インフィニット・ストラトス 黒い鳥降臨 作:禿げ眼鏡(三十路)
???side
???「ここは・・どこだ?」
俺は確か主任をを倒して、MoHの連中とゾディアックを殲滅した後なんも覚えてねぇ。ここは死後の世界なのか?いや、違う。
死後の世界だったらそこに銀髪の少女が寝てる訳でもないし、第一こんな機械だらけだが小綺麗な部屋にいる訳がない。
シュイーン
ファットマン「クロエはいるぞ・・あんた目が覚めたか。大丈夫か?」
???「貴様は誰だ?ここはどこだ?」
ファットマン「おいおい、その前に名乗るのが礼儀じゃないのか?」
???「失礼した。俺はギュンター、ギュンター・ベッケンバウアー。ギュンターと読んでくれ。そして俺はレジスタンスの傭兵だ。」
ファットマン「俺はファットマン。只のストーカー、運び屋だ。んでそこにいるのがクロエだ。それよりもお前も傭兵か・・なんの因果かな、この世界に来るなんてよ。」
ギュンター「ストーカー?なんだそりゃ、聞いたこともない。それにこの世界って・・」
ファットマン「・・・・詳しい話を聞かせてもらおうか。お前さん、俺達がいた世界の人間じゃないな・・・・」
ギュンター「どうやらそのようだな。」
ギュンターはかつていた世界の話をした。レジスタンスと企業の抗争、代表諸共無差別に殲滅した企業の裏切り、主任と呼ばれた者との最後の戦い。そしてゾディアックやビーハイヴとの全面戦争の話を・・・・
ファットマン「そうか・・・・俺達より前の時代の人間か・・そりゃ納得するしかないな。」
ギュンター「疑わないのか?」
ファットマン「疑うもなにも、疑いようがないからさ。ここは主人が砂浜でお前を見つけたからな・・・・」
ギュンター「・・・・」
ファットマン「それにお前の機体、俺達がいた世界の量産品じゃなく何度もレストアした箇所が複数あったからな・・」
ギュンター「・・・・俺の機体はどこにある?」
ファットマン「慌てるな、起きたら連れていくつもりでここに来たからな。」
ギュンター「そうか・・・・」
ファットマン「その前にクロエを起こさんとな・・ここにいたら風邪をひいちまう。おい、クロエ起きろ。」
クロエ「・・・・んぅ、おじさん?あの人起きたの?」
ファットマン「おう、束のところにいくからお前はベッドに行け。風邪ひくぞ。」
クロエ「うん、おやすみなさい。」
ファットマン「ああ、おやすみ。」
シュイーン
ファットマン「あの子に感謝しろよ、夜通し看病してたからな・・・・」
ギュンター「なんかスマン・・・・」
sideout
ファットマン「束、連れて来たぞ。」
束「おじさんお疲れ。それと初めまして、篠ノ之束です。気軽に束さんて呼んでね。」
ギュンター「あ、ああ。俺はギュンター・ベッケンバウアーだ。宜しく。」
束「ん~若頭って呼んでもいい?」
ギュンター「」ボーゼン
束「まぁそれはさておき」
ギュンター「ファッ!」
束「ギュンター君の機体、修理しようもないくらいボロボロだったから親方の機体の予備パーツを使って新造したから。」
ギュンター「親方って誰だ?」
ファットマン「ああ、言うのを忘れてたが俺のパートナーで傭兵のハインツ・ガーランドって奴の機体でな。」
束とファットマンは話した。ハインツとマギー、ファットマン。UNACの登場と財団の暗躍。三大勢力の全面戦争。死神部隊の決着とハインツ達の最期。そしてこの世界にきてからISの登場と女尊男卑が蔓延る現状。そして束が全ての元凶だということを・・・・
ギュンター「すげぇ話だな。ってちょっと待ってくれ。今の話の流れだと俺の機体もそのISって奴になってるのか?」
束「なんでか知らないけどそうなっているんだよね、これが。」
ギュンター「マジか・・・・」
束「さーて、ギュンター君の機体、お披露目だよ!」
かつて立ちはだかる敵全てを焼き尽くした黒い鳥。血の色をした赤と黒色の機体が新たな世界で再び舞い降りた。
ギュンター「こいつが俺の機体か・・確かに俺の機体だが、成る程・・・・新造せざるを得んな。」
束「受け取ってくれる?ギュンター君。」
ギュンター「当たり前じゃん。俺を助けてくれたんだ。俺にやらせてくれ!束さん。」
俺も見てみたい。束さんの夢を・・・・いずれ会う仲間達と共に!
ギュンター「行くぜ・・・・ヴィルベルヴィント!」
もう一人の黒い鳥が今飛翔する。
新たな力を得て。
まさかのV主人公降臨