インフィニット・ストラトス 黒い鳥降臨 作:禿げ眼鏡(三十路)
Sideハインツ
束さんが友達と妹に会いに行くと言って、ついてきた んだが束さん曰く「はーくん達のおかげで決心がつい た」んだそうだ。さて、どうなるか?
箒side
姉さんが私に会いにくると連絡があった。なんで今 更・・
彼女は束達がいる場所へ向かった。そこは廃工場だっ た。
箒は工場の中に入る。
箒「ここに姉さんが?」
その中に人影が二人分あった。
箒「!!」
ハインツ「あんたが篠ノ之箒か?」
マギー「安心して、私達は貴女の味方よ。」
ハインツ「束さんはもう一人連れてくると言ってた が、おっせぇな。」
箒「あの、あなた達は?」
ハインツ「俺はハインツ・ガーランドだ。よろしく。 」
マギー「私はマグノリア・カーチス。マギーって呼ん で。」
箒「それで、姉さんとどんな関係なんです?」
ハインツ「束さんは俺達の命の恩人、そして同じ目標 を持つ同志だ。」
箒「えっ?」
ハインツ「詳しい話は本人に聞きな。っと、噂をすれ ばなんとやら。来たな。」
そこに束と千冬がいた。
箒「姉さん・・それに千冬さん?」
千冬「箒?どうして此処に。」
束「いろいろごめんね箒ちゃん。言わなきゃいけない 事を全部話すね。」
束は話した。白騎士事件の事、一家離散の経緯、ハイ ンツ達の事全てを。
箒「・・なんで、なんで私達に話さなかったの?姉さ ん・・言ったら私もついて来たのに!」
ハインツ「だからこそだ。ついてくれば厄介事に巻き 込まれる事になる。実際問題ミス織斑の弟、織斑一夏 が誘拐された。」
箒「!!」
マギー「その後、彼女が救出に向かって事なきを得た けど。あの事件の後束とミス織斑はしばらく引きずっ ていたの。」
箒「・・そんな」
ハインツ「仕方なかったんだよ。ああでもしなきゃ、 お嬢ちゃんはもとより家族全員殺されてたかもしれな い。束さんも悩み抜いた上での最後の決断だったん だ。」
箒「・・・・・・・・」
束「箒ちゃん?」
箒「・・寂しかったんだよ、一人になって友達ができ ても・・結局離ればなれになって・・私は姉さんに捨 てられたのかと思って・・でも姉さんは私達の事を心 配してて・・もう訳が・・グスッ・・ふぇ、どうした ら・・」
スッ
箒「・・マギーさん、千冬さん?」
マギー「泣いていいの。もう我慢しなくていい。」
千冬「私もあの事件で一夏や箒に沢山迷惑かけた。私 にも責任が・・」
束「・・ちーちゃんも我慢しなくていいの。あなたも 十分辛い思いをしたよね?もう泣いていいんだよ?」
千冬「・・うぅ・・グスッ」
そして二人は静かに泣き続けた。束とマギーに抱きし められながら。
一時間後
箒「ごめんなさいマギーさん・・服濡らしてしまっ て。」
マギー「いいのよこれくらい。束と和解できてよかっ たじゃない。それにミス織斑も我慢するのも限界だっ たみたいだし?」
千冬「/////」
束「あれ?そういえばはーくんは何処に?」
ハインツ「俺は此処にいるぞー」ニュッ
ハインツは窓際でタバコ吸っていた。ずっと。
マギー、束、千冬、箒「!!!!!!」
ハインツ「驚く必要あるか!仕方ねーだろ!後半から 空気だったんだしよ!」
四人「「「「ごめんなさい」」」」
ハインツ「もういいけどさ、それよりもう夕方だ ぜ?」
束「私はちーちゃんを連れて帰るけど、親方どうす る?」
ハインツ「ナンデ親方ナンダ?」
束「なんとなく」
ハインツ「なんとなくて。」
マギー、千冬、箒「wwwwww」
ハインツ「草生やすな、草!二度目だよこのやりと り!」
ハインツ「んんっ、箒お嬢ちゃんは俺達が送って行 く。もうすぐ暗くなるからな。女一人の夜道は危険だ しな。」
箒「すみません、送ってもらって。」
ハインツ「いいからいいから。気にするな。」
マギー「束、またラボで。」
束「りょーかーい 」
こうして篠ノ之姉妹は無事和解できた。