上だぜぃ。

誰も来ないみたいだしな。

 

「ま、何はともあれ放課後だな」

 

「ん~?ど~かしたの~?」

 

「あぁ、楯無姉ちゃんに訓練手伝ってもらえるんだってさ」

 

「……ふぅん」

 

ゾクゾクゾクゥッ

 

せ、背筋が……。

 

「と、取り敢えず、が、頑張って勝たないとな」

 

「そうだね~」

 

あまりにも平坦な声に思わず息を呑んだ。

だがしかし、オレはヘタレであっても男なのだ。引くわけにはいかないんだよぉおおおおおおおおお!!

 

さて、軽く脳内で変なことをしたが取り敢えず飯を喰らう。

 

「それは誰が作ったの~?カーくん作れなかったよね~?」

 

「ん?料理は練習したんだよ」

 

「ふ~ん」

 

「……喰うか?」

 

「うんっ!」

 

 

 

 

 

 

 

さて、放課後。

オレはと言えば……。

 

「楯無姉ちゃん、この瞬時加速ってなんだ?」

 

「あぁ、それはね……」

 

と、訓練中だ。

織斑君がオルコットさんに絡まれてたから逃げた。

周りの目なんか気にせずに取り敢えず逃げたね。

 

え?今日で二回も見捨ててる?

オレはヘタレた訳であって、見捨てたわけではないッ!!

 

ま、何はともあれ訓練は順調だ。

元々オレには白兵戦の才能と射撃術の才能があったらしい。

つっても上の下程度で、一流にはなっても超一流にはなれないレベルだな。

それでも有り難いコトに代わりはない。

 

……帰ったら、また楯無姉ちゃんのバスタオル巻きを見て鼻血の噴水を起こすのかな……?

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