前の投稿からかなり間を空けてしまい申し訳ありません。
これからはこのような状態が続くかもしれません。ですが、連載だけは辞めないのでどうかこれからもよろしくお願いします。
前回までのあらすじ
靭と天音が二人で宴会開始
「そうだ、天音に話があるんだった」
天「うん?あぁ、さっきもそんなこと言ってたね」
二人で酒を呑み始めてから少し時間がたった頃、俺はあることを思い出し天音に聞いた。
「あぁ、これだけはどうしても聞かなきゃいけないって思ってたんだ」
天「何でも言ってごらんよ」
「じゃあ、遠慮なく...。
天音、お前...俺を高度10000mから落としたことについて何か言うことは?」
ダラダラと変な汗をかき始める天音。
天「だ、だからあれはちょっとミスしたんだって言ったじゃないか!」
「何をどうミスったら高度10000mに投げ出されんだよ〜!」
文句を言うついでに頭をグリグリしてやる。
天「割れる!頭割れるって!」
「ハッハッハー。着地できたからいいがな、10000mから落ちたら頭割るじゃすまねぇんだよ!ザクロ以上に弾けるわ!」
天「痛い痛い痛い〜〜!!」
天音の悲鳴が夜空に響き渡った。
+++++++++
「さて、言いたいこと言ったし酒呑もうか?」
やり過ぎたのかぐったりとしてしまった天音を膝枕しながら言う。
天「そうだね。こっちも話したいことあったし」
「話したいこと?」
天「そう、話す…というよりは報告の方が合ってるかも」
「報告…ね。なんのことだかな」
嘘だ。本当はなんの話かなんてのは大体予想がついている。
天「本当は靭だってわかってるんでしょ?」
「…ふっ…天音に隠し事は出来なさそうだ。だって、わざわざお前の方からやって来るんだ。内容なんて分かりきってるだろ」
天「じゃあ、本題に入ろうか。
あいつ...ロキの能力が解った」
「へぇ。よくそんな情報が手に入ったな」
天「北欧神群に頼み込んで来たんだよ。大変だったんだからね?」
天音は本当に大変だったようで疲れた顔をする。
「そうか...すまんな。無理だけはしないでくれよ」
天「ボクは大丈夫さ。なんたって神様だからね」
「ありがとう。さぁ、能力のことを聞かせてくれ」
天「わかった。ロキの能力は『侵食する程度の能力』だよ。詳細まではわからなかったけど文字通りの能力だと思うよ」
おいおい、ロキも十分チートじゃねーかよ。いや、元々神だからそうでもないのか。
自問自答して自己完結させたので話を続けることにする。
天「侵食がどこまで可能かわからない以上、仮に遭遇したとしても無理に攻めるのは得策じゃないね。むしろ、危険だ、どの程度なのか見極めてからの方がいい。相手は曲がりなりにも神だ、能力はそこらの能力持ちとは比べ物にならないはず」
「そんなことわかってるさ。俺だって得体の知れない能力の相手に特攻仕掛ける程考えなしではないぜ」
俺はそう言って天音に言う...が自分がよくわかってる。ロキを目の前にしたとき俺がどうなるのか。恐らく絶対と言っていいほど俺は冷静じゃいられなくなるはずだ。
俺はそれを悟られまいと天音に笑って返す。
天音が一瞬辛そうな顔をしたような気がした。俺はそれを分かっていながら見て見ぬふりをした。そして、一気に酒をあおる。喉を通る冷たさや焼くような痛みが今は心地よく感じられた。
夜はまだまだ終わらない
to be continued.....
如何でしたか?
なんか終わりが無理矢理っぽくなってしまった気がします。
誤字脱字など、気付いた点などあれば報告していただけると助かります。
感想も待っています。感想は作者にとっての燃料のようなものです。くれば執筆速度が上がります。