NARUTOうずまき兄妹伝~天の書~   作:ハマT

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No.-8ナルトvsヒアシ

「平和になったと思ったらまた事件か・・・」

二年前の戦争の後六代目火影に就任したはたけカカシ。そのカカシに報告書を提出しているのは木ノ葉の暗部、サイだ。

「ここ数日にわたり起きている大量失踪事件ですが調査によると全てジャシン教に関係していると思われます」

大量失踪事件、ここ最近忍界で起きている事件だ。各国に点在する教会が被害に遭っている。そして被害にあった教会すべてがジャシン教を祭っている教会だ。ジャシン教というのは「汝、隣人を殺戮せよ」を教義とする宗教だ。かつての暁の一人飛段が信仰していた宗教であったが大戦の後多くの信者がジャシン教から離れていった。今回の失踪事件はそのジャシン教の教会で起きている。

「そういえば事件のあった時間の前後、自分のことをジャシンと名乗る者が目撃されています」

「そいつの捜査にも何人か回さないとねそーだサイちょっとお使い頼まれてくれない?」

「カカシ新しい情報だ」

そのタイミングで入っててきたのはナルトの親友、うちはサスケだ。二年前の戦争のあと忍界を旅しているサスケではあるが希に木ノ葉に帰り旅で仕入れた情報を忍五大国に提供している。かつての事が有りあまり火影以外の里長とは会わないが実は、雷影に『うちはサスケは元気か?』と心配されているが本人は全く知らずあまり雲の忍とは合わない(ただしキラービーはサスケとは友好的な関係である)。

「サスケたまにはサクラのとこよってあげてよこの前サクラがいない時に来て帰ったあと大変だったんだから・・・」

そう言って壁を見るカカシ。サスケもそこを見るとまるで何かを隠すように不自然に貼られた掛け軸があった。

「後で会いにいく・・それよりカカシ砂の近くの宿場街で大量殺人事件だ街のいたるところに血で書かれた丸に三角の紋章があった」

「?!サスケ今すぐ奈良一族にあの森に行くよう伝えてくれ!!」

カカシのその指示を聞きサスケはすぐに部屋を出る。

「まさかあいつが復活してるのか?」

 

「日向って結構いたんだな」

立ち合いの義の日、ナルトは日向家に来ていた。そこで集まっている日向の人数に驚きながらヒアシのところに行く。相手を殺しさえしなければ忍術をいくら使おうと関係ないこの組手おそらくほとんどのものがナルトの方が強いと思っている。

「ではこれより立ち会いの義をはじめる!!ルールはただ一つ相手を殺さないこと!!でははじめ!!」

立会人の合図とともにナルトとヒアシが互いに攻撃を仕掛ける。ヒアシの柔拳に対しナルトは普通の体術で迎え撃つもやはり柔拳の方が勝り簡単に吹き飛ばされるナルト。

「影分身の術!」

ナルトが印を結ぶと四体の影分身が現れる。分身は全てその場から別々に去っていく。一方のヒアシは白眼を発動させ本体ではなく分身の方を追いかける。

「八卦空掌!!」

すぐに分身の一人を仕留めたヒアシは次の分身のところへ向かおうとする。

「螺旋丸!!」

「回天!!」

ナルトの十八番である螺旋丸、それに対しヒアシは回天で迎え撃つ。互いに弾き返されあった二人はすぐに体制を立て直す。

「さてそろそろ行くってばよ!!」

ヒアシの白眼が捉えていたナルトの分身が消え代わりにナルトの目に隈取りが現れた。ーー千人モードだ。ナルトは最初に出した影分身に仙術チャクラを練らせその分身を消すことにより仙人モードになった。仙人ナルトの蛙組手とヒアシの柔拳がぶつかり合い激しい衝撃波を放つ。しかしこれでやっとヒアシの柔拳と互角になったのだ。

 

戦闘開始から二時間

二人の激闘は日向家から場所を移し一楽のある通り、第三演習場、商店街と移動していた。しかし互いに決定打を与えられず現在の火影岩の上で互いに息をついていた。

「柔拳法八卦頑徹掌!」

「超大玉螺旋丸!」

互いに残るチャクラをつぎ込んだ最後の一撃。それは・・・

「・・こんなところで何してんの?」

シカマルの影真似の術に止められた。

「六代目それに奈良のものか悪いが邪魔しないでいただきたいこれは大切な儀式だ」

「だからってやりすぎっすよヒアシさん」

「義父さんこの組手俺の負けだってばよ」

突然降参するナルト。それもそのはず殺さないというルールがあるがつい熱くなった二人は全力を尽くし互を殺す寸前に至っていた。ヒアシもそのことに気づきひとまず組手は決着した。

 

 

「カカシ先生用があるならあの場所で言ってくれってばよ」

立ち会いの義が終わってからサイから『六代目が用がある』と伝えられ火影室に来ていた。

「ナルトお前にさ上忍昇格の話が来ているんだ」

「え?」

忍の階級には下忍、中忍、上忍、特別上忍、暗部、そして里を治める影がある。それぞれの階級に合わせて任務が振り分けられる。しかし例外があり実力があるものは下忍でもSランク任務を与えれることもある(ただし上忍がその任務に参加する必要がある)。実はナルトは中忍試験を受けていないため現在の階級は下忍であり何故かそのナルトに中忍を飛ばして上忍昇格の話が来ている。

「上がね英雄が下忍なのに納得できないらしいのよ・・まぁでもさすがにイレギュラーだからね特別試験だ」

そこで一息ついたカカシは続けて試験の内容を告げた。

「スリーマンセルで火の国の外れにある第77演習場を突破してもらう。メンバーはナルト、お前が決めろお前を含め三人だそれとこの試験に参加する中忍はお前が合格すれば上忍に上がれる」

「わかったってばよ!!」

それから二日後ナルトは選んだ班員、ヒナタとシカマルと共に第77演習場に向かった。

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