まずは、更新遅くなり申し訳ありませんでした!
ちょっとした不調と戦闘シーンに手古摺って書くのが遅くなってしまいました。
これからも頑張って更新していくのでどうか暖かく見守ってください!
前回までのあらすじ
自己紹介やった。それだけ。
???side
それは妖怪の山と呼ばれるところを移動していた。
?「あぁ、お腹すいた....」
そんな呑気な台詞とは裏腹にその者の姿は異様だった。いや、姿とは言えないのかもしれない。なぜなら、そこにあるのは『闇』だけだからだ。言葉を発しているのは闇自体なのか、それとも、闇の中に潜むなにものなのか、それは誰にもわからない。
?「....?この匂いは....」
闇がなにかに気づく。
?「久しぶりにご馳走にありつけそうね....」
その呟きを最後に闇は消えた。
その闇がどこに行ったのか、それはまだ、誰にもわからない。
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所変わって妖怪の山山頂
自己紹介を終えた俺たちは鬼子母神こと鬼志摩 莉愛の部屋でお茶をしていた。
莉「ところで靭よ」
「ん?」
莉「こんな口調の儂が言うのもあれなのだが、お主はどうしてそんな言葉遣いをしておるのだ?」
「....?何を訳のわからないことを言ってるんだ?何処も変なところはないじゃないか」
莉「いやいや、何を言っておる。お主、女であろう?どうして男のような言葉遣いなのだ?」
「....は?」
今コイツなんて言った?俺のことを女だと....?
「....莉愛。なにか勘違いしているようだから言っておくが、俺はおt「うわぁぁぁあ!」
俺が話をしようとしたら叫び声が聞こえてきた。
莉「っ!?何事だ!」
叫び声が聞こえてきた方を見るとそこには闇がいた。
?「見つけた....!」
そう言って闇の中から姿を見せたのは意外にも女だった。その女の髪は長く闇とは正反対の金、身長は高めでスタイルもいい。整っている顔は何処か狂気じみた笑顔を浮かべている。
莉「何者だ!」
黑「皆さんは離れていて下さい!これは貴方達の手には負えないでしょう!」
俺はまだ霊力などを手に入れたばかりだから探知することは出来ないがこの距離ならば流石に感じることができる。
こいつはやばい....!
はっきり言って黑羽と莉愛でも相手にならない。
「黑羽、莉愛....お前達も下がっていろ。こいつは俺がやる」
?「あら?相手は貴方だけかしら?」
「あぁ、他の奴等じゃお前を倒すことは出来なそうだ」
?「まぁいいわ、私としては貴方に用があるのだし」
「俺に用がある....だと?」
?「そう....。自己紹介でもしておこうかしら。私はルーミア、闇妖怪よ。ねぇ....貴方は食べてもいい人類?」
「最後の一言いらない気がするんだが?まぁいい、ご丁寧にどうも。俺は祇無靭だ。ついでに言うと人間じゃない。仲良くしてくれると嬉しいんだが?」
ル「あら、それは出来ない相談ね。私個人としては仲良くしたいところなのだけれどあまりにも貴方が美味しそうで欲求に抗えないのよ」
段々とルーミアから感じる妖力がでかくなっていく。あれ?こいつ....封印状態の俺より強いかも....。ん?それってやばくね?
「そうかい。そいつは困ったな....」
全然余裕ですよオーラを出しておきながら俺は内心かなりビビりながら解決策を探していた。
封印を解くか!?けど、また封印し直すのがめんどいし....。あぁ!どうすりゃいいんだ!?
ル「?何を悩んでいるのか知らないけどそっちから来ないならこっちから行くわよ!」
そう言ってルーミアは闇を集めて大剣を創り出し此方に駆けてくる。
「えぇ!?まじかよ!まだ考えまとまってねぇぞ!?」
俺はこっち向かってくるルーミアに焦りながら頭をフル回転させる。
ル「もらったわ!」
俺の目の前までルーミア辿り着き大剣を振り下ろす。
「....チッ!」
俺は考えるのを一旦止め大剣を避けて距離をとってから再び考える。
ル「あら、案外すばしっこいのね。躱されるとはおもわなかったわ」
「生憎と簡単にやられるわけにはいかないんでね」
ル「まぁいいわ、今度は躱すことができないモノをあげる!」
ルーミアの周りの闇が濃くなるのと同時に妖力が上がっていく。その闇は次第に大きな球体になり、ルーミアの頭上に浮かび上がる。
「お前ら!今すぐここから離れろ!これは....やばい!」
ル「これで終わりよ!『空亡』!」
浮いている闇の球体から闇が分裂しこちらに飛んでくる。そこまで速いわけでもないので余裕をもって避ける。当然闇は地面に当たる。その時俺は驚くものを見た。
「なっ!?」
闇が当たったところが抉れていた、いや、消滅していたの方が正しいかもしれない。俺が驚いている間にも闇は此方に迫っている。そう、分裂した闇は一つだけではないのだ。
ル「ほらほら!逃げてるだけじゃ勝てないわよ!」
「くそっ!触れないってだけでも厄介だな!」
俺は走りながら打開策を練る。
「近づいて攻撃は....出来そうにないな。ならば、遠距離攻撃だ!」
使うのは某第四真祖の物語から六式重装降魔弓《デア・フライシュッツ》『煌華鱗』だ。
俺はそれを手にし、矢をつがえ思いっきり引き絞る。そして、放つ!鳴り鏑矢であるそれは言葉では言い表せないような音を発しながらルーミアに向かって飛んでいく。
「いっけぇぇぇ!」
ル「....っ!そんなものが通用すると思ってるのかしら!」
ルーミアは咄嗟に闇の障壁を創り出し矢を防ぐ。だが、俺の狙いはそこじゃない。
「フッ....かかったな!」
六式重装降魔弓『煌華鱗』の能力は矢を飛ばすことだけではない。本当の能力は鳴り鏑矢の音で人では詠唱不可能な大魔術の詠唱をし発動させることができるところにある。
「くらえ!」
魔術が発動する。ルーミアの顔が驚愕に染まる。
ル「なっ!?」
雷が落ちたような轟音と共に激しい揺れが辺りを揺らす。土埃が舞い辺りに沈黙が訪れる....。
土埃が収まり見晴らしが良くなる。そして、一人がその場に立っていた。その人物とは....
「ふぅ....なんとか勝てたな....」
祇無靭だった。
to be continued.....
如何でしたか?誤字脱字など気づいた点などあれば報告質問お願いします。
では、また次回!