インフィニット・ストラトス 黒い鳥降臨 作:禿げ眼鏡(三十路)
待機所
ハインツside
ハインツ「久しぶりだな、箒嬢ちゃん。元気にしてたか?」
箒「おかげさまで。姉さんも相変わらずですか?」
マギー「ええ。相変わらず。」
千冬「それよりも話ってなんですか?山田先生も呼ばれたということは・・・・」
麻耶「何か重大な話なのでしょうか。」
ハインツ「ああ、かなり重要な案件だ。だがその前に千冬さん。」
千冬「わかっています・・・・更識楯無、そこにいるのはわかっている。さっさと出てこい!」
楯無「あちゃ~ばれてました?いつから私がここにいたってわかったんです?」
ハインツ「入る前から。」
楯無「最初っから!」ガビーン
マギー「それよりもハインツ、本題に入りましょう。」
ハインツ「そうだったな、俺達の目的を話そう。そこの更識とやらの小娘も俺達の話を聞いてもらうか。」
楯無「いいんですか?」
ハインツ「ただし、口外無用だ。誰かに言ったらどうなるか
わかっているよな。」
楯無「・・・・わかりました。」
ハインツ「いいだろう。俺達の目的は二つある。一つ束さんからの依頼でな、箒嬢ちゃんと一の字の護衛だ。教導官はついでだ。それと二人に専用機を用意することになった。」
箒「姉さんが・・・・」
麻耶「二人に専用機!」
マギー「いずれ二人を狙ってくる敵に備えてよ。二人に何かあったら束が悲しむわ。」
千冬「束、あいつはそこまで・・・」
ハインツ「二人がなにかしらの事態に巻き込まれたら、俺達は束さんに顔向けできねぇ。それだけの事さ。」
楯無「それで、もう一つの目的とは?」
ハインツ「・・・こいつぁ俺とマギー、ヘルムートの過去に関わることだ・・・聞いたら後戻りできないがそれでもいいか?」
五人 コクッ
ハインツ「頷いたということは、同意として受け取る・・・口外すれば間違いなく死ぬ。いいな?」
マギー「ハインツ・・・」
ハインツ「俺達はな、この世界の人間じゃない。いわゆる異邦人というやつさ。」
五人「「「「「!!!」」」」」
ハインツは全てを話した。
彼らのいた世界。傭兵としての過去。死神部隊と財団の最終戦争。そして三人に迎えた最期。彼らがいたありとあらゆる全てを。
ハインツ「そして俺はいつの間にか義手になってた。何でか知らんが。」
千冬「そんな事が・・・」
一夏「なんていうか、その・・・凄く重い・・・」
楯無「・・これは・・言ったらアカンやつね・・」ズーン
千冬「しっかりしろ楯無!キャラが分からなくなってるぞ!」
一夏「千冬姉が言うことじゃないよ!」
千冬「織斑先生だ!」ゴスッ
一夏「しまぶ!」
麻耶「でもお二人が嘘を言うようには見えません。私、お二人を信じます。」
箒「でも何で姉さんが・・・二人を助けたのか、よくわからないんですが・・」
ハインツ「束さん曰く面白いからだってさ。」
箒「姉さん・・」ズーン
ハインツ「でも俺達は束さんと出逢って良かったと思っている。」
マギー「私達だけじゃない。私の友達も束の夢を果たす為に、宇宙を目指す束の為に来てくれた。」
ハインツ「俺達は魂の場所を・・・いやフロンティアへ行く。」
そう約束したんだ。
無限の可能性とその先へ・・・
続く
おまけ
ヘルムート『マスター・・・マジでやるんですか?』
ハインツ「当たり前だ」
ヘルムート『オオウ』
その後アリーナからなんとも形容しがたい悲鳴が
聞こえたのであった。
続かない