インフィニット・ストラトス 黒い鳥降臨 作:禿げ眼鏡(三十路)
デュノア社が新型機種の発表を終えてから一週間、学園では夏休みを終えた生徒達がぞくぞくと集まっていた。
学園の海上の周りに配置されたLLL4機とStElmo20隻、学園内に配置された多数の砲台があるが。
ハインツ「でけぇな・・・」
ギュンター「なんでこれ(LLL)を配置した?主任と束さん。」
※LLLとStElmoは全てextra仕様です。
主任「いや」
束「あったほうが」
「「かっこいいじゃん?」」
ギュンター「いやその理屈はおかしい。」
ハインツはと言うと・・・
ハインツ「え?駄目?」
ギュンター「お前もかい!」ビシッ
すかさずツッコミを入れるギュンターであった。
それはさて置き、一年二組にマドカが新しく編入されたが・・・自己紹介のインパクトが凄い・・・というより
明らかにネタに走ったモノだったという。
以下ダイジェスト
ドアが開く
↓
華麗なステップでフィンガースナップ(所謂指パッチン)をしながら登場。
↓
生徒の一人が「おのれ狼藉者ぉぉぉ!」と叫び、複数が飛びかかる。
↓
マドカが指パッチンで生徒達を座らせる。
↓
そして名乗る。
マドカ「フフフ、よかろう。私の名は素晴らしき織斑マドカ。」
「転校生が!」
「二組に二人目だと!」
マドカ「いやいや君たちは運がいい。今日は特別でね、私は専用機持ちなのだ。」ドヤァ
ウォォォォォォ!
お分かり頂けただろうか。二組に専用機持ちが二人になったのだ。二組全員大歓喜である。
※この後二組の生徒全員が織斑先生に滅茶苦茶怒られたそうです。
放課後
第1アリーナ
一夏「うぉぉぉぉぉ!」
ゴウッ!
一夏と悠翔はアリーナで模擬戦をしていた。一夏の機体、白式"鳳凰"は二次移行したばかりで模擬戦以外の戦闘は臨海学校以来一度もなかった。実戦ではないにせよ経験を積んでおいたほうがいいと一夏は判断し、現在に至っている。
ハインツ達に頼みたかったが、彼等にも都合というものがある。そこで一夏はかつていた世界での実戦経験が豊富な悠翔に頼んだ。勿論悠翔は快く引き受けた。但し大人の絵本(性的な方)を貸してくれという交換条件付きだったが。
因みに悠翔の機体はいつもの重二ではなくオートキャノン二丁装備の防御特化型のタンクである。
悠翔「突っ込んでくるか・・・しかし!」
ぎゅいん!ドガガガガガガガガガ!
一夏「ちぃぃっ!」
悠翔のオートキャノンの一斉射撃で鳳凰は後退する。
悠翔「後退するか・・・賢明な判断だが、甘いなぁ!」
ゴォォォォォ!
悠翔がオートキャノンを撃ちながらグライドブーストで一夏に接近する。
ぎゅいん!ドガガガガガガガ!
シュバシュバシュバァァァァァ!
オートキャノン〔AM/ACA‐218〕と垂直ミサイル〔SL/KMC‐106V〕の斉射が一夏を襲う。
ドォォォォォン!
ゴォォォォォ!
一夏「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
悠翔「何ぃ!」
爆風が晴れる前に一夏が悠翔に最大速度で接近する。
一夏「来い!草薙剣(くさなぎのつるぎ)!」
高速振動剣、草薙剣で悠翔の機体を一刀で斬り倒しにかかる。
一夏「でぇぇぇぇぇりゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
ザンッ!
悠翔「ぐぉぉぉぉ!」
一夏が悠翔に打ち勝った・・・と思ったその瞬間!
悠翔「甘いなぁぁぁぁ!」
ガァァァァン!
一夏「ぐぁぁぁぁ!」
悠翔が一夏をブーストチャージで蹴り倒した。
この勝負、悠翔がギリギリで一夏に勝った。
模擬戦終了後、二人はピットに戻りISを解除していた。
悠翔「お疲れ、一夏。」
一夏「悠翔こそ、お疲れさん。」
悠翔「ここまでやるとはな、強くなったな一夏。」
一夏「ああ、だがまだまださ。俺たちはいずれ前線に出なければいけない・・・それにハインツさんがもし・・・」
悠翔「それ以上言うなよ一夏、気を負う必要ないさ。ハインツ兄さんだってそれくらいわかっている。俺たちはやるべき事をする。それだけだろう?」
一夏「・・・そうだな。」
悠翔は知っていた。ハインツが自身の力に溺れるような情けない男ではないと。
いずれにせよ二人の若者は戦いに身を投じることになるだろう。財団との最後の戦いに・・・・