インフィニット・ストラトス 黒い鳥降臨 作:禿げ眼鏡(三十路)
???
これは夢だろうか・・・・俺はACで立ち向かってきた奴等・・・・すべてを殺してきた。死神、あらゆるAC乗り達、そして・・・・
マギー、お前まで殺してしまった。
だけど俺が今いるのは、あの薄汚れた砂漠じゃない・・・・
かつてあった美しい自然、きれいな海原、生い茂る緑・・・・そして俺は雲海にいた。
見たこともない兵器、白銀の機体と
ぼんやりとしか写らないが黒い機体が複数戦っていた。
あの黒い機体・・・・見たことがあるような懐かしい感じがする・・・・まるで・・・・
IS学園
???「・・・・ここは、どこだ?」
ハインツ「・・・・気がついたか?少年。」
???「あんたは?」
ハインツ「・・・・その前に名前を名乗れ、ここがどこか教えるのは名乗ってからだ。」
???「わかった、俺は悠翔・・・・悠翔・エクスィステンツだ。」
ハインツ「俺はハインツ・ガーランド、ここはIS学園・・・・女しか乗れないインフィニット・ストラトス、通称ISが存在する世界だ。」
悠翔「・・・・インフィニット・ストラトス・・・・」
ハインツ「だがな女しか乗れない代物が乗れるイレギュラーって奴がいてな、それが俺達さ。」
悠翔「俺達・・・・まだいるのか?」
ハインツ「・・・・最初のイレギュラーはお前と同じ15才、残りは俺を含めた四人だ。」
悠翔「・・・・まじか。」
ハインツ「それと悠翔、聞きたいことがあるが・・・・」
悠翔「?」
ハインツ「・・・・お前、俺と同じ・・・・黒い鳥だろ?」
悠翔「なっ・・・・!」
ハインツ「お前が学園の前で倒れてたって通報があってな、お前の手に握られていた白とグレーの十字架のネックレスを調べたら俺達と同じ機体のデータが出てきた訳さ。」
悠翔「・・・・」
ハインツ「だか、俺はお前がいたことは知らない、話してくれ・・・・お前の、悠翔のことを。」
悠翔「・・・・わかった。話そう、俺の過去を。」
悠翔は話した。かつてのハインツと同じ過去を。
ハインツ「・・・・成る程、悠翔・・・・お前がいたのは俺がいた世界じゃない。パラレルワールドだ。」
悠翔「パラレルワールド・・・・」
ハインツ「俺が知らないのも当然だ。あの世界でお前の名を知っていれば迷わず殺していたさ。」
悠翔「・・・・っ!」
ハインツは確信をもって言い放った。殺すか殺されるか、あの世界は生き残るには殺すしかないからだ。
ハインツ「だがな、この世界で殺し合う必要なんかないさ。」
シューッ
マギー「どうハインツ、彼の目が覚めた?」
ハインツ「おう、ついさっきな。」
悠翔「・・・・」
悠翔(マギー・・・・いや彼女はマギーであってマギーじゃない。俺の愛する人はもう死んだ。それだけじゃないか)
悠翔は一瞬驚いたが同時に理解した。愛する人はもういない。単純なことだ。
悠翔「今日から三組に転校しました、悠翔・エクスィステンツです・・・・よろしくお願いいたします。」
「「「き・・・・」」」
悠翔「き?」
ハインツ、マギー←耳栓
「「「きゃあああああああああ!」」」
悠翔「ああああああああ!」ビターン
ハインツ「・・・・騒がしい・・・・」ゲッソリ
死神さん・・・・出したよ。