インフィニット・ストラトス 黒い鳥降臨   作:禿げ眼鏡(三十路)

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第二十四話

ハインツside

 

ドガガガガガガガガガガガガガガガガ!

 

ハインツ「うぉぉぉぉぉぉ!」

ギュンター「だあぁぁぁぁぁぁ!」

 

ハインツとギュンター、二人の黒い鳥が敵を蹴散らす様相はまるで猟師のようであった。二人の鋼鉄の咆哮が唸り、眼前の敵を殲滅していた。

 

ハインツ「救援感謝する。あんた、名は!」

 

ギュンター「俺はギュンター、ギュンター・ベッケンバウアーだ!束さんが不審な動きをキャッチしてな、俺が動いた訳さ!」

 

ハインツ「束さんが?」

 

ヘルムート『マイスター束が?』

 

ギュンター「それよりも目の前の敵を撃破しないと、終わる戦いも終わらんぞ。さっさと終わらせようぜ!」

 

問答するよりも彼等が今すべきことはただ眼前の敵を撃破し、戦いを終わらせる。たったそれだけだ。

 

ハインツ「そうだな。ヘルムート、行くぜ!」

 

ヘルムート『了解。ターゲット確認、戦闘続行。』

 

 

sideout

 

学園部隊side

 

フリッツ「各員、今加勢している機体は味方だ!撃ち落とすなよ!」

 

「「「了解!」」」

 

ミュラー「・・・・了解。」

 

フリッツ「撃ち方ぁ!」

 

ドガガガガガガガガガガガガガガガガ!

 

 

エルフリーデ「撃てぇぇい!」

 

ドガガガガガガガガガガガガガガガガ!

 

エーリカ「ガーランド先生達を援護するわ!一斉射!」

 

ドガガガガガガガガガガガガガガガガ!

 

展開していた全部隊が敵を撃破していた。一機、また一機墜ちていく。

 

ミュラー「・・・・増援確認、数3」

 

フリッツ「3機か・・・・各員!敵の増援はもうない筈だ!弾薬を撃ち尽くすぞ!」

 

「「「「「「「「「「「了解!」」」」」」」」」」」

 

 

sideout

 

ハインツ「おるぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ギュンター「どっせぇぇぇぇぇぇぇい!」

ヘルムート『でぇぇぇぇぇぇぇぇぇい!』

 

ガァァァァァァァァン!

 

最後にやって来たUNAC部隊はハインツ達のブーストチャージの一撃であっさり撃破された。

 

ハインツ「はぁ、はぁ・・・・」

 

武器は弾切れ、ハインツ達の体力が既に限界に近づいていた。流石にこれ以上増援が来られたらハインツやギュンターは間違いなく撃破されたであろう。

 

真耶『ガーランド先生、敵の増援は確認できません。全員撤収、残骸をただちに回収して下さい。』

 

ハインツ「了解・・・・」

 

千冬『ガーランド先生。そちらのパイロットをこちらに連れてこれませんか?束に確認しなければいけない事があります。』

 

ハインツ「わかった。その代わり終わったら参加した隊員全員寝かせてくれ。しんどい。」

 

ハインツだけではない。フリッツ等全員、戦闘の疲労がピークを迎えていた。これ以上の労働は精神的に無理である。ハインツはそう判断した。

 

千冬『わかりました。ガーランド先生、お疲れさまでした。』

 

ハインツ「おう・・・・」

 

ハインツ「えーと、ギュンター・ベッケンバウアー、ちょいといいか?」

 

ギュンター「なんだ?」

 

ハインツ「すまんが、残骸の回収が終わったら千冬さんの所に来てもらってもいいか?聞きたいことがあるんだ。」

 

ギュンター「別にいいよ。どっちみち話さなきゃいかんこともある。それに束さん、俺が来ることを伝え忘れてたし・・・・」

 

ハインツ「・・・・それ、束さんがアイアンクローかまされるパターンだろうな。クロエが止めるだろうけど。」

 

ギュンター「否定できないな・・・・」

 

ハインツ「それはそうと、自己紹介するの忘れてたな。ハインツ・ガーランドだ。よろしく。」

 

ギュンター「よろしく。しかしなんだ、この世界の空は蒼いな。自然もまだ生きている。シティや汚染地帯なんざ訳が違う。」

 

ハインツ「・・・・シティ?汚染地帯?どうゆうことだ。」

 

ギュンター「あ~俺な、お前と同じ

 

 

黒い鳥って奴なんだ。」

 

 

 

 

 

???side

 

???「素晴らしい、あの二人の力・・・・まったく脅威的だ。だがこれは前哨戦だ。いずれこの世界に大きな戦争が起きる。

ハインツ・ガーランド、ギュンター・ベッケンバウアー、マグノリア・カーチス・・・・君たちを殺す。首を洗って待ってるがいいさ、あははははははは!」

 

 

悪意は確実に芽吹いていた。彼の目的、彼がハインツを憎む理由はまだわからない。

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