スミスはシンヤとドイルを探しつつ、日本に向け敗走していた。
スミス「あいつら大丈夫か・・・」
スミスは先に逃げた二人を心配していた。
その頃ドイルはシンヤに合流していた。
ドイル「シンヤさん!ご無事でしたか!!」
シンヤ「ああ、お前右腕から血が出た痕あるが大丈夫か?」
ドイル「ええ、土能力者は多分暗殺できましたからシンヤさんを見つけて早く福岡に撤退しましょう。」
シンヤ「お前がやったのか?」
シンヤは補助能力者のドイルが上級自然能力者を暗殺したことに驚いていた。
ドイル「しかし、まだ敵には優れた索敵兵がいますから早くシンヤさんを見つけましょう。」
シンヤ「そうだな。」
その頃スミスは敵拠点近くの塹壕にいた。
スミス「こんな所に敵軍の拠点があるのか。どうやって逃げればいいんだ。」
その時敵拠点で銃撃戦が突然始まった。
スミス「なんだ!味方か?」
スミスは塹壕から顔を出して見てみるとそこにはレナがいた。
どうやらレナが部隊の指揮をとってるらしい。
銃撃戦と爆音はすぐにやんだ。
敵兵たちの会話
「また残存日本兵の襲撃か。」
「ああ、早く政府も講和に応じてくれないかなー。」
「まったくだ、このまま長引いても祖国が疲弊するだけなのにな。」
スミスは会話を聞きながら移動し、味方の残存部隊に加わろうと思った。
スミスは味方の足跡を追って南に行った。
するとスミスは日本の軍服を着た兵士たちを無数に見た。
スミスは隠れて様子を見てると味方の見回りに見つかった。
日本兵「なぜそんなところにいる!スパイか?」
日本兵は銃を向けながら質問してきた。
スミス「違う、壊滅した陸軍第3中隊の生き残りだ。名前はスミスだ。コードネーム842だ。」
日本兵「コードネーム!能力兵か?」
日本兵は興奮しながら銃を降ろした。
スミスは日本兵に連行された。そこはレナの詰所であった。
レナ「あんたがスミスね。まさかここで会うとわね。」
スミス「ああ、今戦況はどうなってるんだ?」
レナ「どこから説明してほしい?」
レナは椅子に座って机の資料を見た。
スミス「第3中隊が壊滅したのは本当なのか?」
レナ「そうよ。中隊長に大尉も戦死したと撤退してきた兵から聞いたわ。第1中隊から第20中隊に編成されていた第2侵攻部隊はほぼ壊滅し、上級能力兵がほぼ全滅、そして今は中級能力兵が中心に進軍してるわ。私が指揮を取ってるのもその象徴ね。」
スミスは日本軍の厳しい状況に胸が痛くなった。
スミス「もう一つ質問があるがいいか?」
レナは資料になにか書きながらうなずいた。
スミス「シンヤとドイル一等をしらないか?」
レナ「残念だけど1000もの兵士を私は率いてるから分からないわ。」
スミス「そうか、頑張って戦争に勝てよ。」
スミスはそう去り際に言った、するとレナが言った。
レナ「本当ならあなたがこの兵士たちを率いなければならないのよ。」
スミス「俺はもう疲れたよ。後は任せた。」
スミスは詰所を出て行った。
その頃シンヤとドイルはスミスを探していた。
すると日章旗が見えた。
シンヤ「おい、ドイルあれ日の丸じゃないか?」
ドイルもななめうえを見た。
ドイル「本当だ。スミスさんがいるかもしれませんね!」
シンヤとドイルは自軍の拠点に着いた。
日本兵「帰還兵か?」
シンヤ「そうだ、俺はシンヤでコードネーム632だ。」
日本兵「あんたも能力兵か。」
ドイル「私はドイル一等であります。」
日本兵はFSで確認するとシンヤとドイルを拠点に通してくれた。
シンヤは日本兵に尋ねた。
シンヤ「スミスって日本兵知ってるか?」
日本兵「コードネーム842ですか?」
シンヤ「そうだ!!!」
スミスは日本に帰る身支度をしていた。
スミス(結局シンヤとドイル見つけられなかったな。)
シンヤとドイルがスミスの前に現れた。
スミス「まさか、シンヤか!!!」
シンヤ「そうだ、キョウダイ!!!」
2人は厚く抱擁しあった。
ドイル「よかったですね。」
シンヤ「帰るぞ!!」
スミス「そうだな!じゃあ指揮官に報告してくるよ。」
シンヤ「ああ、頼んだよ。」
スミスはまたレナの詰所に行った。
レナ「今度はなんだい?」
スミス「俺は祖国に帰る、いや帰りたい。」
レナ「あんた、私を戦場で守るんじゃなかったの?」
スミス「残念だがその夢は叶えれなかった。すまない。」
スミスは深々と頭を下げた。
レナ「・・・そうかい。まさかあんたと戦場で会ったのに、あんたと戦友になれないなんてね。」
レナは悲しそうであったが、スミスは帰るという意志は変えなかった。
スミスはレナの詰所を出てシンヤとドイルのところに行った。
シンヤ「どうした?なんでお前帰還できるのに悲しそうなんだ?」
スミス「いや、悲しいんじゃないうれしいんだ。」
スミスは素直な気持ちを隠し通した。
ドイル「それならよかったです。能力チャージしたんで一気に福岡まで瞬間移動ですよ!」
ドイルが手を差し伸べるとシンヤ・スミスはドイルの手を握った。
そして次の瞬間福岡の基地にいた。