インフィニット・ストラトス 黒い鳥降臨 作:禿げ眼鏡(三十路)
クリスマス?メリー苦しみますの間違いじゃないの?
聖夜の挙式
財団との決着が着いてから数ヶ月後の12月25日クリスマス・・・今日この日一組のカップルが今、学園で新たな門出を向かえようとしていた。
ハインツside
やべぇ・・・柄にもなく緊張してる。どうしようどうしよう・・・こういう時は・・・
ハインツ「ひっひっふー、ひっひっふー。」
ギュンター「おいハインツ、それラマーズ法wwwww」
ハインツ「お前も同じ状況になったら人のことが言えんくなるぞ、ギュンター・・・」
まぁアイツのことは放って置くとして・・・
俺はマギーとの結婚式をこの学園でする。本当は立派な教会でしたかったがマギーが学園でしたいって言ってたからな・・・まぁ俺としてはマギーの意思も尊重したいしな。
にしても、いつも黒いスーツ着ている俺が今日は白のタキシードだぜ?大して似合っていないだろうけどさ。
ギュンター「おいハインツ、そろそろ時間だぜ?」
ハインツ「んじゃ、行きますか。」
クリスマスで結婚式って悪くないな。血で汚れた男が聖夜で結婚式なんてイエス・キリストはどう思っているんだろうな。笑い話にもならんか。
マギーside
私は今日、大事な人と結婚するの。その人は私にも皆にも優しくて、誰からにも好かれていて・・・何より私に臆面もなく素直に好きだって言える人・・・。私はそんな彼を愛している。
マギー(だけど、不安だわ・・・)
私も、彼も・・・何人もの敵を排除してきた。私達は幸せになっていいのだろうか。私は・・・・・・
後悔していないだろうか・・・・・
式場(体育館)
この日一年生達と学園の教員達、学園の防衛に尽力した隊員達が体育館に集まっていた。この日の体育館の内装はかなり豪華になっており、集まっていた人達は皆驚いていた。
※内装は束とドーリー夫妻が2日でやりました。
悠翔「ここが体育館とは思えないな・・・」
そう呟く悠翔。と、呟いた瞬間に照明が落ちる。そしてステージ側の照明が照らされる。
ヘルムート『それではみなさま、お待たせしました。新郎新婦のご入場です。大きな拍手でお迎えください。』
パチパチパチパチパチパチ
タキシードを着たハインツと純白のウェディングドレスを着たマギーが集まった人達の拍手と共に入場する。そして二人は真っ直ぐに即席神父のフリッツの所へ向かう。ゆっくりと、少々緊張している二人は歩み続ける。
そして二人はフリッツの前に立つ。
フリッツ「新郎、ハインツ・ガーランド。貴方はこの女性と結婚し、夫婦となろうとしています。
貴方は健康なときも、そうでないときも、この人を愛し、この人を敬い、この人を慰め、この人を助け、その命限り固く節操を守ることを誓いますか?」
ハインツ「誓います。」
フリッツ「新婦マグノリア・ガーランド。貴女はこの男性と結婚し、夫婦となろうとしています。
貴女は結婚なときも、そうでないときも、この人を愛し、この人を敬い、この人を慰め、この人を助け、その命限り固く節操を守ることを誓いますか?」
マギー「誓います。」
二人は固く誓う。辛く、幾度の困難を乗り越えると。
フリッツ「それでは誓いの口付けを。」
ハインツはマギーのドレスのベールをめくる。
ハインツ「きれいだよ、マギー。」
マギー「貴方も素敵よ。」
チュッ
パチパチパチパチパチパチ
フリッツ「これで挙式を終わります。」
そう告げた途端である。
ギュンター「お前ら!堅苦しい挙式は終わりだ!今から飲めや歌えやの二次会だ!」
束「隠し芸もビンゴ大会あるからみんな楽しんでね~!」
『イェェェェェイ!」
雰囲気が一瞬でぶち壊しである。
ハインツ「台無しじゃんか・・・」
マギー「ふふふふふふ。」
ハインツ「どうしたマギー。」
マギー「こんな幸せな気持ちになるなんて、生まれてはじめて。ありがとう、あなた。」
宴はまだ続く。
次回は宴会です。