ゆかりさんとイチャラブ生活する小説 作:花佐賀 空論
以上でいきなりですがいきましょー!
『ふぅ……』
と私は疲れた体を、ベンチに乗せる。
遅刻のせいで私は、トイレ掃除やら面倒臭い仕事やらで色々と疲れた。
私はぐぅと鳴る腹を見て、腹が減った、と独り言を呟く。
私は疲れた体を立たせ、街へと足を動かす……
……と黙って顎に一刺し指と親指を乗せ、様々な店を見ては次の店、へと目を動かす。
うーむ、いまいち、中を見ずとも分かる、今はまだ入るべきではないと私には分かる。
腹がぐぅと鳴りながらも歩いていると、唐突にタバコが吸いたくなってきたので私は、裏路地に行き吸おうとする
すると一件の店があった。店名は『ずんだ飯』まだ開いているようだ。
私はふーん、と思いながら吸い終わると足でたばこを踏み消し、店に入ってみる。
カランカランとドアのベルが鳴る。店内の空気が外と変わって、中々に和風…とでも言うのかな、
シンプルに言うといい匂いだ。
『いらっしゃいませ!』
と元気な声で挨拶をする彼女は、膝まで伸びる濃い緑色の髪に胸当て、そしてなによりも胸と共に実ったふともも……ってこれ前も同じ事を言ってたような気がするがまぁいいや、笑顔でメニュー表を出してくる。
私はずらずらと並べてある文字を見ていると、一つだけ目に留まる。
〔今日のお勧め定食〕
ほう、何が出てくるのかわからないのか、いいねぇ、出てくるか分からないって言うところにゾクゾクするねぇ。
『今日のお勧め定食お願いします』
『はーい♪』
と笑顔で受け答えしてくれる彼女は、太陽そのものだなぁ、と思いつつ料理をする彼女の姿を見る。
『ええ尻や……。(尻!ちち!ふとももーッ!)』
と、私はつい声に出してしまう。
『………』
と道具持った状態で私を見る。
『えっと…何かいいましたか?』
と聞き逃したようなフリをしてくれる、あ、目が笑っていない。
するとこの気まずい空気の中に、ある一人の女が入っていた。
虚しい、多くの悲しみに包まれたかのような胸だ彼女。
『おまたせしました、ってあれ?マスターじゃないですか。』
ゆかりさんだった。
『あれ?ゆかりさん何故ここに?』
『それは私の方ですよ、何故ここに?』
お互い何故ここに来たのかを説明した、ゆかりさんの方は、ここの店の常連らしく、週に3回は来ているらしい。
ゆかりさんは私の隣の席に座るとメニューも見ずにあるものを頼んだ。
『肉じゃがお願いします。』
肉じゃがとな?この店は肉じゃがも取り扱っているのか、よし決めた、次来た時に肉じゃが頼もう。
そしてそう待っていると、私の分がどうやらできた様子。
〔ずんだライス〕ライスにぶっかけたライス。あつあつ。
〔ずんだご飯〕ごはんにぶっかけたごはん。あつあつ。
〔ずんだ漬け〕たくあんにずんだを入れて漬けたたくあん。
〔ずんだ餅〕餅にずんだを掛けた餅。
〔ずんだミルク〕決して店員から絞り出した訳ではない、多分。
〔箸〕至って市販の箸だと思ったが、どうやら少しだけ良い箸の様子。
ああしまった、ライスとご飯で被ってしまった。
私はこう言う時の為に持ってたんだよ振りかけをよ。
〔YUKARI〕と書かれた小袋を破り、その中身をごはんに振り掛ける。
できたよ、振りかけずんだご飯が!
私は箸を二つに分ける、ああ、確か割れている方からやると綺麗に割れるんだっけか。
パチンと音を鳴らして私は箸を持つと、まずご飯を口の中にかきこむ。
うんうまい。
ライスを食べる。
うん熱い、ずんだがいい味出してる。
ずんだミルクを飲む
なんだこれは、生乳か?いやそんなまさかな……はは。
最後にずんだ漬けを食べてから餅を頬張る。
うーん、不もなく可もなく…星三つだな。
私はこの幸せを楽しんでいると、懐にある携帯が震えている事に気づく、なんだろうか。
メールが一件来ていた。ゆかりさんだな、口で言えばいいのに……それに隣なんだし。
〔私以外の女で浮気は……許しませんよ?〕
あはは、ゆかりさんは心配症(末期)だなぁ。
私は水をちびちびと飲みながら指を動かす。
……よし、できたぞ、私は送信ボタンを押し、ふぅと息をついた後、ゆかりさんの顔を見る。
彼女の顔は優しく笑っていた、この店の光を浴びて優しく笑う姿は、私も優しく笑うしまう程の魅力だった。
『さぁそろそろ帰るとしましょう、ね、マスター。』
ゆかりさんは席を立つと、会計をしにいった、ここは男としてマスターとしてやるべき事は一つ。
『代わりに彼女の分も払います。』
と言ってカードを取り出す、彼女はありがとうマスターとアイコンタクトしてくる。
いやなんでアイコンタクトなんだ。
『少し耳を貸していただけますか?』
と店長がお願いしてくる、いったいなんだろうと耳を貸すと彼女は急に暗い声でこう言う。
【ゆかちゃんを不幸にしたら東京湾に沈めますよ。】
少しだけ怖いと思ったが、私は『はい大丈夫です、必ず、彼女を幸せにします。』
そう言うと店長の顔も緩み、『ならよかったです』と明るい声で言った。
私とゆかりさんは店を出て、手を繋ぎながら帰った。え?店長誰だって?
後から聞いたのだが、彼女は東北ずん子という名前で、彼女の幼馴染らしい。山あり谷有りって感じだね(白目)
見ていただきありがとうございます!
修正する点、アドバイス等がありましたらいつでも受け付けておりますので
よろしくお願いいたします。