インフィニット・ストラトス 黒い鳥降臨   作:禿げ眼鏡(三十路)

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宴会です。宴会なんです。


隠し芸とウェディングケーキその1

ギュンターと束が挙式の雰囲気をぶち壊し二次会の案内をした後すぐに司会のヘルムートがある連絡をした。

 

ヘルムート『皆様、隠し芸大会の前にお知らせがございます。ただいま、新郎新婦のご友人の四葉様より皆様に贈るプレゼントと新郎新婦に贈るウェディングケーキが今届きました。』

 

ハインツ(四葉?・・・・)

 

マギー(四葉?)

 

ギュンター&悠翔((四葉?))

 

ポクポクポクポクチーン

 

 

四人((((あいつだ~!)))

 

それはかつて別の世界の日本で、演習という名の戦闘で闘った相手であり、ハインツ達が唯一敗北した男からのプレゼントだった。

 

ヘルムート『そして、四葉様から祝電が届いておりますので、読み上げさせていただきます。

 

結婚おめでとう、これからも末永くお幸せに。また気が向いたら・・・というか気まぐれで拉致ります。』

 

四人((((何考えているんだあいつ・・・・))))

 

 

ヘルムート『追伸、というか今そっちにいるから。』

 

四人「「「「え?」」」」

 

その時である!

 

四葉「どぉもぉぉぉぉぉ!」

 

どこからともなく四葉提督は現れたのだ。

 

サンタの格好で。

 

ハインツ「は?」

 

四葉「来ちゃいました☆」

 

全員『ええええええええええええ(゜ロ゜;ノ)ノ』

 

 

この後速攻で追い出されたそうだ。しかも鬼弾幕というプレゼント付きで。

 

ヘルムート『え~みなさま、多少混乱はございましたが気を取り直して、皆様ケーキにご注目ください。』

 

四葉が用意したケーキは5段重ねの大きなケーキで、天頂部にハインツとマギーを象った砂糖菓子、回りにはハインツの機体や黒鷲隊のメンバーの機体を象った砂糖菓子が各段に置かれていた。

 

ヘルムート『それではお二方、ケーキ入刀お願いします。』

 

ヘルムートに促され、二人はケーキの前に立つ。

 

ヘルムート『ケーキ入刀。』

 

パチパチパチパチパチパチパチパチ

 

二人の初めてとなる共同作業。照れながらも、共同作業を進める。その初々しく微笑ましい光景を皆は鳴り止まぬ拍手と共に見守っていた。

 

そして二人は席に戻る。

 

ヘルムート『それではみなさま、ケーキは後程お配りいたしますので、しばしご歓談ください。なお食事は会場中央にあります。ビュッフェ形式ですので、皆様ご遠慮なさらず時間を許す限りごゆるりと食事をお楽しみくださいませ。』

 

ヘルムートが案内を終わらすとともに宴会ははじまった。

 

防衛隊の面々は女性教師達と、食事と酒を楽しむ。女尊男卑の風潮すら関係なく只仲良く、今この時を楽しんでいた。

 

一方女性教師達も下らない風潮なんて関係なしに彼等と共に笑いあい、同じ時間を仲良く過ごしていた。

 

 

そして少女達も会話に華を咲かせていた。大人達と混ざり会話を楽しんだり、ハインツ達新郎新婦と話をしていた。

 

宴会が始まってから一時間が過ぎた頃、ギュンターが動き出した。

 

ギュンター「お前ら、宴会を楽しんでいるか?」

 

イェェェェェイ!

 

ギュンター「場も暖まってきたころだから、隠し芸大会・・・・はじめるけど、いいかな?」

 

いいとも~!

 

軽いノリではじまった隠し芸大会・・・しかしコレがカオスな状況になるのはまだ誰も知るわけがなかった。

 

 

 

ギュンター「んじゃまぁはじめるか!エントリーNo.1!

まずは1年1組の布仏本音ちゃんのテーブルクロス引きだ。頑張れよ!」

 

本音「はいはーい。」

 

そう言って本音はステージに向かう。テーブルの上に置かれているのはフォーク、ナイフ、スプーンに皿一枚とワイングラス。一見トロそうな彼女が隠し芸の定番であるテーブルクロス引きをやるのだ。

 

ギュンター「準備はいいかい?本音ちゃん。」

 

本音「いつでも~。」

 

デケデケデケデケデケデケデケデケデケ

 

ドラムロールが鳴り始めたとともに本音は集中する。

 

そして・・・・

 

デン!

 

本音「はいっ!」

 

ドラムロールが鳴り終わったと同時にテーブルクロスを一気に引いた。

 

テーブルの上に置かれている物は落ちず、少し手前にずれた程度ですんだ。

 

「オォォォォォォ!」

 

パチパチパチパチ

 

沸き上がる歓声と称賛の拍手が彼女を祝福した。

 

ギュンター「お見事ォォォォ!」

 

本音「えへへ~。」

 

ギュンター「さぁ次のエントリー行ってもいいかい?」

 

本音「いいとも~。」

 

 

 

ギュンター「お次のエントリーは・・・・一夏と悠翔の二人だけど・・・・何これ?ヤラナイカ?まぁ行ってみっか。」

 

パチパチパチパチ

 

拍手と共に現れたのは・・・・青いツナギを着た一夏と悠翔の二人だ。

 

ギュンター「なぁ、二人とも・・・俺さこのヤラナイカって知らないけどさ・・・青いツナギ見た瞬間嫌な予感しかしないけど気のせいか?」

 

悠翔「気のせいです。」

 

ギュンター「え・・・・?」

 

悠翔「気のせいです。」

 

一夏「大事なことなので二回言いました。」

 

ギュンター「マジか・・・えぇい!やけくそだ!いっちまえ!」

 

曲が流れ出したと同時に両腕を上に上げてから肩まで下げていく。そして・・・・

 

一夏&悠翔「「ヤラナイカ」」

 

一夏と悠翔のいい声で会場は一気に笑いの渦に巻き込まれた。

 

~~~省略~~~

 

一夏&悠翔「「ヤラナイカ」」

 

悠翔「ヤラナイカ」

 

最後まで爆笑の渦に巻き込んだ二人に称賛の拍手が送られた。

 

ヘルムート『ありがとうございました。』

 

悠翔「あれ?ギュンターさんは?」

 

ヘルムート『隠し芸やるから交代しました。ちなみマスターも一緒です。』

 

一夏「マジか・・・」

 

ヘルムート『次は・・・黒鷲男軍団で一世○靡セ○アの花鳥○月です、どうぞ。』

 

 

すでに準備を終えたハインツ達がステージに現れる。ちなみに並び順はウルリッヒ、フリッツ、ハインツ、ギュンター、ポール、主任の順だ。

 

曲が流れ出したと同時に彼等は踊り出した。

 

~省略~

 

「「「「「「憤る憂さをあたりにばらまけぇ!」」」」」」

 

~省略~

 

パチパチパチパチパチパチ

 

ヘルムート『ありがとうございました。』

 

昭和80年代に活躍したパフォーマンスグループのダンスを完全再現した彼等は称賛と共にステージから降りた。そしてハインツはマギーの所へ戻っていった。

 

宴会はまだまだ続く。




ちょっと怪しいから名前伏せました。いろいろややこしい事態になりそうなので・・・・

今年の更新はおそらくこれが最後になると思います。

この作品をお読みになっている読者の皆様、よいお年を。
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