山道を歩く一人の男がいた。
山の警備をしているようだ。
「異常なしっと、、さて、次行こうかな、、ん?」
よく見ると、ガサガサっと、近くの茂みが揺ている
「だ、誰だ!」
茂みをかき分け、その先を見ると
少女がいた。可愛らしい姿をしているのだが、よく見ると頭に小さな角が生えている。
「お、鬼、、なんでこんなところに、、」
「に、人間!?やだ、、近寄らないで、、」
少女は、男を見るなり、ガタガタと震えだした。
(こいつ鬼のクセに俺を見て震えている、なぜだ?)
「なぁ、お前はどこから来たんだ?」
「ひ、東の村、、」
(そうか、、東の村は先週、博麗の巫女によって妖怪が一斉駆除されたと聞く、、その時の生き残りだな、、)
「お前、親は?」
「いない、、仲間も、友達もみんな殺された、、」
(博麗の巫女、、妖怪には無慈悲だなぁ、、ほっとくのもかわいそうだし、、よし、、)
「お前俺と一緒に西の村に来るか?」
「ありがとう、人間さん、、でも、、」
「でも?」
「私、人間嫌いなんだ、、見てると、、何故か殺意が、、」
その言葉を聞いた時、男は気づいたのだ
少女からの殺意を
今まで経験したことのないほどの殺意
言葉ではあらわせないくらいのものだ
男は逃げたそうとするが
いきなり胸のあたりに激痛がはしった
胸あたりを見ると大量の血がポタポタと落ちている
男の胸に少女の腕が貫通しているのだ
少女はニヤニヤと笑いを浮かべている
「人間さん、だから近づくなと言ったのに、、」
男にはもうその言葉は聞こえていなかった
なぜなら少女が、片手で男の頭を吹き飛ばしたからだ
「アハハハハ、、、壊れた 壊れた 」
あたりには血が飛び散っている
山には少女の笑い声が響いた
一時すると少女は笑うのをやめ、男の死体を木に刺し、その場を立ち去った
〜その日の夜〜
村では、見回りに行った男が死体で発見され、話し合いが行われていた
「村長!被害が大きくならないうちに東の村のように妖怪を一掃するべきです!」
大柄な男が大きな声で発言した
「うーむ、そうかもしれんなぁ」
言葉を返したのは小柄な老人、この村の村長である
「村長、私にもその話聞かせてもらえないかしら?」
そう発言したのは、顔には狐の面、服装は紅白、髪はポニーテールで大きなリボンついて、身長小さめの人だった
「おぉ、巫女殿いらしてたのですか」
「ここの村で妖怪による殺しがあったと聞いたからね」
「なら、話が早い巫女殿早速ですが、妖怪の一掃を頼んでもよろしいでしょうか」
大柄な男が発言した
「わかったわ。30分で終わらせる」
そう言うと、巫女はその場で二、三回をし、地を蹴った
すると巫女が見えなくなり、山がどんどん赤く染まっていく
かすかに妖怪の悲鳴も聞こえてくる
「さすが巫女殿だ。仕事が早い」
20分くらいたった頃だろうか、山の頂上あたりで二つの光がぶつかりあった。
どちらもとても禍々しかった
一時すると片方が小さくなり消えた
それから一時静寂が訪れた