…
マサキは氷を刀の形状に変化させた。
「鉄と氷、、どっちが強いかな?」
男はニヤニヤしながら片手を剣の形状に変化させる。マサキが斬りかかる。火花を散らしながらぶつかり合う刀。男は距離を取り剣の大きさを倍にし振り下ろす。マサキは目の前にキューブ型の大きな氷を出し横へ回避する。氷は真っ二つに斬られる。氷の球を作り男に投げる。その球は男の近くでウニのような形になり男を襲が男はそれをうまく避ける。
「器用だな。」
男はそうこぼし大きな剣から三日月の形状に戻し斬りかかる。刃がぶつかり合い男の刃が砕ける。
「⁉︎」
マサキの刃は男の二の腕をかする。
「お前。」
マサキの刀は鉄の刀の上に氷がコーティングされていた。
「片方には俺のもう片方にはお前が使っている手袋をつけてみたのさ。あの時美奈が渡してくれてね。」
「なるほど、」
その時雷が二人の間に落ちる。二人の間にヒカリが現れる。
「帰る。」
ヒカリはそう言い美奈をおんぶする。
「は?帰るってあいつはどうするんだよ‼︎」
ヒカリは男とマサキを交互に見る。
「知らない。私は帰る。」
ヒカリは歩き出す。マサキは少し迷った後ヒカリを追いかける。男は舌打ちをし仲間の元へ向かう。
「おい!ヒカリ‼︎美奈をどこに連れて行く気だ?」
「この子を治療する。貴方は帰っていい。」
「は?ふざけんな、お前なんか信用できるわけねーだろ。」
「人を信じるのは大事な事。」
「んなことわかってるわ!俺の親友を殺したお前を信用出来ないんだよ。」
ヒカリはまっすぐ前を見ながらマサキを無視する。マサキはヒカリの前に立ち道をふさぐ。
「頼むから答えてくれ。この手袋の事。なんで美奈が狙われたのか。」
「どいて。」
「嫌だ。」
「この手袋は人を殺めるための道具じゃない。守るためのもの。でも私は誰も守れない。」
ヒカリはマサキの目を見る。
「今も彼女を守る事が出来なかった。。。」
ヒカリはマサキを避け歩き出す。マサキは頭をガシガシかく。
「あーもー!」
ヒカリの背中を追いかけた。
…
男は仲間と合流した。
「お前ら1人にやられたのかよ。」
「お前もあいつの強さわかってんだろ。」
ガンが男を睨む。
「おー、よかったよかった。見ろ、腕が見事にくっついた。」
「腕をやられたんですか?」
「そうじゃ、スパンっとな。手袋は取られたがあの女にあれは使いこなせない。おそらくその覚悟はない。お主のその腕はどうした?」
「あ、これは少し邪魔が入ってね。ただの擦り傷。」
「これをかけるんじゃ、血が止まってないみたいだからの。」
「ああ、ありがと。」
男は緑色の液体を傷口にかける。
「さーて、ボスになんって報告しようか。」
男はそうこぼす。