インフィニット・ストラトス 黒い鳥降臨   作:禿げ眼鏡(三十路)

50 / 96
黒い鳥再誕

ハインツが撃墜された後千冬は全員を後退させた。福音・・・・いや二次移行したLivもダメージが大きかったのか彼等が離脱する前に戦場を離脱した。

 

千冬は全機にすぐに弾薬とエネルギーの補給させ、交代でハインツの捜索の命令を出した。

 

 

p.m.6:15

 

補給後、ラウラと箒はすぐにハインツの捜索に出た。その30分後、本部の花月荘から約数kmにある孤島でハインツが見つかった。外見の負傷は見当たらないが意識は不明である。

 

マギーside

 

マギー「ハインツ・・・・」

 

マギーはただハインツの寝ている姿を見つめていた。まるで死んだように眠る彼を・・・・ただじっと見つめていた。

 

マギー「ハインツ・・・・目を、目を覚まして・・・・私・・・・嫌よ、やっと・・・・再会したのに・・・・貴方だけ・・・・先に逝って、私をおいてけぼりなんて・・・・そんなの・・・・そんなの・・・・うぅぅぅ・・・・」

 

マギーはむせび泣いていた。そんな時である。

 

ファットマン「マギー・・・・」

 

ファットマンがハインツとマギーがいる部屋に入って来たのだ。

 

マギー「ファットマン・・・・どうして?」

 

ファットマン「さっき束から連絡があってな、急いで来たんだよ。」

 

ドカッ

 

ファットマン「なぁマギー、泣いたところでハインツが目を覚ますと思うか?」

 

マギー「・・・・」

 

ファットマン「あいつが簡単に死ぬような奴に見えるか?ハインツの事だ。目を覚ましたらドッキリでしたなんて平気な顔してやるだろ。」

 

マギー「・・・・」

 

ファットマン「だからな、あいつを信じろ。俺が言えるのはそれだけだ。」

 

マギー「・・・・」グイッ

 

マギーは涙を拭う。ハインツを愛している彼女が彼を信じないなんてあり得ないのだ。

 

マギー「そうね、ハインツが目を覚ましたら私が笑顔で出迎えなきゃね。」

 

ファットマン「それでこそマギーだ。俺達は待とう。ハインツが目を覚ますまで・・・・」

 

二人は待ち続ける。彼が目を覚ますまで

 

マギーsideend

 

 

ハインツside

 

彼は自身の意識の中にいた。その風景はあたり一面に広がる海。ハインツは水面に立っていた。

 

ハインツ「ここはどこだ?」

 

ハインツは困惑していた。夢の中にしてはあまりにもはっきりと風景が広がっていた。

 

?「久しぶりだな、傭兵・・・・」

 

ハインツ「てめぇは・・・・」

 

ジョシュア「死神・・・・いや、私の名はジョシュア、ジョシュア・オブライエンだ。」

 

白髪の無愛想の男・・・・かつて死神と呼ばれた男が何故此処にいるのか。

 

ジョシュア「ここはお前の脳内の意識とシュヴァルツェア・アードラーのコアの意識がリンクした世界。私はアードラーのコアの意識であり代弁者に過ぎない。」

 

ハインツ「おいおいちょっと待て、理解出来ん。どうゆう事だ。」

 

さしものハインツも理解は出来なかった。

 

ジョシュア「お前の意識が私の意識とドッキングしたと言えばいいのか?」

 

ハインツ「・・・・なんとなくわかった。」

 

ジョシュア「そうか・・・・」

 

ハインツ「んで、なんでお前が此処にいる。」

 

ジョシュア「私が闘って死んだ後いつの間にか此処にいた。」

 

ハインツ「マジか・・・・」

 

ジョシュア「かつての私はただ果てなき闘争を求め、お前と闘い敗れた。あの時は財団と思惑が一致していたが・・・・今のあの男は唯の下衆・・・・私の心に響くものは何も無い。」

 

ハインツ「・・・・」

 

ジョシュア「お前はどうする?何の為に闘う?己の闘争心を満たす為に闘うのか?復讐の為に闘うのか?」

 

ジョシュアはハインツに問う。何の為に闘うのかと。

 

ハインツ「愚問だな。」ニッ

 

ジョシュア「む?」

 

ハインツ「好きなように生き、好きなように死ぬ。誰の為でもない・・・・俺ぁ俺の為に生きる。例え理不尽や不条理の壁が有ろうとも関係ない。壁なんざ越えるだけさ。」

 

ハインツの答えは至極単純だ。彼は自身の為に生きる。ただそれだけである。

 

ジョシュア「フフフフフフ、ハハハハハハ!そうか、そうだったな。なら・・・・私は貴方に従うさ。」

 

ハインツ「従うなんて言うなよ、相棒。俺はお前が道具なんて思ってはいない。」スッ

 

ハインツは右手を差し出す。

 

ハインツ「宜しく頼むぜ、相棒。」

 

ジョシュア「こちらこそ。それと私はシュヴァルツェア・アードラーではない。」

 

ハインツ「・・・・どうゆう事だ?」

 

ジョシュア「私の真の名は・・・・フレースヴェルグ。北欧神話の死を喰らう巨鳥・・・・」

 

その瞬間、風景に光が広がる。

 

ジョシュア「さぁ行こう、相棒。君を待っている人がいるだろう。」

 

ハインツ「ああ、マギー達が待っている。」

 

 

 

死の鳥は蘇る。死を喰らう巨鳥として




やられてから復活すんの早いわww
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。