インフィニット・ストラトス 黒い鳥降臨 作:禿げ眼鏡(三十路)
3/17加筆修正しました。
何者かのハッキング攻勢により、学園の機能が停止。電脳ダイブした鈴、ラウラ、クロエ、セシリア、シャルロットが電脳ダイブから帰還出来なくなっていた。
また一夏と箒も倉持技研で機体の調整をしていた為、学園の外にいた。学園内で動けるのはハインツ率いるシュヴァルツェア・アードラー隊、千冬、楯無であった。
簪と真耶、マギー、キャロル、主任ことクライヴ・ドーリー、ファットマン、束はハッキング攻勢に対処する為動けずにいた。
ハインツ「━━━━つまりどっかの外部勢力がこの学園に侵入した訳か・・・」
千冬「おそらく・・・目的は・・・」
束「はー君達といっくん、箒ちゃんの機体とコアの奪取・・・それに箒ちゃん達パイロット全員の確保
ってところかな?」
束は笑顔のまま怒っている。
ハインツ率いるシュヴァルツェア・アードラー隊の機体は拡張領域がラファールの倍以上あり、加えて汎用性も高い。
一夏の機体である白式"鳳凰"と箒の機体、紅椿は束が造り上げた現行世代(第三世代)機より性能が上の第四世代機だ。しかもこれらの機体に使われているコアは束の心血を注いで生み出された束の新たな我が子だ。束が怒らない訳がない。
そしてなにより、一夏や箒を始めとした専用機持ちの全員の確保━━━つまり彼等の拘束が目的だとしたら・・・
束「・・・ほんと、おふざけも大概にしてほしいよね・・・
蛆虫共・・・」
養子とはいえクロエとラウラはかけがえのない我が子である。怒るのも同然だ。
ハインツ「で、俺達は━━━侵入者の排除って訳か・・・」
千冬「出来るなら、生かしたままにしてほしい。委員会とそれを指揮した国家の指導者━━━あるいは軍上層部の連中への証拠としてな・・・」
ハインツ「面倒だが・・・まぁ仕方ないか。」
千冬「さて・・・我々も動くとしよう・・・・
ガーランド先生。」
ハインツ「ああ・・・シュヴァルツェア・アードラー隊各員、4小隊で行動する。シュマイザー、ミュラー、ヘルムートは第一地下区画へ。小隊長はシュマイザーだ。」
フリッツ「了解。」
ハインツ「シュナイダー、ディッタースドルフ、アイヒベルガーは第二地下区画だ。小隊長はアイヒベルガー。」
エルフリーデ「了解しました。」
ハインツ「ヤークトティーガーアインス以下3機は第三区画だ。」
アインス『了解しました、マスター。』
ハインツ「ポールの旦那と楯無は最終防衛ラインのここを死守。全員の命を任せる。」
ポール「了解した。任せて貰おう。」
ハインツ「千冬さん・・・」
千冬「どうしました?」
ハインツ「あんたは一夏達の前に先行して電脳ダイブしてほしい・・・」
千冬「・・・なるほど・・・了解した。真耶!」
真耶「は、はい!」
千冬「私もダイブする!全員の救出に向かう。」
真耶「了解です。」
ハインツ「ギュンター、悠翔は俺と共に来い。第四区画の敵部隊を排除する。」
ギュンター「あいよ。」
悠翔「了解。」
ハインツ「各員第一級戦闘配置。現刻を以て状況を開始する!全員抜かるなよ!」
全員『了解!』
斯くして語られる事のない戦いが今まさに、始まろうとしていた。
メインシステム、戦闘モードを起動します。