インフィニット・ストラトス 黒い鳥降臨 作:禿げ眼鏡(三十路)
ハインツが撃墜された後千冬は全員を後退させた。福音・・・・いや二次移行したLivもダメージが大きかったのか彼等が離脱する前に戦場を離脱した。
千冬は全機にすぐに弾薬とエネルギーの補給させ、交代でハインツの捜索の命令を出した。
p.m.6:15
補給後、ラウラと箒はすぐにハインツの捜索に出た。その30分後、本部の花月荘から約数kmにある孤島でハインツが見つかった。外見の負傷は見当たらないが意識は不明である。
マギーside
マギー「ハインツ・・・・」
マギーはただハインツの寝ている姿を見つめていた。まるで死んだように眠る彼を・・・・ただじっと見つめていた。
マギー「ハインツ・・・・目を、目を覚まして・・・・私・・・・嫌よ、やっと・・・・再会したのに・・・・貴方だけ・・・・先に逝って、私をおいてけぼりなんて・・・・そんなの・・・・そんなの・・・・うぅぅぅ・・・・」
マギーはむせび泣いていた。そんな時である。
ファットマン「マギー・・・・」
ファットマンがハインツとマギーがいる部屋に入って来たのだ。
マギー「ファットマン・・・・どうして?」
ファットマン「さっき束から連絡があってな、急いで来たんだよ。」
ドカッ
ファットマン「なぁマギー、泣いたところでハインツが目を覚ますと思うか?」
マギー「・・・・」
ファットマン「あいつが簡単に死ぬような奴に見えるか?ハインツの事だ。目を覚ましたらドッキリでしたなんて平気な顔してやるだろ。」
マギー「・・・・」
ファットマン「だからな、あいつを信じろ。俺が言えるのはそれだけだ。」
マギー「・・・・」グイッ
マギーは涙を拭う。ハインツを愛している彼女が彼を信じないなんてあり得ないのだ。
マギー「そうね、ハインツが目を覚ましたら私が笑顔で出迎えなきゃね。」
ファットマン「それでこそマギーだ。俺達は待とう。ハインツが目を覚ますまで・・・・」
二人は待ち続ける。彼が目を覚ますまで
マギーsideend
ハインツside
彼は自身の意識の中にいた。その風景はあたり一面に広がる海。ハインツは水面に立っていた。
ハインツ「ここはどこだ?」
ハインツは困惑していた。夢の中にしてはあまりにもはっきりと風景が広がっていた。
?「久しぶりだな、傭兵・・・・」
ハインツ「てめぇは・・・・」
ジョシュア「死神・・・・いや、私の名はジョシュア、ジョシュア・オブライエンだ。」
白髪の無愛想の男・・・・かつて死神と呼ばれた男が何故此処にいるのか。
ジョシュア「ここはお前の脳内の意識とシュヴァルツェア・アードラーのコアの意識がリンクした世界。私はアードラーのコアの意識であり代弁者に過ぎない。」
ハインツ「おいおいちょっと待て、理解出来ん。どうゆう事だ。」
さしものハインツも理解は出来なかった。
ジョシュア「お前の意識が私の意識とドッキングしたと言えばいいのか?」
ハインツ「・・・・なんとなくわかった。」
ジョシュア「そうか・・・・」
ハインツ「んで、なんでお前が此処にいる。」
ジョシュア「私が闘って死んだ後いつの間にか此処にいた。」
ハインツ「マジか・・・・」
ジョシュア「かつての私はただ果てなき闘争を求め、お前と闘い敗れた。あの時は財団と思惑が一致していたが・・・・今のあの男は唯の下衆・・・・私の心に響くものは何も無い。」
ハインツ「・・・・」
ジョシュア「お前はどうする?何の為に闘う?己の闘争心を満たす為に闘うのか?復讐の為に闘うのか?」
ジョシュアはハインツに問う。何の為に闘うのかと。
ハインツ「愚問だな。」ニッ
ジョシュア「む?」
ハインツ「好きなように生き、好きなように死ぬ。誰の為でもない・・・・俺ぁ俺の為に生きる。例え理不尽や不条理の壁が有ろうとも関係ない。壁なんざ越えるだけさ。」
ハインツの答えは至極単純だ。彼は自身の為に生きる。ただそれだけである。
ジョシュア「フフフフフフ、ハハハハハハ!そうか、そうだったな。なら・・・・私は貴方に従うさ。」
ハインツ「従うなんて言うなよ、相棒。俺はお前が道具なんて思ってはいない。」スッ
ハインツは右手を差し出す。
ハインツ「宜しく頼むぜ、相棒。」
ジョシュア「こちらこそ。それと私はシュヴァルツェア・アードラーではない。」
ハインツ「・・・・どうゆう事だ?」
ジョシュア「私の真の名は・・・・フレースヴェルグ。北欧神話の死を喰らう巨鳥・・・・」
その瞬間、風景に光が広がる。
ジョシュア「さぁ行こう、相棒。君を待っている人がいるだろう。」
ハインツ「ああ、マギー達が待っている。」
死の鳥は蘇る。死を喰らう巨鳥として
やられてから復活すんの早いわww