インフィニット・ストラトス 黒い鳥降臨 作:禿げ眼鏡(三十路)
ハインツside
ドガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ハインツ「うぉぉぉぉぉぉ!」
ギュンター「だあぁぁぁぁぁぁ!」
ハインツとギュンター、二人の黒い鳥が敵を蹴散らす様相はまるで猟師のようであった。二人の鋼鉄の咆哮が唸り、眼前の敵を殲滅していた。
ハインツ「救援感謝する。あんた、名は!」
ギュンター「俺はギュンター、ギュンター・ベッケンバウアーだ!束さんが不審な動きをキャッチしてな、俺が動いた訳さ!」
ハインツ「束さんが?」
ヘルムート『マイスター束が?』
ギュンター「それよりも目の前の敵を撃破しないと、終わる戦いも終わらんぞ。さっさと終わらせようぜ!」
問答するよりも彼等が今すべきことはただ眼前の敵を撃破し、戦いを終わらせる。たったそれだけだ。
ハインツ「そうだな。ヘルムート、行くぜ!」
ヘルムート『了解。ターゲット確認、戦闘続行。』
sideout
学園部隊side
フリッツ「各員、今加勢している機体は味方だ!撃ち落とすなよ!」
「「「了解!」」」
ミュラー「・・・・了解。」
フリッツ「撃ち方ぁ!」
ドガガガガガガガガガガガガガガガガ!
エルフリーデ「撃てぇぇい!」
ドガガガガガガガガガガガガガガガガ!
エーリカ「ガーランド先生達を援護するわ!一斉射!」
ドガガガガガガガガガガガガガガガガ!
展開していた全部隊が敵を撃破していた。一機、また一機墜ちていく。
ミュラー「・・・・増援確認、数3」
フリッツ「3機か・・・・各員!敵の増援はもうない筈だ!弾薬を撃ち尽くすぞ!」
「「「「「「「「「「「了解!」」」」」」」」」」」
sideout
ハインツ「おるぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ギュンター「どっせぇぇぇぇぇぇぇい!」
ヘルムート『でぇぇぇぇぇぇぇぇぇい!』
ガァァァァァァァァン!
最後にやって来たUNAC部隊はハインツ達のブーストチャージの一撃であっさり撃破された。
ハインツ「はぁ、はぁ・・・・」
武器は弾切れ、ハインツ達の体力が既に限界に近づいていた。流石にこれ以上増援が来られたらハインツやギュンターは間違いなく撃破されたであろう。
真耶『ガーランド先生、敵の増援は確認できません。全員撤収、残骸をただちに回収して下さい。』
ハインツ「了解・・・・」
千冬『ガーランド先生。そちらのパイロットをこちらに連れてこれませんか?束に確認しなければいけない事があります。』
ハインツ「わかった。その代わり終わったら参加した隊員全員寝かせてくれ。しんどい。」
ハインツだけではない。フリッツ等全員、戦闘の疲労がピークを迎えていた。これ以上の労働は精神的に無理である。ハインツはそう判断した。
千冬『わかりました。ガーランド先生、お疲れさまでした。』
ハインツ「おう・・・・」
ハインツ「えーと、ギュンター・ベッケンバウアー、ちょいといいか?」
ギュンター「なんだ?」
ハインツ「すまんが、残骸の回収が終わったら千冬さんの所に来てもらってもいいか?聞きたいことがあるんだ。」
ギュンター「別にいいよ。どっちみち話さなきゃいかんこともある。それに束さん、俺が来ることを伝え忘れてたし・・・・」
ハインツ「・・・・それ、束さんがアイアンクローかまされるパターンだろうな。クロエが止めるだろうけど。」
ギュンター「否定できないな・・・・」
ハインツ「それはそうと、自己紹介するの忘れてたな。ハインツ・ガーランドだ。よろしく。」
ギュンター「よろしく。しかしなんだ、この世界の空は蒼いな。自然もまだ生きている。シティや汚染地帯なんざ訳が違う。」
ハインツ「・・・・シティ?汚染地帯?どうゆうことだ。」
ギュンター「あ~俺な、お前と同じ
黒い鳥って奴なんだ。」
???side
???「素晴らしい、あの二人の力・・・・まったく脅威的だ。だがこれは前哨戦だ。いずれこの世界に大きな戦争が起きる。
ハインツ・ガーランド、ギュンター・ベッケンバウアー、マグノリア・カーチス・・・・君たちを殺す。首を洗って待ってるがいいさ、あははははははは!」
悪意は確実に芽吹いていた。彼の目的、彼がハインツを憎む理由はまだわからない。