ミュータント戦争   作:永遠の二番煎じ

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212x年世界では世界大戦が集結しつつあったが、日本は陸続きの隣国により侵攻を受けていた。これはスミスとシンヤの能力従軍物語である。


軍校

スミスが陸軍の能力学校に入って半年が経ったときのことである。

運動場のような場所で能力生は教官にしごかれていた。

教官「スミス!戦争を終わらすためにも君には遠距離攻撃を覚える必要がある出来るな!!!」

スミス「はい、天皇陛下のためたとえ日本が陸続きになっても敵国の侵略は防ぎます!!!」

教官「よしでは、上級士官学校大阪支部を卒業するとき能力を見してもらうぞ。」

スミスは故郷旧石川を離れ、志願兵として能力学校に入った。

レナ「スミス、あなたの故郷が最前線らしいね。家族は大丈夫?」

レナは学校で最初に話しかけられた同級生の女子兵士だった。

スミスは入学当時、人を失うトラウマから人と話すのを避けていた。

だがスミスはレナと毎日話していくうちに人とある程度話す様になった。

スミス「俺に家族はいないよ。戦争で巻き込まれて死んだ。もう北陸は戦場だ。日本軍も追いつめられてるんだろう。」

レナ「そうだったの・・・ごめんなさい。」

レナは初めて知るスミスの家族事情に質問して申し訳なく思った。

スミスは右手を剣にして言った。

「これには斬れないものがないんだ。だが遠距離型能力には勝てない。」

レナ「大丈夫だよ、まだ半年しか経ってないから、一緒にがんばりましょう。」

スミス「その前に戦争が終われば、こんな訓練しなくていいがな。」

レナ「・・・そうね。でもあたしたちは志願兵!上級士官学校が下級能力者を採用するぐらいだから。私たちが祖国を隣国の侵攻から守らなきゃ。そして占領されたら奪還するそれが私たちの使命。」

スミス「君も戦争で家族を亡くしたのか?」

レナ「いえ、旧太平洋側は戦争が起こってないと思うぐらい平穏よ。」

スミス「だったらなぜ志願したんだ。君はなにか失ったのか?」

レナ「いえ、かつて日本は100年戦争をしなかった。でも世界核暴発で日本は変わった。だから戦地で体験するの。戦争の悲惨さと悲しみを次の世代に伝えるために。」

スミス「そうか、がんばれよ。」スミスは冷めた言い方をして去った。

数日後スミスは仮想の戦場で能力を使って戦う訓練をしていた。

マサキ「援護しろ、スミス!」

マサキは物を遠隔から複数壊す能力を持っていた。マサキはスミスの相棒である。

仮想の戦場ではあるが、仮想敵兵がライフルを持って突撃してくるが、マサキが遠隔でライフルを次々壊し、敵兵がまた塹壕に戻る。

マサキ「いまだ!スミス斬鉄型で突撃しろ!」

スミス「分かった、軍曹。全員突撃!!!」

スミスは30人の非能力兵士と突撃したが、敵塹壕からの中距離型マシンガンで蜂の巣にされ、次々味方が足を撃たれ、倒れるがスミスはマシンガンの銃弾を斬り弾き、塹壕に一人で到達したが、囲まれ捕虜になり、その後仮想味方軍は降伏して訓練が終わった。

マサキ「やっぱりお前には遠距離型の応用技か必殺技が必要だな。」

スミス「こっちは俺たち能力兵2人に向こうは4人だ、勝てない戦だったよ。」

マサキ「いや、勝てたさ。お前が本気ならな、あくまでも一般兵との合同訓練だ。お前だけ突撃すればよかったのに一般兵30人が一緒に突撃したってこっちが不利になるだけだ。」

スミス「そうだな、俺は戦術下手だから今度はお前が訓練で指揮を取れ。」

マサキとスミスは話し合った後、スミスは寮に帰る途中レナに会った。

レナ「どう、少しは遠くに攻撃できるようになった?」笑いながら言った。

スミス「今日の合同演習見てたんだろ。まったくお前は性格悪いな。」

レナ「いえ、参加していたのよ。木に溶け込んで、真横であなただけがあきらめず突撃してたけど。」

レナは中級補助能力を複数持つ偵察兵の卵である。

スミス「おれだけが突撃してたのは俺がたまたま銃弾に当たらなかったからだ。」

レナ「あなた物理攻撃能力でしょ?私の父親もあなたみたいな能力者だったわ。私必殺技教えようか?」

スミス「中級補助能力者が下級能力者の攻撃技を教えてくれるのか、じゃあ是非頼むよ。」

スミスは冗談半分で言ったが、FSで夜、運動場にレナに呼ばれスミスは暗い運動場に行った。

スミス「まじで教えてくれるのか?」

レナ「ええ、父も手が刀になってたからいいわよ。」

スミスは能力向上のためレナが言ったことをやった。

スミスは空斬りを何千回もした。一か月くらい、レナ同行で。

レナ「もうそろそろ最初の必殺技が出来るはずよ。剣能力者特有の必殺技『風斬り』が。」

スミス「そんなかっこいい技があるのか。」

スミスはそう言って風を斬ると前にあった木が倒れた。

スミスは触れずに木を切り倒せたことに驚いた。

レナ「あとは人を演習でころさないように気を付けるだけね。」

レナは微笑みながらスミスに能力抑制の注意をうながした。

スミス「他にもあるのか?」真剣に聞いた。

レナ「まあまあ、あせらずに今習得した必殺技を使いこなして。」

スミスはさらに一か月練習した。

マサキ「もう二か月コンビで勝ててないな。こうなると俺の方が悪いかもしれないな。お前の能力を全然生かしてないからな。」

スミス「あせることはないキョウダイ、俺たちは後一年すれば無敵になる。」

スミスは冷静沈着にマサキに言った。

能力上級士官学校大阪支部で最弱のコンビと言われていたが、スミスはレナのアドバイスで自信がついていた。

マサキ「やけに前向きだな!カノジョでもできたのか?」

マサキは気持ち悪いにやけ顔で聞いた。

スミス「そんなことより、お前は今物しか壊してないが。技を壊すことも出来る様になってくれ。俺は遠距離型の技を練習してるんだ。」

マサキ「技を壊す!!!でもお前が遠距離攻撃練習してるなら、俺もそれに答えなくてはな。」

マサキはスミスに無理な要求をされたが、マサキがスミスは接近攻撃しかできないと思っていたがスミスの『風斬り』を見てとりあえず頑張ることにした。

高校二年になり高校三年の一年間無敗のコンビと当たった。

マサキ「やべーな、ぼろ負けだぞ。」

スミス「いや、チャンスだ。向こうは多分能力者二人でも俺たち約30人を相手に出来るだろう。ついにお前に見せる時が来たな。」

マサキ「頼もしいこと言ってくれるじゃないか。」

スミスはついに一年間の猛特訓を披露するときが来た。

スミスは敵の塹壕に空に向かって放物線を描くように風斬りをした。

すると敵の塹壕が土ごと斬り裂かれた。そして隠れる場所がなくなった。

マサキ「よし、全員撃て!!!能力の効かない弾丸で。」

スミスたちは塹壕の様子を見ることなく奇襲をかけ、蜂の巣にした。軍校きっての無敗の部隊は壊滅したが三年生の能力者が残っていた。

マサキ「よし、スミス今日は観客が多い。能力だけのバトルを見せつけてやろうぜ。」

スミス「そうだな、学校に大きな爪痕を残してやるよ。」

この模擬戦がスミスとマサキの早期派兵のきっかけになった。

マサキとスミスは塹壕から堂々と二人で出てきた。

すると向こうからも三年生二人が出てきた。

シンヤ「お前らみたいに奇襲して、俺たち二人以外を戦闘不能にする戦術はあったが、お前らはその後堂々と二人だけ出てきた。それは初めてだ。」

シンタ「どうやら、本気の能力バトルをしたいらしいな。俺たち双子に勝てるかな?」

大きな2mの水玉を作り、電気を帯びていた。

そして味方の塹壕にそれを5つ放ち味方は壊滅した。

シンタ「これで本当の2:2だな。」

マサキ「どうする、相手は多重能力者、しかも双子の兄弟だ。」

スミス「俺たちの力を存分に発揮するまでだ!!!」

マサキ「そうだな。もう思い残すことはなにもない。」

レナは多くの生徒や陸軍が観戦してる場所で同性の友達達とスミスを祈るように観戦していた。

スミスはシンヤに斬りかかった。

スミス「多分数秒で決まるがやるだけやるぜ。」

スミスは勝てないと思ったと同時に捨て身の攻撃をしかけた。

シンヤは味方塹壕から遠隔能力でライフルを数丁スミスに向けたがマサキが能力でライフルを壊した。

シンヤは背中に翼を広げて飛んだ。スミスはすかさず風斬りを使ったが、全てシンヤは上空でよけた。

シンタは火の玉を口からマサキに向け発射したが、マサキは火の玉を消した。マサキの能力による応用技である。

マサキは遠距離型攻撃を封じる力を習得し、それを駆使して対応した。

これをたまたま見た陸軍の少将が演習中止を求め、学校の接待室に呼ばれた。

少将「君たち四人はもはや学校にいても負けないだろう。だからもう兵士になる資格を受け取れ。」

マサキ「ですがまだ私とスミスはまだ二年生で一年しか訓練してません。」

少将「しかし前例はある、日本軍は今劣勢である。学徒徴兵をするほどだ。すまないな。」

シンタ「出兵先はどこですか?」

少将「シンヤとシンタは能力戦術部隊に合流しろ、マサキとスミスは旧石川奪還に向けて北陸防衛隊に合流しろ。すまないな。まだ楽しい学園生活があったのに時代を憎んでくれ。」

四人はその後は派兵先に行くためにすぐ準備した。

レナ「聞いたよ!戦争に行くらしいね。」

レナは羨ましそうにしていた。

スミス「ああ、人を殺しに行くんだ。まさか一年しか学校生活をおくれなかったとは。」

レナ「大丈夫だよ。戦争が終わればまた普通の高校に行けばいいんだから。」

能力士官学校や陸軍高校や空軍高校は高校卒業資格はもらえなかったが兵士になる資格はもらえた。

このころ日本軍の能力兵は敵国に殺されたり、捕虜にされたり、無力化されたりして、能力兵は激減し非能力兵が中心に隣国と戦っていた。国際紛争は日本と隣国だけであった。当時世界各国は日本が負けると思っていた。

スミス「そうだな。戦争が勝とうが負けようが帰ってきたら土産話してやるよ。世話になったしな。」

レナ「本当に♪でももしかしたら何年か後に一緒に戦ってるかもね。その時は守ってね。」

スミス「そうだな、お前も兵士の卵だもんな。」レナ「じゃあ戦場で、幸運を。」

スミス「幸運を。」

スミスとマサキは翌日旧石川奪還のため福井に派遣された。

 

 

 

 

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