ハイスクールD×D√喰種   作:ビギナー

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連続2話目です。


第2話 彼女

「実は……俺に……彼女ができました!!」

 

翌日学校にて、一誠が昨日と同じ様な事を松田と元浜に言った。

 

「イッセー……ついに二次元と現実が「それは昨日親にもいわれたよッ!」……じゃあ証拠を見せ

ろよ」

 

「ふふふ……これを見ろッ!!」

 

そうして一誠が見せたのは彼女とのツーショット写メだった。

そんなものがあるならなぜ昨日見せなかったのか……

 

「な、なにぃ!!」

 

「ば、ばかなッ!……」

 

松田と元浜は、まるで世界が終わったかのような顔で言った。

 

「どうだッ!本当だっただろ!」

 

どや顔の一誠がすごくうざい。

 

「こ、こんなかわいい子が……イッセーなんかと……」

 

「く、くそうッ……ゆるせんッ!有罪(ギルティ)だッ!」

 

「な、なにしやがるッ!は、はなせッ!」

 

そうして一誠は松田と元浜にどこかへと、連れ去られていった。僕はそれを眺めていた視線を本へ

と落とす。僕は何も見てない。僕は無関係だ。

 

「おいッ!!やめッ!あ、アッーーー!!!」

 

何も見ていない……

 

 

 

 

 

その日の放課後――

 

「はぁ、ひどい目にあったぜ……」

 

一誠は尻のあたりをさすりながらそう言った。本当に何があったんだろうか……

 

「は、はは……それより用ってなにかな……?」

 

いつもなら松田と元浜も一緒に帰っていたのに今日いないのはカネキに用があるからと、一誠が

断ったからだ。

 

「じ、実はさ……今度の休日夕麻ちゃんとデートすることになったんだ。」

 

「へぇ、そうなんだ……おめでとう?」

 

それが一体僕に用があることにどう繋がるのだろうか……

 

「お、おう!ありがとよ!……ってそうじゃなくてさ……」

 

そういわれても友人のデート報告を聞いて言う事があるとすれば、お祝いくらいじゃないだろう

か……

 

「じ、実はさ……デートでどんなところ行ったらいいか教えて欲しいんだ!」

 

「え……なんで僕なの?……自慢じゃないけど僕はデートどころか女の子と手すら繋いだこともな

いんだよ?」

 

自分で言ってて悲しくなってきた……

 

「それは知ってるけどよ……おまえいろんな本読んでるし、昔聞いたデートの妄想とか……な?」

 

「な?……じゃないよ……本は読んでるけど現実の女の子のことなんてわかんないよ……」

 

本読んでて現実の女の子の事がわかれば男はみんな読書家だよ……

 

「あー……だめか……んーどうしたら……」

 

「あ、一つだけあった……」

 

「ほ、本当かッ!?」

 

すごい勢いで詰め寄ってくる。

 

「ほ、本当だよ……ここさえ行っておけば完璧だね、うん」

 

「そ、そんなところが……い、一体どこなんだッ!?教えてくれッ!」

 

「それはね……」

 

「そ、それは……」 

 

「本屋デートだよッ!!」

 

「ほ、本屋デート!?」

 

さすがの一誠も驚愕を隠せないようだ……本屋デートは僕の夢である驚くのも無理はない……

 

「本屋デートと言うのはね……女の子とおすすめの小説を教え合うことによりその人の好みを知

ることが出来るだけでなく、自分の好みも教えることにより、さらに仲を深めることができるので

ある、それだけではなく「も、もういい!いいから!わかったから!」むぅ……」

 

まだまだ本屋デートの魅力を話せてないのだが……

 

「そ、それってカネキの夢だろ?オレがやったら悪いって……だから遠慮しとくよ……」

 

一誠……まさか僕のためを思って……

 

「そっか……わかったよ……僕やるよ!」

 

「へ……?な、なにを……」

 

「そうだよね……夢は自分で叶えてこそだよね!一誠!」

 

「お、おう……そうだな……」

 

僕はこの夢が叶う日が来ないと諦めていた……

でも一誠のおかげだ……僕はいつか……きっと……本屋デートをしてみせる!

 

「でもそれだと、一誠のデートが……」

 

「い、いいって!やっぱこういうのは自分で考えてこそだよな!」

 

「そうだね……その方が夕麻ちゃんも喜ぶよ」

 

「お、おう!」

 

たいしたアドバイスもできなかったが僕らはそのまま帰宅した。

 

 

 

 

その週の休日、僕は一誠の初彼女のお祝いの品を探しに街をうろついていた。

 

「うーん……なにがいいだろうか……」

 

様々な店を周りいろいろみたがなかなか決まらない。

 

「一誠だし本とかは読まないだろうな……」

 

エ〇本なら読むだろうが……官能小説という手も……

 

「さすがにお祝いの品でそれはないよな……」

 

ばかなことを考えながら店を巡っていると良さそうなものを目にした。

 

「ん……これなんかいいのではないだろうか……」

 

手にしたものを購入し、僕はその店をあとにした。

 

 

 

 

 

 

おっすオレ兵藤一誠ちょっと人よりおっぱいの好きな男子高校生だ!

そんな俺はいま初めての彼女夕麻ちゃんと初めてのデートの最中だ。

噴水の綺麗な公園で今現在なかなかいい雰囲気だ、これはもしかすると……

 

「今日のデートとっても楽しかったな、今日はありがとう一誠君。」

 

「い、いや……俺も楽しかったよ!夕麻ちゃん!」

 

「そ、それでね一つお願いがあるの……」

 

お、お願いだって一体な、何なんだ……もしかして私の初めて貰って?とか!

いかん、おちつけぇ、落ち着くんだ。

 

「な、なにかな!?」

 

声が裏返ってしまった……

 

「あ、あのね……」

 

ごくり唾を飲む音、心臓の鼓動がうるさい全神経をむけてお願いを聞く……

 

「死んでくれないかな?」

 

 

 

 

「へ?……」

 

一瞬何を言ったのかわからなかった。

夕麻ちゃんがそんなことをいう訳がない。俺としたことが意識しすぎて全然聞けてなかった。

そう思いこんでもう一度聞く……

 

「ご、ごめん!ちょっと聞き逃しちゃってさ……もう一度言って貰えないかな?」

 

「はぁ……下等な人間がこの私の言葉を聞き逃すだなんて……」

 

へ……一瞬にして明るく元気で可愛いかった彼女はまるで女王様のような口調でそう言った。

ちょっとゾクゾクした。

 

「ご、ごめん……」

 

「まぁいいわ……死んでくれないかと言ったのよ。」

 

聞き間違いなどではなかった。

彼女は俺に死んでくれと、そう言ったのだ……まるでその辺の石ころでも眺めるかの様な目で

や、ヤンデレな子なのかな?……現実から目を逸らすようにそんなことを考えていた。

 

「そ、それってどういう「はぁ……つまりこういうことよ。」え……」

 

そういった彼女の姿は可愛らしい私服からこれまた女王様のようなボンテージ姿へと変貌してい

た。なお変身する瞬間に覗いた二つのメロンとその先のさくらんぼを俺は見逃さなかった!眼福!

眼福!だがそんな余裕もすぐなくなった。

胸ばかりみていて気が付かなかったが彼女の背中からは2枚1対の翼が生えていた。

 

「至高の堕天使であるこの私の姿を見れたこと光栄に思いなさい。」

 

「堕天使?……」

 

堕天使ってファンタジーとかに出てくるあれか?夕麻ちゃんが堕天使で……俺を殺そうとして?

頭の中がごちゃごちゃしてよく考えられない。

 

「な、なんで俺に死んで欲しいんだ?……」

 

「そんなこと貴方に教える義理はないの……一々説明するのも面倒だしね……まぁ運が悪かった

と、思えばいいわ。」

 

そんなこと?運が悪かった……?

 

「それじゃあ、バイバイ一誠君あなたとのデート……全然楽しくなかったわ」

 

「え……」

 

直後腹部に違和感があり、そこを見ると光の槍が突き刺さっていた。

そのことに気が付くと、いままで体験したことのない痛みが体を突き抜けた。

 

「い、ゲフッ、ごほっごぼっ……」

痛みの声すら上げる間もなく血が上昇してきて吐血する

痛い、痛い、痛い、とても立っていられず仰向けで倒れる。なんで、なんで夕麻ちゃん……

 

「ど……うし……て……夕……麻ちゃ……ん……」

 

「あら、案外しぶといわね……あまり時間を掛けたくないし止めを刺してあげるわ」

 

そう言って夕麻ちゃんは右手に光の槍を作りだす。

あぁ、死ぬのか……?こんなことになるんならおっぱい触っておけば良かった……

 

「いっ……せい……?」

 

そんなとき親友といってもいいほど仲の良い友人カネキの声がした。

 

 




 レイナーレってこんなのでいいのだろうか……?
カネキ視点と三人称+他の登場人物たちの視点で書いていこうと思います。基本はカネキ視点や三人称ですがたまに他の人物の視点も本当に少しですが入れていく感じでやります。(やれるとはいっていない)

追記;改行修正しました

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