インフィニット・ストラトス 黒い鳥降臨 作:禿げ眼鏡(三十路)
ハインツside
束さんからこの世界の状況を教えてもらった。
白騎士事件、IS委員会の台頭、女尊男卑。
彼女、篠ノ之束が引き起こした混乱
しかし彼女はそれを望んではいなかった。
彼女の目的はただひとつ
ハインツ「・・宇宙か・・束さんはなんのために宇宙 へ?」
束「私は宇宙を見たかった。無限の可能性、新しいフ ロンティア、ただそれだけを知りたかった・・・・」
ハインツ「・・・・・・」
束「なのに、この世界の政治屋連中は宇宙を目指す力 を 戦争の道具としか見ていない・・・・確かに私がこの 世界に混乱を引き起こした元凶だよ、でも私はこんな こと望んでない・・なんで家族までバラバラにされな きゃいけないの!皆が何をしたの‼父さんや母さん、箒 ちゃんが何をしたっていうの‼何もしていないのになん で・・・・・・」
ハインツ「・・束さん・・辛かったんだな、アンタ も・・」
マギー「だけど束、あなたはもう我慢しなくていい。 あなたは1人じゃない。私達がいる。」
束「えっ?」
ハインツ「俺達も宇宙が見たい。フロンティアを、新 世界を・・束さん、今から俺達は同志だ。」
マギー「あなたはあなたの魂の場所を目指して。私達 があなたを守るから」
束「・・・・あ、ありがとう・・・・ぐすっ」
一時間後
束「ごめんね、恥ずかしい所見せちゃって・・」
ハインツ「気にすんな束さん。アンタも人間さ、泣く ときだってあるさ」
束「あ、そういえばはーくんに渡さなきゃいけないも のがあるんだった」
ハインツ「はーくん?俺か?」
束「そうだよ?」
マギー「・・・・www」
ハインツ「草生やすな、草」
束「それはね、これだよ。」
そこにあったのは
彼の最後の乗機だった。
ハインツ「こいつは、俺の機体じゃねぇか。しかしず いぶんちっちゃくなったな?」
束「この世界にあの大きさはオーバーキルだよ~」
ハインツ「・・いいけど、女にしか乗れないんじゃな かったけ?大丈夫か?」
束「まぁまぁ、物は試しだよ 触ってみて。」
ハインツ「しゃーねーな。」
そう言って彼が触った瞬間、ISは起動した。
ハインツ「・・動いたんですけど」
束「やっぱり動いたね。この子はもうあなたの相棒、 あなたの半身。大事に使ってね。」
ハインツ「・・そうだな相棒、お前の名は
シュヴァルツェア・アードラーだ」
束「それと、もう1つプレゼントがあるよ。入って来 て。」
???『了解しました。マイスター』
ガションガション
入ってきたのは
ハインツ「・・お前、ヘルムートか」
ハインツの機体、シュヴァルツェア・アードラーと同 じ姿をしたISサイズのロボットがいた。
ヘルムート『お久し振りです、マイマスター』
ハインツ「まさかお前も・・」 ヘルムート『はい、あの戦いのあと、機体データと私 の意識がマイスター束のISコアネットワークの電脳空 間内を漂っていました』
マギー「ちょっと待って!あなたAIよね?なんでそん なに話ができるの?」
ヘルムート『元々意識はありましたが、自我と人格は ありませんでした。マイスターが私に人格と自我を与 えてくれたのです。』
マギー「でもどうして?」
束「だって、あった方が面白いじゃない?」
マギー、ハインツ「えぇ~~~・・・・」
こんなやりとりがあった翌日
束「はーくん、マギーちゃん。」
マギー、ハインツ「どうした(の)?」
束「実は会ってほしい人たちがいるの、今から向かう からついて来て。」
ハインツ「誰だ?」
束「私の友達と妹に」
はーくんぇ・・・