そんな糞みたいな駄文ですが、付き合ってあげてください。
『IS』
正式名称
『インフィニットストラトス』
世紀の大天災と呼ばれている篠ノ之束が造り上げた、宇宙空間用マルチフォーム・スーツ。
だが、同じく篠ノ之束が引き起こした
『白騎士事件』により、従来の兵器を凌駕する性能が世界中に知れ渡り、宇宙進出より飛行用パワード・スーツとして軍事転用が始まり、世界各国の国防の要がISに移って行った。
因みに女性しか動かせない。
さて、そんなISだが、ISを動かす、IS操縦者を育成する学園がある。
その名の通り、『IS学園』という。
そんな学園に一人のイレギュラーが表れた。
名前は織斑一夏。
世界でただ一人男でISを動かせる人間。
これはその男の物語である
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「全員揃ってるみたいですねー。それでは、
黒板の前で微笑む副担任。
名前は山田真耶。
「それでは皆さん、一年間よろしくお願いしますね。」
「…………」
挨拶むなしく教室中変な空気である一点を見ている。
「じゃ、じゃあ自己紹介をお願いします。えっと、出席番号順で。」
そう言って自己紹介が進んでいくが、回りは一点を見ている。
世界初のイレギュラー。織斑一夏の席を。
「織斑君?織斑一夏くん?」
呼ばれているのに無反応な彼は机に何処からか取り出した枕を置き、熟睡中である。
そんな事をしていれば副担任もタジタジである。
「あのぉ、織斑君?織斑くーん?」
起こしても一向に起きない織斑一夏。
すると突然ドアが開きスレンダーな女性が入ってきた。
「あ、織斑先生。もう会議は終わられたんですか?」
「ああ、山田先生。クラスへの挨拶を押し付けてすまないな。」
「い、いえ。副担任ですから。これくらいはしないと。」
「そうか…………それで? 貴様は何時まで狸寝入りを続けるつもりだ!」
そう言って振り下ろされた凶器。
『出席簿』
カキンっ!!
何時の間にか起き上がった一夏が『手刀』でそれを防いでいた。
確実に鳴ってはいけない音がしたが気のせいだ。
「随分物騒なモーニングコールだ。普通に死ぬところだった。姉さん、人にそれをすると即死だぞ。」
「ふん。お前はこのくらいじゃ死なない事ぐらい分かってるさ」
そう言ってる間も手刀と出席簿が火花を散らしている。
今のでばれたような反応を示した人もいたが大半が。
(こ、この姉弟。こえぇー)
と言うような反応である。
「まあいいだろう。取り敢えず自己紹介をしろ」
「はぁ、面倒だ。 俺は織斑一夏だ。好きなことは食う事と眠ること、嫌いなことは面倒なこと。以上」
「相変わらず喋らないな、お前は。
諸君、私が織斑千冬だ。君達新人を1年で使い物に育て上げることが私の仕事だ。出来ない者には出来るまで指導してやる。逆らってもいいが、私の言うことにはyesかはいで答えろ。いいな?」
と言うような宣言。
にもかかわらず、黄色い声が響いた。
「キャー!千冬様、本物の千冬様よ!」
「私、御姉様に憧れてこの学園に来たんです。北九州から!」
一部割愛するが。
そんな声援かどうかわからない黄色い声に千冬は鬱陶しそうに隣の弟を見る。
「……毎年、よくもまあこれだけの馬鹿が集まるものだ。感心させられる。
それとも何か?私のクラスにだけ馬鹿を集めてるとでも言うのか?」
「いや、知らねぇよ。俺に聞くな。
つか、狂信者こんなに集めて何する気なの?」
「それこそ私に聞くな。毎年馬鹿共はこんな感じだ。」
そんな会話ですら、彼女達は愛しの御姉様の愛の鞭と受け取るようだ。
「きゃああああっ!御姉様!もっと叱って、罵って!」
「でも、時には優しく!」
「そして付け上がらないように躾をしてー!」
元気な彼女達はそんなことを言うが実行されたら大変なことになる。しかも教師に求める事じゃない。
「はぁ、面倒だ」
「口癖移った?」
「黙れ。
さあ、SHRは終わりだ。諸君らには1年で基本知識及び基本動作を全て覚えてもらう。いいか?いいなら返事をしろ。勿論『はい』か『yes』だ。いいな?」
まさしく鬼教官。
だが、第一世代IS操縦者元日本代表であり公式試合無敗のブリュンヒルデ様に教えて貰えるとなれば、逆らうものは居ないだろう。
何て言ったって憧れての人だからな。
「お前も座れ。授業を始める。」
「了解」
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一時間目が終わった休み時間。
男女比1:9の教室が異様な雰囲気に包まれている
彼女達は何時どうやって話し掛けようかと模索しているが、彼は違った。
自己紹介の時と同じように何処からか取り出した枕に顔を埋め、熟睡中であった。
自己紹介にあった眠ることを即実行していた。
そんななか、話し掛けようとする人影がひとつ。
篠ノ之箒だ。
「ちょっといいか?」
その一声で目が覚めたのか、元々起きてたのか。
どっちにしろ目を覚ました一夏は声の方へと振り向いた
「廊下でいいか?」
「ああ」
そう言って廊下に出ていく二人。
廊下にいた女子がざあっと道を空けた。
「ひ、久し振りだな一夏。」
「そうだな、ざっと6年振りか。」
「そ、そうだな。」
そう言って会話が途切れた二人。
ふと、一夏が切り出した
「そう言えば。」
「なんだ。」
「去年の剣道、全国大会で優勝したってな。
おめでとう」
そう言った途端苦虫を潰した用な顔になる篠ノ之箒。
「あー。すまん」
「いや、いいんだ。あの試合は自分でも思うところがあっただけだ。」
「そうか。……それにしても……」
そう言って箒を見る一夏
「な、なんだ」
「6年も経つのに何も変わってないな。
安心したぞ」
「そ、そう言う一夏は変わりすぎだ。その格好もそうだがその傷!」
箒が指を指した一夏の服装と傷。
服装についてはいくら改造制服が容認されているとはいえ完璧な和服。
場違いである。
「あー、服については気にするな。
傷は師匠との稽古で付いたとしか言えないな」
目の下にある傷を指しながら言う一夏。
するとチャイムがなり、廊下に出ていた生徒が一斉に教室へ入っていく。
「さて時間だ。俺達も戻るぞ。」
「わ、分かっている。」
微かに頬を紅く染めながら教室に入る箒を苦笑しながら追いかける一夏。
「授業を始める。とっとと席に着け、織斑。」
「了解しました。織斑センセ」
終話