どうも皆さま、もうすぐ発売ですねポケモンサン・ムーン! そしてファイアローやゲンガーは泣いていい(仕様変更の可能性微レ存)
なんとか新作出る前に投稿出来ました。そして内容は全く関係ないストーリー、書きたかったんや……。
前のXYみたいにこういった時間軸が違うストーリーが書いてみたくノリで書き綴りました。正直今回はあまりおもしろくないかも……。
まぁ、こんな展開もありかなと生暖かい目で見てやってください。
その日はとてもいい天気だった。
旅たちの日には申し分のない快晴。空は青く、風は心地よく、おかげで気分は最高だった。少し急な坂道も気分の乗っている時ならなんてこともない。自転車のペダルを強く漕ぐことを苦に感じなかった。そして登り切った後の下りはスピードを緩めることなく一気に進む。
ようやく訪れた10歳の旅たちの日。この日が待ち遠しかった。家族にはポケモントレーナーになると言って旅に出る口実を作ったが、実際のところやりたいことは『旅に出る』ことだった。ただポケモンを持たないと基本的にどこの親も旅に出ることを認めてくれないからその口実を使っただけ。
それどころか少しポケモンは苦手だったりする。
何はともあれポケモンを貰うことで旅に出ることが許されるのだ。多少のことはがまん、がまん。
――――きっと楽しくて素敵な旅が始まる。
不意に気配を感じて顔を向けると見たことのないポケモン。
それに驚き、ついハンドルをおかしな方向へ向けてしまい道を外してしまった。
凸凹とした生い茂った森の下り道へ。スピードが上がり転がるのが怖くて、ただ下り降りるがままブレーキが出来なかった。
どうすればいいのかわからず、パニックになっていた。
「へ?」
そんな気の抜けた声が耳に届いたときには既に遅く、とても大きな衝撃が体に響き、私は地面に叩きつけられた。。
「なっ!? にいいいいぃぃぃぃぃぃぃーーーー………」
そんな時、目に入った光景は自分と同じくらいの男の子が吹き飛ばされ宙に少し浮き、すぐに
そしてバキバキと木の枝が折れる音、ガサガサと葉が鳴る音、キリキリと自転車のタイヤが回る音。
自転車を見てみるとタイヤのフレームがおかしな方向へと曲がっていた。
「…………やばい………かも」
◇◇◇
ホウエン地方ミシロタウン、ここには他の町には無い名所がある。それは『ポケモン研究所』。
ホウエン地方の各町から新人トレーナーが旅立つ前に必ず一度は訪れ、最初に自分のパートナーとなるポケモンを手にする場所。
その多くの新人トレーナーの中の一人、トウカシティから一人の女の子が訪れる。
名前は『ハルカ』。ジムリーダーの父を持つ10歳になったばかりの女の子。念願の旅に出るために初めてのポケモンを貰う……予定だった。
「切り傷と打ち身が数カ所、あとはたんこぶが出来てるくらいかしら。特にこれといった大きな怪我はありませんでした」
「そうですか、それは不幸中の幸いだ。良かったねハルカちゃん」
「……ふぁい」
その予定だった。だが今の彼女はとても念願の旅に出かけるような雰囲気ではない。グスグスと泣きながら嘆き悲しんでいた。
「ありがとうございます、ジョーイさん。すいません、ポケモンを見てもらうために来てもらったのに」
「いえ、これも私の仕事ですから。………むしろあの高さから落ちてこの程度の怪我で済んでることに驚きました」
「うまく木の枝がクッションになったのかもしれませんね。何はともあれ大きな怪我もなくてよかった」
研究所の一室で会話をする二人。
一人はここポケモン研究所の責任者であり、ホウエン地方でも有名な研究者であるオダマキ博士。
もう一人は今日新人トレーナーに渡す予定のポケモンの健康をチェックするために訪れたジョーイ。
そしてもう一人。先ほどからソファーに座り泣いている少女、新人トレーナーのハルカ。
ことの始まりは彼女が自転車の操作を誤ったことから。不運なことにその結果一人の少年に勢いそのまま体当たりをし、吹き飛ばされた少年はさらに不幸なことに崖から落ちた。それもかなりの高さから。
一時は放心状態だった彼女だったが一度頭が動き始めると状況を受け入れきれずパニックに。自分が助けようにも崖の高さに顔を蒼白させて余計不安が増すだけだった。死んでしまったのかもしれない、と。
そんな彼女が唯一出来たことは助けを呼ぶこと。
幸いなことに彼女は助けを呼ぶ人物をすぐ思いつくことが出来た。
つい今しがた向かおうとしていたポケモン研究所。そこにいる父や母の知人でもあるオダマキ博士である。
「ほらハルカちゃん、彼に大きな怪我もなかったんだ。もう大丈夫だよ」
「……はい」
泣きながら研究所に駆けこんだハルカ、上手く頭と口が回っておらず、わかりづらい言葉の中から判断したオダマキ博士はすぐさま車をぶっ飛ばして現場へと急行。所々怪我をして倒れていた男の子を見つけ出し保護。
来訪していたジョーイさんに彼を預け今に至る。
「ほら、もう泣かないで。大丈夫だよ、ちゃんと謝ればあの男の子だって許してくれるさ」
「ええ、あの怪我なら治るのにそう時間も掛からないと思うわ。そう落ち込まないで」
「でも……服もボロボロですし、持ち物もぐちゃぐちゃで、ポケモン図鑑も壊れてますし」
倒れていた男の子の回りには鞄と散らばった道具の数々。落下の衝撃でほとんどの道具は駄目になり、ポケットに入っていたポケモン図鑑は砕けていた。電源は付かず、何の反応も返さず、データの吸い出しを試みたが駄目であった。完全にジャンクとなっている。
ちなみにちょっとやそっとで壊れることのないポケモン図鑑が壊れていて、その所有者が軽傷で済んでいることにジョーイはかなり驚いていた。
「なに、そんな不安になることはないよ。道具はある程度はこちらから提供出来るし、データはどうしようも無いけど図鑑も予備の物を出せるよ」
「いいんですか!?」
「今回は不慮の事故ということでね。流石に服は今すぐには無理だけど」
「ありがとうございます!!」
「それにセンリさんには内緒にしときたいだろう」
砕けた表情で冗談を言う目の前のオダマキ博士にバツの悪い顔を浮かべるハルカ。実際そのことも考えていた。
けれど感じる気遣いにハルカの表情が先ほどよりも柔らかくなる。
10歳の少女の心に傷を付けさせたくない大人二人の気遣いだった。
「博士、失礼します!」
ちょうど会話が一段落したとき、ノックされたドア。急いているのか入室の許可を出す前にドアが開けられる。
「先ほどの少年が目を覚ましたのですが……その……」
急にトーンダウンする言葉に嫌な予感を覚える3人、そして部屋に入った白衣の男はハルカを一瞥すると言い辛そうにしながらも爆弾を落とす。
「どうにも、記憶喪失……みたいです」
場が一瞬でぜったいれいどになった。
「ハルカはめのまえが まっしろに なった!」
オープニングからゲームオーバーなヒロインこれいかに。おまけにギャグ要素があまりない。
次続きを書くかわかりません、だって本編ほとんど進んでないもの……。
書くときにネットで古い情報見たりしましたけど、ハルカも人気高いヒロインですねぇ。ヒカリやセレナも高いんですけど。
まぁ、色んなところにモチベが言ってるんで次話は本編進めるかこの続き書くか又はまた変なanotherぶっこむか。
なにはともあれサン・ムーンをやってからですかねw
ではみなさんノシ