インフィニット・ストラトス 黒い鳥降臨   作:禿げ眼鏡(三十路)

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第三十二話

???

 

 

これは夢だろうか・・・・俺はACで立ち向かってきた奴等・・・・すべてを殺してきた。死神、あらゆるAC乗り達、そして・・・・

 

 

マギー、お前まで殺してしまった。

 

だけど俺が今いるのは、あの薄汚れた砂漠じゃない・・・・

 

かつてあった美しい自然、きれいな海原、生い茂る緑・・・・そして俺は雲海にいた。

 

 

見たこともない兵器、白銀の機体と

 

ぼんやりとしか写らないが黒い機体が複数戦っていた。

 

あの黒い機体・・・・見たことがあるような懐かしい感じがする・・・・まるで・・・・

 

 

 

IS学園

 

 

???「・・・・ここは、どこだ?」

 

ハインツ「・・・・気がついたか?少年。」

 

???「あんたは?」

 

ハインツ「・・・・その前に名前を名乗れ、ここがどこか教えるのは名乗ってからだ。」

 

???「わかった、俺は悠翔・・・・悠翔・エクスィステンツだ。」

 

ハインツ「俺はハインツ・ガーランド、ここはIS学園・・・・女しか乗れないインフィニット・ストラトス、通称ISが存在する世界だ。」

 

悠翔「・・・・インフィニット・ストラトス・・・・」

 

ハインツ「だがな女しか乗れない代物が乗れるイレギュラーって奴がいてな、それが俺達さ。」

 

悠翔「俺達・・・・まだいるのか?」

 

ハインツ「・・・・最初のイレギュラーはお前と同じ15才、残りは俺を含めた四人だ。」

 

悠翔「・・・・まじか。」

 

ハインツ「それと悠翔、聞きたいことがあるが・・・・」

 

悠翔「?」

 

ハインツ「・・・・お前、俺と同じ・・・・黒い鳥だろ?」

 

悠翔「なっ・・・・!」

 

ハインツ「お前が学園の前で倒れてたって通報があってな、お前の手に握られていた白とグレーの十字架のネックレスを調べたら俺達と同じ機体のデータが出てきた訳さ。」

 

悠翔「・・・・」

 

ハインツ「だか、俺はお前がいたことは知らない、話してくれ・・・・お前の、悠翔のことを。」

 

悠翔「・・・・わかった。話そう、俺の過去を。」

 

悠翔は話した。かつてのハインツと同じ過去を。

 

 

 

ハインツ「・・・・成る程、悠翔・・・・お前がいたのは俺がいた世界じゃない。パラレルワールドだ。」

 

悠翔「パラレルワールド・・・・」

 

ハインツ「俺が知らないのも当然だ。あの世界でお前の名を知っていれば迷わず殺していたさ。」

 

悠翔「・・・・っ!」

 

ハインツは確信をもって言い放った。殺すか殺されるか、あの世界は生き残るには殺すしかないからだ。

 

ハインツ「だがな、この世界で殺し合う必要なんかないさ。」

 

 

シューッ

 

マギー「どうハインツ、彼の目が覚めた?」

 

 

ハインツ「おう、ついさっきな。」

 

悠翔「・・・・」

 

悠翔(マギー・・・・いや彼女はマギーであってマギーじゃない。俺の愛する人はもう死んだ。それだけじゃないか)

 

悠翔は一瞬驚いたが同時に理解した。愛する人はもういない。単純なことだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悠翔「今日から三組に転校しました、悠翔・エクスィステンツです・・・・よろしくお願いいたします。」

 

 

「「「き・・・・」」」

 

悠翔「き?」

 

ハインツ、マギー←耳栓

 

 

「「「きゃあああああああああ!」」」

 

悠翔「ああああああああ!」ビターン

 

ハインツ「・・・・騒がしい・・・・」ゲッソリ

 

 




死神さん・・・・出したよ。
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