NARUTOうずまき兄妹伝~天の書~   作:ハマT

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No.-5新世代七班

ナルト達の自己紹介が終わった次の日、いよいよ演習の日がやって来たのだが・・

「ナルト先輩遅いな」

「まぁ理由はわかってるけどね」

集合時間を過ぎてもナルトは来ていなかった。結局その日ナルトが来たのは9時半頃だった。

「このにおい・・先生もしかして彼女さんですか?」

「・・・ああ、ヒナタと話してたらこんな時間に・・・」

「ナルト義兄様嘘はいけませんどーせ『ヒナタもう少しこのままでいたい』とか言ってずっと抱き合っていたんでしょ」

耳まで真っ赤にするナルト。それもそうだハナビの言うとうりなのだから。

「それより早速演習をやるってばよ今日の正午までにこの鈴を取れれば合格だ」

そう言ってナルトは二つの鈴を取り出し腰につける。

「二つってことは・・」

「ああ三人のうち一人はアカデミーに戻されるんじゃスタート!!」

その合図とともにナルトはその場を去る。

「たった二つ・・ここからはライバルってことか・・」

「悪いけどナルト義兄様から鈴を奪うのは私です」

「待ってくれ二人共」

互いにライバル宣言しその場を去ろうとするハナビとキュウカク。しかしそれを荒太が止める。

「二人はナルト先生に一人で挑んで勝てると思ってるのか?多分この試験何か裏がある」

 

演習が始まってすぐに身を隠したナルト。そのナルトの頭の中にはある言葉がよぎっていた。

今から二日前。ナルトは大蝦蟇仙人に呼ばれある予言を託されていた。それはナルトの未来が二つあるということ、そのうちの一つは二人の子供と共に街を歩く未来、もう一つは二人の赤ん坊の前で倒れている未来。ただどちらに転んでもナルトには幸せな未来であると告げられている。

『心配しているのか?まぁ無理もないかあのジジイの予言は当たるからな』

ナルトに話しかけてきたのはナルトの相棒である尾獣九喇嘛だ。

『そんなこと心配する暇はないみたいだがな』

自分から話しかけておいて勝手に話を切る相棒に文句を言おうとしたナルトだがそこに突然クナイが飛んできた。

「ナルト先生」

「みーつけた」

そこにいたのはハナビたちだ。おそらくさっきのは白眼で居場所を割り当てたんだろう。すぐにナルトは影分身を作ろうとする。しかしそこにキュウカクが攻撃を仕掛け作れない。影分身を諦めその攻撃を防ぐナルト、今度はそこに荒太が印を結びながら突っ込んでくる。その印には見覚えがあった。時折里に戻ってくるサスケ、ナルトはその時サスケと組手をとっている。その時にサスケが使う術ーー火遁・豪火球の術の印だ。反射的にその攻撃をかわそうとするナルト、しかしその先にはハナビが待ち構えている。ハナビの柔拳をガードしたナルトは3人を見る。そしてその言葉を告げた。

「お前たち・・・合格だ」

突然の合格の通知にハナビたちは言葉を失う。無理もないまだ誰も鈴を取っていないからだ。ナルトは驚く三人にあることを聞く。

「さっきの連携すげぇーじゃあねぇかどうやってそこまで協力できたんだってばよ?」

「荒太が『ナルト先生と戦うなら三人で隙をつくってそこを叩いた方がいい』って」

「それにアカデミーに戻るのも自分がやるって言ってたしね」

これだけの作戦を練ってしかも実行するには3人が互いを信用し完璧なタイミングで行わないと成功できない。

「お前たちに一つだけ言っておく」

「忍の掟を破るやつはグズ扱いされるでも仲間を大切にしないやつはそれ以上のグズでしょ?」

「なんだハナビ知ってたのか?」

「アカデミーで散々聞かされたよナルト先生」

ナルトはこの三人を見てると何だか懐かしい気持ちになってきた。これからの世代を担う新たなる世代。

「よし俺達第七班は明日から任務につく以上解散!!」

ナルトを隊長とした新世代七班はこの日一楽に行きワイワイと騒いだ。この演習の疲れを吹き飛ばすように。

しかしある人物によって狂わされた運命の歯車は少しづつナルト、そしてヒナタの運命を歪めていった。

 

ーーー運命の日まで後一年

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