魔法少女まどか☆マギカ ~The Rebellion~ 作:フルーツジュース
ー 見滝原 夜 高層タワーの屋上ー
「…さて。」
腕組みをしながら、突撃攻撃兵ソニックジェットは考える。
まず、何がいるかな…?
「戦闘に関しては、俺様とウィングブラスターがいればいい。」
ウィングブラスターとは、ソニックジェットの相棒の意志を持つ戦闘機だ。
「そうだ、まずは音楽だ。 美しい音楽が無けりゃつまんねぇや」
そう考えたソニックジェットは、早速自身のデータベースにアクセス、この町にいる音楽関係の情報を検索する。
「ほぅ…こいつは良さそうだな」
「ウィングブラスター、コイツの居場所を探してくれ」
ソニックジェットは目からモニタービームを出し、床にその人物の顔を映し出す。
その人物とは、上条恭介だった。
第8話 赤い少女と黒き武人
風見野 それは、見滝原の隣町である。
この町にもまた、魔法少女がいた。
赤いポニーテールを靡かせ、夜の町を走る。
その目的は勿論、魔女を狩ることだ。
だが…
「オイオイ何だよアレ…」
彼女が見たのは、自分の倍はある身長のロボット達。
「ソーディアス様、コレは『奴ら』の」
「どうでもよい…まぁ、シャドウの所にでも送っておけ」
「ははっ」
そのロボット達は、グリーフシードを持っていたかと思えば、どこかへ消してしまった。
「ありゃあ魔女…じゃないね」
「無駄な魔力は使いたくないけど…」
杏子は変身し、槍を構えて突っ込む。
「勝手に魔女狩られちゃこっちも困るからね!」
「!!」
すぐさまソーディアスは反応し、攻撃をかわす。
「ソーディアス様!」
クラッシャーが戦闘体制に入る。
「下がっておれクラッシャー!!」
ソーディアスは手をクラッシャーの眼前にかざし、静止する。
「久々に骨のありそうな相手だ…ワシがやろう!!」
ソーディアスは腰の二本の刀を引き抜く。
「行くぞッ!!」
右腕に持っていた刀を横なぎに振る。
杏子はジャンプしてそれをかわし、槍を分割。
鎖を伸ばしてXの形にし、左腕の刀の一撃を防ぐ。
「ヌゥ…」
だが、ソーディアスも攻撃を止められた瞬間、左手の刀を離し、鎖を掴んで勢いよく投げ飛ばす。
「うぉっ!?」
鎖を引っ張られた勢いで吹っ飛ばされる杏子。
だが、吹っ飛ばされた瞬間に体の向きを変え、槍を元の形に戻す。
そして槍を地面に突き刺し、ブレーキをかける。
地面に大きな溝を作りながら、動きが止まる。
槍を引き抜き、再び構える杏子。
それを見たソーディアスは、嬉しそうに笑う。
「フハハハハ…楽しい…楽しいぞ!!」
「こんなに楽しいのはコーリングの奴以来だわい!!」
すぐに刀を構え直し、真っ直ぐに杏子を見据えるソーディアス。
「ソーディアス様、あの…」
先程から存在が薄かったクラッシャーが話しかける。
「何だ!? 今ワシは久々に楽しんでおるのだ!! 邪魔は許さんぞ!!」
「シャドウからの通信で、『プロティオン』の奴、それに、ソニックジェットがこの隣の町にいるとのことです」
「…何!?」
ムゥ…と顔をしかめ、考え込むソーディアス。
「仕方ないのぅ…」
残念そうに、そう呟く。
「小娘、勝負はお預けだ。 用ができた」
「オイ、ちょっと待て!!」
杏子が叫ぶも、ソーディアスとクラッシャーは消えてしまう。
路地裏に一人残された杏子は呟いた。
「隣町ってことは…見滝原か」
「ちょうど行こうと思ってたトコだしな…」
「行くか…」
変身を解き、見滝原に向かって歩き出す。
かつての師と過ごした地へ…
そして、全てを失った地へ
杏子初登場。
展開がちょっと雑ですかね?
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