恋愛ものは初めて書きます。
誤字などかあると思いますがよろしくお願いします。
秋ごろの9月の夕方。僕はベンチで寝ていた。なぜここで寝ているというと・・・・・僕はここで生活しているからである。僕の両親は1ヶ月前に僕をここに捨てたのである。理由は、わからない。しかし、僕に最後にかけた言葉が「貴方を産んで後悔したわ」と言われた。僕は思った。僕は捨てられたんだな・・・と。僕はベンチで横になっていると女の子の泣いている声が聞こえた。なぜ泣いているのか気になった僕は声をかけてみた。
「どうかしたの?」
「ひっく・・・・ひっく・・・・お母さんが・・・・い・・いなくなっちゃった・・・・ひっく・・・」
どうやら迷子のようだ。この子をこのまま放置するわけにはいかないので一緒に捜してあげることにした。
「じゃあ一緒にお母さん捜そうか」
「ひっく・・・・ほんと?」
「ホントだよ」
僕は少しでもこの子の不安を無くすため手を握った。そして、公園の周りを歩いていると女性の声が聞こえた。
「小咲ーーー小咲ーーー」
「あ、お母さん!!」
「小咲‼」
この子のお母さんのようだ。女の子は、女性の方へと走って行った。
「バカ‼心配かけんじゃないわよ。」
「ご、ごめんなさい」
「でも、無事でよかった」
そう言って女性は女の子を優しく抱きしめた。女の子は嬉しそうだ。家族の再会を邪魔したら悪いと思い立ち去ろうとしたら「待って」という声が聞こえた。女の子は僕に近づいて来た。
「また会える?」
僕は思いもよらない一言に驚いた。なぜなら、僕みたいなホームレスに再会を願ってきたんだ。
「また会えるよ」
「ほんと?」
「ホントだよ」
嘘だ。僕みたいなホームレスはいつどこにいるかわからないような奴がまた会える可能性が高いはずがない。そんなこと思っていると嘘だと気づいたのか女の子は僕の方をじっと見つめている。
「わかったよ。じゃあ再会の印にこれあげるよ」
僕は自分の腕に二つついているブレスレットを一つ女の子にあげた。
「いいの?」
「いいよ」
僕はそう言い残しその場を立ち去った。公園の方へ歩いていると、
「ありがとうーー」
女の子が僕に向かって手を振っていた。僕もそれに答えるように手を振り返す。その時の女の子の笑顔はとても輝いていた。
──10年後の春──
僕は教室の前に立っていた。なぜこんな所に立っている理由は僕が転校生だからである。こんな次期に転校生とか珍しいねと自分でも思う。僕は女の子と会った後から数日がたったある日。僕は児童養護施設の人に拾われた。それから9年くらいはそこで生活をしていたがその施設の取り壊しが決まっておりその片付けや新しい施設で生活するための準備をしていたためこんな時期に来ることになった。その新しい施設から一番近い高校がこの凡矢理高校なのだ。すると担任の先生が教室の中から声が聞こえた。
「・・・よーし今日は転校生を紹介するぞー」
その言葉に僕は少し緊張してきた。中では「また」とかいろんな声が聞こえた。
「入って藤崎」
「はい」
僕は教室の中へと入っていった。
「じゃあ自己紹介して」
「はい。僕の名前は藤崎透(ふじさきとおる)と言います。本当はもう少し早く来る予定でしたが事情があって遅くなりました。皆さんこれからよろしくお願いします」
と僕は頭を下げた。そしたら「キャー」などの歓声が響きわたる。それに驚いた僕は頭を上げると1人の女の子と目があった。その子は黒髪で長さが肩より少し長くおとなしそうな子。しかも10年前に会った子そっくりであった。
その子との出会いが僕の人生を変えることだと僕はこの頃は思っていなかった。
読んでいただきありがとうございます。
この物語は調理実習の少し前からスタートしますのでよろしくお願いします。
ご感想、評価などよろしくお願いします。