死してなお剣を掴め   作:御影雪

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知らない間にUA500超え…だと…!?
ありがとうございます!
めんd…忙しかって結構間が開いてしまいましたが、続きをどぞ!
※春休み終わりかけ、まだ宿題やっとらん()


大体アクマのせいだ

「あの、ちょっと聞きt…」

 

「まずはアレに乗ってからだ!」

 

 アレンの言葉を俺は遮る。時間が惜しい。ただただ走り続ける。途中で合流した探索部隊(ファインダー)と一緒に。汽車の音が聞こえてきた。目的地はすぐそこだ。

 

「アレって…えぇ!?と、飛び乗り!?」

 

「さっさとしろこのモヤシが!!」

 

 痺れを切らした神田がアレンに発破をかけた。苛ついた顔を隠しもしないで、無事全員が列車(ただし飛び降り)に乗った。

 

「と、飛び乗り乗車なんて聞いてない……。」

 

息を整えながら、現状に突っ込んだアレン。だが無意味だぞ。何故なら…

 

「いつものことです。慣れてください。」

 

という訳だ。代弁ありがとう。

こういうことを日常的にやるから、探索部隊も結構大変だったりする。直接アクマと対峙するエクソシストも圧倒的人数不足によって基本ソロ活動(多分)がメインだ。今回は新人ということもあって神田が付き添うことになって、それだと心配という理由で俺がいる。何をやらかしたんだよお前らは…。

 天井から列車の中へ入った。慌てた添乗員がやってきて、非難の声をあげたが、ローズクロスを見て察したようだ。ほんと凄いよな、この印は。添乗員はこの場を去ってすぐに一室を用意しに行った。

 

「…何ですか、今のは。」

 

「その胸にあるローズクロスがそうしてるんだよ。」

 

 大分端折った説明を投げた。えぇ、言葉のキャッチボールする気は、無い。

 

「…ところで、私は今回マテールまでお供する探索部隊のトマ。ヨロシクお願いいたします」

 

「よろしくです、トマさん」

 

アレンが紹介に応える。もちろん神田は無視だ。かくいう俺も一瞥しただけなのだが。

 

「そういや、さっき何か言いかけてなかったか?」

 

俺はさっきの話(?)の続きを促した。

 

「あ、そうです!何で奇怪伝説とイノセンスは関係あるんですか?」

 

「チッ…。イノセンスってのはだな…。」

 

隠しもしないこの舌打ち。だから何でそんな嫌ってんだよ。…もう一箱、いや二箱持って来るべきだったかな。

 

「……"奇怪のある場所にイノセンスがある"。だから教団は、そういう場所を虱潰しに調べて、可能性が高いと判断したら俺達を回すんだ。」

 

 舌打ちした割には丁寧に教えている神田。君、陰でなんて言われてるか知ってるか?"教団一のツンデレ"だぞ。誰かが言ったやつを広めたのは俺だがな。その言葉を聞いて、アレンは沈んだ顔で思案している。何か思うことがあるんだろう。

 

「そろそろ、か…。」

 

誰にも聞かれることなく、俺の言葉は溶けた。まだ遠いけど、確実に近付いてる声を認めながら。

 

**********

 

「ノエルさん…!」

 

 探索部隊の一人が"誰か"に潰されそうになっていた。間違いなく、アクマの仕業だ。二人を置いて、初速のまま、右手をアクマに向けた。俺のイノセンスの能力、それは身体の何処からでも無之孤月を取り出せる。それを利用した攻撃。

 

「にこ!」

 

わざわざ表情に音をつけながら、俺の攻撃を避け、反撃を喰らってしまった。

 受身で攻撃を防ぐ。防ぐだけでなく、懐から短剣をアクマに放つ。イノセンスではないから大したダメージはないが、それでいい。隙を作るためなのだから。そして注意を俺に向けさせるために。俺の意図を理解したんだろう。俺が離れた瞬間にアレンが攻撃を放った。そのアレンも正面から突っ込んでいたようで、アッサリ返り討ちにあっている。

 

「この破壊力、お前らは"エクソシスト"だなぁ?」

 

嬉しそうに、愉しそうに、コチラをみている。後ろで爆発音がした。

 

「あーっ!?もう一匹いた!!」

 

「俺らは虫かよ…。」

 

目の前のアクマが迷った素振りを見せる。向こうに行かせない為に、アクマを叩っ斬ろうとしたが、流石レベル2。少し掠らせたが、大したダメージは無さそうだ。

 

「お、まえー!!ごろ"じだい" ごろ"じだい" ごろ"じだい"ー!!」

 

挑発は成功したみたいだ。剣を構え直した時、アレンが立ちはだかった。

 

「先に行ってくださいノエルさん。俺は、このアクマを救済します」

 

言ってることが理解出来なかった部分があったが、俺は拒否の意思を示した。

 

「アレン、相手はレベル2だ。さっきみたいに馬鹿正直に突っ込むなんて論外。それに能力は未知数。単独でなんて無茶すぎるぞ」

 

アレンの隣に立つ。アクマは面白いほど興奮しており、挑発が思った以上に効果が現れたみたいだ。

 

「神田、先に行っとけ!!」

 

返事はない。言う前に行っていたようだ。

アレンがアクマに殴りかかる。だけどソイツは…!?

 

「おいアレン、待て!!」

 

言うのが遅すぎたようだ。真っ二つにしたのに、その顔は驚愕に満ちている。そして、アレンの背後に、いた。いたんだけども…。

 

「え!?僕…!?」

 

コピー能力を持つアクマだったみたいだ。迂闊に攻撃出来ない…。アレンが攻撃をして、一時撤退させたようだ。…よし!

 

「お前、私をナメt…うぉっ!?」

 

何か言おうとしたらしいが関係ない。俺の斬撃は音が出ない(・・・・・)。今俺が知っている能力は数える程しかない。このイノセンスとのシンクロ率が高くないせいなのか。

 

お前が(・・・)、俺をナメてたようだな」

 

結構な深手を負わせられた筈だ。

 

「お、まえかー!!」

 

そう言いながら俺にアレンの腕で(・・・・・・)叩き殴られた。結構遠くまで飛ばされてしまった。

 

「俺も、油断があったのか…」

 

全身が打撲だらけだ。アレンの姿を真似するだけじゃ、悪魔とは言えないよな。忘れてた。暫くして、アレンも吹っ飛んできた。…俺目掛けて。

 

「ちょ、アレ…ぐはっ!?」

 

見事クリティカルヒット。そして、ボロくなっていたんだな。マテールの家が一部崩壊した。ま、俺らが飛ばされた衝撃なんだろうけどな。

 

「ノ、ノエルs…ぎゃぁぁ!?」

 

俺達は、崩壊した物体ごと落ちた。




原作沿いと言っておきながら結構オリジナル要素、入ってます。
大幅コピーって、何%なんや……。
こんな感じで、大体原作に沿って、辻褄を合わせながら書いていきます。
次回は何時になるんでしょうねー?(汗)

20150406-誤字修正しました
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