インフィニット・ストラトス 黒い鳥降臨   作:禿げ眼鏡(三十路)

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第三十三話

IS学園

 

昼休み

 

一夏&悠翔side

一夏「エクスィステンツだっけ?俺は織斑一夏、よろしく。一夏って呼んでほしい。」

 

一夏は悠翔に名乗った。今の学園には男性操縦者が悠翔を含めた6人。しかし6人中4人が悠翔と一夏より一回り上の大人達だ。同年代の男性操縦者がいないのは一夏にとって苦痛であった。そこに悠翔が学園に転入してきた。彼にとって悠翔が転入してきたこと自体が天祐の一言に尽きる。無論悠翔も同じであった。

 

悠翔「ああ、よろしく。俺のことは悠翔って呼んでくれ。一夏。」

 

悠翔から見た一夏の印象は夏の風のようなさわやかな雰囲気であった。一夏から見た悠翔の印象はまるで砂漠のオアシスそのものだった。

 

悠翔「ところで一夏、君に一つ言っておくことがある・・・・。」

 

一夏「な・・・・なんだ(汗)」

 

 

 

 

 

 

悠翔「・・・・フリーパスは渡さんぞ。」

 

一夏「え・・・・?」

 

 

意外とずれている悠翔だった。

 

sideout

 

 

 

ハインツside

 

ハインツ「悠翔のやつ、一夏と仲良くやれるかな?」

 

マギー「大丈夫よ、悠翔はいい子なんだし。」

 

ハインツ「そうだな、あいつが一年生達と仲良くなれば俺にとっては本望かな。あいつはガキの割に重い十字架背負ってるからかな・・・・同年代の友達がいないのは辛いだろう。」

 

ハインツ自身15の頃から戦場にいた。マギーやファットマンが出会う前から戦場で生きるか死ぬかの世界にいた。青春なんてなかった。ただの殺し合い・・・ハインツはせめて悠翔に人並みに充実した学園生活を送らせたい。それだけだ。

 

 

ハインツ「それよりマギー、来月のタッグトーナメントの申請締め切りが近いがどうなっている?」

 

マギー「問題無いわ。ただ悠翔は誰と組むのかしら。」

 

ハインツ「まぁ誰と組むかは悠翔が決めることだ。干渉する必要なんてないさ。」

 

マギー「そうね、私達が決める訳じゃないし・・・・あら、箒からメール?」

 

 

マギーは箒のメールの画像ファイルを開いた。その瞬間であった。

 

マギー「・・・・」ハナヂタラー

 

ハインツ「・・・・またか。」

 

 

マギーは相変わらずの平常運転であった。

 

sideout

 

 

 

???side

 

???「なぜだ、僕の計画は完璧なはず・・・・なのに、なぜ僕の計画にイレギュラーが何度も出現する・・・・ハインツ・ガーランド、ギュンター・ベッケンバウアー・・・・この二人は出てくる可能性は考慮していた。だが、悠翔・エクスティエンツ・・・・この少年も黒い鳥だというのか!」

 

彼は焦っていた。彼の計画は完璧だった。ハインツの抹殺はあくまで過程であり、最終目標はもっと別の内容である。しかしイレギュラーが立て続けに出現していた。ギュンターと悠翔、この二人は彼の許容範囲外だった。

特に悠翔の出現は彼の計画が破綻しかねない・・・・

 

 

???「認めない、認めないぞ・・・・3人目のイレギュラー。私の計画が破綻するではないか・・・・」

 

彼の計画とは・・・・一体なんであろうか。

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