あの人たちに救いの手を   作:黒いファラオ

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突然インスピレーションが沸いてきたので、もう一個あるのに書いてしまった……


プロローグとかいうやつ

 突然ではあるが、俺『野々村湊』は転生者である。

 

 何言ってんだこいつと思うのはしょうがない。え? 証拠は?って? 出せって言われると無理だけど、前世の記憶あるし。

 前世での俺はよくいるにわかアニメオタクだった。別にボッチという訳でもなく、普通にクラスの中に溶け込んでいるような普通の人間だった。まあ、様々なアニメやゲームをやってきたのでその知識については自信があったりなかったり。そんな奴がなんで転生しているのかというと、子供を庇って死んだという転生物では使い古された理由だ。

 ただ、転生するときの記憶がない。さしたる問題ではないのだが。ついでに言えば、転生したからといって何かあるわけではない。平和に生きるだけだ。

 ……と思ってたんだけどねぇ~。

 

「いってきまーす」

 

 登校すると、友人である兵藤一誠(・・・・)から声をかけられる。

 

「よう、湊!」

「おう、一誠。おはようさん」

「なあ湊、極秘ルートから手に入れたエロDVDを元浜と松田と観賞するんだがお前もどうだ?」

「あのなあ一誠、俺は誘われる度に断ってるだろ? つーか、そんなもの学校に持ってくんじゃねえよ」

「一応訊いといたんだよ。気持ちが変わったらいつでも言ってくれ。じゃあ、先行くわ!」

「おう! ……気持ちが変わることはないと思うがね」

 

 本当に清々しいまでの変態だな。対極にある言葉なのにな、清々しいと変態って。あの変態っぷりはまさに小説の通りだ。すると、制服を引っ張られる感触が。振り向くとそこには、白髪の小柄な少女がそこにいた。

 

「ん? おお、小猫ちゃんか、おはよう。今日はクッキー作ったけどいるか?」

「……おはようございます、湊先輩。ありがたく頂きます」

「それはよかった。ソフトクッキーで、ボロボロこぼれるかもだからそこんところ気をつけてな。それじゃあ」

「はい、では」

 

 いやあ、本当に可愛らしい子だね~。成り行きで餌付けというかなんというかおやつを提供しているのだが……小猫ちゃん自身はそれでいいのだろうか? こちらとしてはスイーツの腕を上昇させるいい機会で助かっているんだがな!(ドヤァ

 

 俺が通っている学校は駒王学園。普通じゃない奴らが大勢通っている学校だ。つまりここはハイスクールD×Dの世界。ドラゴンボールに匹敵する程のパワーインフレ勃発している世界だ。こんな世界で平和に暮らせる筈がない。神器なんてものを持っていたら尚更だ。

 神器を持っていることをリアス・グレモリーに気づかれたら配下の悪魔に勧誘されるだろう。それではダメなんだ。リアスの配下になってしまえば、レイナーレのような救えない命がある。折角物語の世界に転生出来たんだ。正史じゃ救われなかった命を救いたい。報われなかった思いを分かってあげたい。これが偽善なのは分かっている。だけど、そう考えるのは悪いことじゃないだろ?




いかがでした? なんか反応がよければドンドン書きます。

感想、評価等お待ちしていますね。
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