()は心情です。
シンヤは悲しんでいた。
スミス「シンヤ、お前の気持ちは分かるが、俺たちしかあの能力者は倒せない。作戦を立てよう。」
スミスはシンヤを励ましながら言った。
シンヤは意外にもすぐに頭を切り替えた。
シンヤ「そうだな・・・俺たちで仇をとろう!」
スミスはシンヤの急な感情の切り替えに驚いたが、作戦を一緒に考えた。
シンヤ「あの地割れは土能力者だな。厄介だ。」
スミス「そうだな、航空支援要請するか?」
シンヤ「いや、岩も飛ばせる上級能力者かもしれない。」
スミス「そうか・・・せめてどの兵士かさえ分かればな。」
その時山火事が不自然に起こった。
それは円を描くように徐々にスミス・シンヤを中心に向かって火が攻めてきた。
シンヤ「炎能力だ!スミス消せるか?」
スミス「ダメだ、燃えてる範囲が大きすぎる!」
シンヤは悟った、敵索敵能力兵に見つかり、別の炎の能力兵が攻撃してきたと。
スミス「どうする。」
すると日本兵服を着た兵士が瞬間移動してきた。
味方能力兵「シンヤさん・スミスさん捕まってください。」
シンヤとスミスは味方につかまると移動した。
移動した先は山火事が見えるさらに高い山に瞬間移動していた。
シンヤ「ありがとう、名前はなんだ?」
ドイル「ドイル一等であります。」
スミス「ありがとう、ドイル、俺はスミスだ。」
シンヤ「俺はシンヤだ。どこの部隊だ?」
ドイル「我工作部隊は忠清の南東の山に構えてた中隊と合流しました。しかし、敵上級能力兵と非能力兵の連携攻撃に遭い、壊滅しました。私も今追われているところであります。」
スミス「中隊壊滅・・・」
スミスは中隊壊滅の状況を聞き落胆した。
シンヤ「俺たちはそこから忠清の敵をゲリラ攻撃に行ったが失敗に終わったんだ。」
ドイル「ではあなた方が中隊長の言っていた数少ない能力兵ですか。」
三人は報告し、その状況に疲れ果てた。
スミス「中隊は壊滅、これは一気に福岡に撤退だな。」
シンヤ「そうだな。一等、移動能力で福岡まで撤退できるか?」
ドイル「いえ、もう能力が残っていません。」
ドイルは生き延びるのに必死で瞬間移動を乱用していたためにもう能力が残っていなかった。
その時敵兵が銃撃してきた。
しかし、スミスは間髪入れずに弾いた。
スミス「ここは任して二人で逃げろ!!」
シンヤとドイルは必死に走って逃げた。
スミスは偵察敵兵と思われる5人を右手剣で斬殺した。
スミス「能力兵がいなくてよかったぜ。」
スミスは安心した瞬間、炎の剣を持った能力兵が斬りかかった。
スミス「うそだろ!!」
スミスは右手剣で炎の剣を受け止めた。
敵能力兵「なるほど、斬鉄系か。君が初めてだよ。」
スミス「炎能力兵か、じゃああの山火事もお前が放ったんだな。」
敵能力兵「そうだ、斬鉄兵。この炎の剣も俺の応用技だがな。」
スミス「お前みたいな自然能力兵は無数に相手してきたぜ。」
スミスはそう言って斬りかかった。
だが敵能力兵は炎の剣で受け止めた。
スミス「なに!!斬れないだと!!」
敵能力兵「俺は上級能力兵だからな。」
敵能力兵は微笑んだ後炎の剣から炎をスミスの右手剣にまとわりつかした。
スミスは右手が炎に浸食される前に右手剣を水属性にし、右手の火を消した。
スミスはその後さらに右手剣の温度を下げ、氷属性にした。
スミス「俺の新しい応用技のえじきになってもらうぜ。」
スミスの応用技は違法チーターの力のおかげであった。
敵能力兵「おもしろい。俺の炎の剣かお前の氷の剣が勝つか見ものだな。」
2人は剣を交え、譲らない剣術を繰り広げた。
その頃シンヤとドイルはどこかわからない森にいた。
シンヤ「くそっ!敵兵か!!」
アサルトライフルを持った敵兵たちに囲まれた。
シンヤは持ち前の遠隔能力でアサルトライフルを取り上げ地面に叩き壊した。
すると敵兵たちは逃げた。
ドイル「シンヤさんは遠隔能力ですか。てことは極秘の能力戦術部隊!!」
シンヤ「お前もそうなのか?」
ドイル「いえ、私の兄はそうでした。」
するといきなり岩が飛んできた。隕石の様に。
シンヤは木を能力で何本も抜き飛ばし、飛んでくる岩を割った。
シンヤ「ドイル隠れろ!!」
ドイル「了解!」
ドイルはシンヤに指示され、安全そうな場所に隠れた。
さらに岩が3つシンヤに向かって飛んできた。
シンヤはまた木を抜き飛ばしたが、1つだけ岩を破壊できずにぎりぎり回避した。
シンヤ「ちっ、どこにいるんだ土能力者め。」
シンヤは土上級能力に苦戦していた。
その頃スミスと炎の敵兵の戦闘は激化していた。
その場所は木が焼き落ち、地面は凍ったりめちゃくちゃであった。
スミス(次の必殺技で決めるしかないな・・・)
敵能力兵「そろそろ終わりだ、斬鉄!!」
敵能力兵は身体が炎になり、まわりの空気は1000度になった。
スミス(めっちゃ熱いぜ!死んでもおかしくないな。だが俺はこの一撃で仕留める!!!)
スミス「食らえ!!!」
スミスの右手剣は氷の刃となり1000度の敵能力兵の中に飛び込んだ。
敵能力兵「俺の最終形態恒星剣でお前をこの世から消し去ってやるぜ!!!」
敵能力兵は炎の体のまま光った。
スミス「うおおお!!!」
スミスは右手剣の零度で体を1000度の空気から守り、敵能力兵に突き刺した。
敵能力兵は炎の身体のまま凍死した。
スミス「ふうー焼け死ぬとこだったぜ。」
スミスは炎の上級能力兵に勝ったのである。
その頃シンヤは逃げていた。
シンヤは敵の位置が特定できない以上逃げるしかなかった。
シンヤ(畜生どうする。)
その頃木に隠れていたドイルは敵土能力兵と援護している敵索敵能力兵を見た。
ドイル(あの二人どちらかが岩を投げてきた能力兵か・・・)
ドイルは迷っていた。どっちを攻撃すればいいのかを。
ドイル(仕方ない!どのみち敵戦力は低下するだろう。)
ドイルは携帯していた拳銃で敵能力兵一人を撃ち殺した。
敵索敵兵「くっそ!待ち伏せか!!」
敵能力兵はシンヤしか索敵できなかったためにドイルが隠れていることに分からなかった。
またドイルは少しだけ気配を消す能力を持っていたためにいままで生き延びたのである。
敵索敵兵は持っていたアサルトライフルでドイルを撃った。
だがドイルは素早く木の後ろに隠れ、かすり傷だけですんだ。
ドイル(よし!敵の上級能力兵を仕留めたぞ。だが劣勢だな・・)
その頃シンヤへの攻撃はなくなっていた。
シンヤ「逃げ切ったか。」
シンヤはつかの間の安心を得た。
敵索敵兵は仲間に通信し、援軍が来た。
敵索敵兵「いいか、敵は多分補助能力兵だ、そんなに強くないぞ。」
敵非能力兵は散策し始めた。
ドイルは気配を消しなんとか逃げた。