HIGH SCHOOL D×D ―――(再)―――   作:ダーク・シリウス

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エピソード24

とある日の夜。一誠は一人だけ夜道を歩いていた。夜の市街地に様々な光が発し、

行き来する人や車を照らしている中で歩いていた。

あの一件以来、思いつめた表情で顔が暗くなり、夜になると何かを探し求め彷徨うよになった。

リーラたちは当然心配し、声を掛けるが返事もせずにいる。

 

「・・・・・」

 

ふと、目の前に若い女性が困り果てている。ナンパをされていて、

断わっても執拗に食って掛かっているようだ。さり気なくナンパに近づき、

 

ドッ!

 

急所に一撃を与えれば悶絶して跪いて倒れた。どよめきが生じるが一誠の仕業ではない

という事実を誰一人とて知らない。まっすぐ学園と目と鼻の先にある公園に足を運んだ。

夜の公園は誰もいなく、一誠は懐かしさを感じる。

 

「一人・・・・・」

 

嫌な記憶が脳内に浮かぶ。その記憶を再現するかのように公園の中央で寝転がり夜空に

浮かぶ輝く星を見上げる。

 

―――こうしていると、あの時を思い出すなネメシス。

 

『ああ、そうだな。それとお前はネガティブになってはいまいか?』

 

―――うん、なってるね。間違っているのは分かっているけれどさ?やっぱり許せないんだよ。

 

『周りの者を自分と合わせているからだろう。それはお前の自己満足なのでは?』

 

―――自己満足、それと偽善者かな。

 

ネメシスとの雑談はしばらく続く。

 

―――俺って赤龍帝には負けないほど強くなったのにどうして認めてくれないんだろう。

 

『負けず嫌いだから?』

 

―――うわ、子供だな。

 

『それはお前とて同じだぞ?』

 

―――あいつと一緒にすんな!

 

不愉快過ぎる指摘をするネメシスは「くくく」と喉の奥で笑い、一誠は不満げに顔を顰める。

あいつと同列なんて認めれない、明らかに実力の差はあったはずだ。

その気になれば一蹴だってできる。もしもまたやってきたら骨の髄まで教え込む必要がある。

 

―――どっちが弱者なのかを。

 

そう思っていた一誠に別の暗さ、影が差す。夜空に見上げていた目はとある人物の姿、

金髪に翡翠の目、活発的な印象を醸し出す少女で一杯となり、

一誠を感情が籠っていない目で見下ろしては無表情のまま口を開いた。

 

「こんなところでなにをしているんだ」

 

「それは俺の台詞でもあるぞ。敵がこんな所に理由もなく来るわけがないんだからな」

 

「ああ、そうだな」

 

手に携えていた剣を無防備に寝転がる一誠に突き付ける。

 

「オレと勝負しろ。お前に打ち勝ってエクスカリバーを手に入れる」

 

「・・・・・生憎、そんな気分じゃない。今の俺は憂鬱なんだよ」

 

はぁ、と溜息を吐く一誠に綺麗な金の柳眉を上げて怪訝そうに口を開いた。

 

「どうしたというんだ」

 

「この世界は残酷だよなってことだ」

 

この世界は残酷。ますます意味が分からない少女は目で催促するれば、一誠の口がまた開く。

 

「理不尽な目に遭っている奴らがいるのに、そんな目に遭わせている奴らが許せるわけがない。

因果応報、自業自得、そんな言葉がピッタリな目に遭えばいいとは思わないか?」

 

「・・・・・話が見えない。何を言いたい」

 

「俺もその理不尽な目に遭った一人なのさ」

 

それがどうしたと言うんだ。そう言う奴らは当たり前にいる。

それが残酷な世界と言うぐらいなら戦争に巻き込まれた人間も大勢いる。

 

「俺が強くなったのは仕返しと見返す為だった」

 

「誰に、だ」

 

「俺をバカにし、蔑んできた兵藤家に、実の兄にだ」

 

「・・・・・」

 

少女は知っていた。一誠に兄弟がいること、兵藤家であることを。

とある組織に属している少女にとっては変わった男だと思っている。

 

「嫌いなのか?」

 

「嫌いだね。兵藤家はただ弱いというだけで苛める。その時はまだ子供だったから

仕方がないとはいえ、大人も含めた暴力は凄かった。

それだけじゃない、俺の兄でさえ例外じゃなかった」

 

「そうか」

 

「ああ、俺に包丁を刺してくるほどだからな。その時もまだ子供だったころだぞ?」

 

少女は息を呑んだ。あまりにも予想外なことで子供が殺意を持っていたかいないかを

別にして、まだ幼い兄弟がそんなことをしていた、されていたなんて思いもしなかった。

 

「その兄は赤龍帝だな?」

 

「情報が早いな。そうだ」

 

「見返せたか?」

 

「当の本人が俺より弱いなんて認めないから見返せた気分はない。

今度会ったら骨の髄まで教え込むがな。俺の方がお前より強いんだと」

 

すると、一誠は起き上がって少女と対峙した。

 

「そう言うお前はどうなんだ。エクスカリバーで誰かと戦いたいのか」

 

「・・・・・」

 

まさか、あの時漏らした言葉を覚えていたとは驚きものだった。

そんな一誠と自分は―――似ている部分が確かにあって少女は思った。

こいつとは共感できる部分があると。だから敵同士であるのにある事を告げた。

 

「オレにも兄がいるんだ」

 

口にすれば次々と言葉が出てくる。聞いて欲しいとばかりに一誠を真っ直ぐ見詰めながら語る。

 

「オレも兄も剣術が長けていた。そしてある家系の生まれでオレは当然妹として育てられた。

兄は格好良く、誇り、自慢な男でもあった。そんな兄に憧れ、敬愛していた兄みたく

なりたいとオレも剣を取って修業したり稽古も付けてくれた。

―――だが、成長するにつれ兄はオレと接する態度が変わってきた。稽古も付けてもらえなくなり、

優しく語りかけてくれていたのに冷たくされ、もう一人の妹に笑い掛け接するようになった」

 

「・・・・・」

 

「なんでだ、どうしてオレに笑い掛けず、接してくれず、もう一人の妹にオレには

してくれないことをするのか理解できない。何一つ、兄に対して不愉快なことをした

覚えがない。オレはただ、兄のようになって兄の隣に並びたいと純粋な

想いでいたのに・・・・・」

 

そして、兄に問うたんだと少女は言った。―――どうして妹ばかりに接するんだと。

少女の口から出た言葉は。

 

『あなたは私と違います。あなたに剣は似合いません。それでも剣の道に進むので

あれば剣を持つあなたを認めるわけにはいきません。あなたが剣を持つ限り』

 

「剣を持つオレを認めてくれない。ただそれだけで兄は、

アーサーは俺の存在を否定する・・・っ!」

 

悔しさが全身に現れ、剣を持つ手に力が籠る。そんな少女の話を聞き、一誠は共感を覚えた。

同時にその兄の気持ちも少なからず理解できた。

 

「(一人の女として幸せになって欲しかったから・・・・・か?)」

 

憶測だが、そう思った。一誠が考えていると、少女の話は続きがあった。

 

「ショックを受けたオレはある日、父上と一緒に歩いていると兄の婚約話が持ち上がった。

相手は名高い一族の娘で、既に親同士が決めた婚約だった。オレは素直に祝福した。

兄に父上と共にそのことを教えようと訪れた時、見てしまったんだ。

家に仕える従者と道ならぬ恋をしていたところを」

 

「(うわ、それはタイミングが悪い)」

 

「父上は激怒し、その従者を家から追い出した。オレは許しを乞うたが父上は

聞き耳を持ってくれなかった。そして兄上は家宝である剣を持ち出して従者の後を追うように

家からいなくなった。その際、オレはその剣を持ち出す兄を制止した。だが―――!」

 

『あなたのせいで彼女はこの家から追い出されました。私はあなたを許しません。

 あなたという妹を持った私は不幸でしたよ』

 

どこまでも冷たく、妹の少女に向かってあるまじき発言を発した。

少女は涙を流しながらも兄を家に留まらせようと説得がダメなら実力行使もしたが―――。

 

「・・・・・この腹に剣を貫いて去ってしまった」

 

圧倒的な強さの前に破れ、家から出てしまったそうだ。

 

「傷が癒えた頃を見計らってオレも家を出て兄を追った。

今はとある組織に属しているが、そこで兄を見つけた」

 

「再会してどうだった?」

 

「直ぐに白龍皇のチームになってオレから離れてしまった」

 

かなりの嫌悪な関係の兄妹仲となったらしい。少女は深く肩を落として落ち込むほどに。

 

「だから決めたんだ。言葉でダメなら剣で語ると。だからこそ―――」

 

少女は決意が籠った瞳を一誠に向ける。

 

「エクスカリバーを持つお前と戦い、勝って奪い取り兄と戦って勝つことを目指すことにした」

 

「・・・・・」

 

言いたいことは分かった。気持ちも十分理解した。自分を認めさせるその想いだって

深く賛同する。だから執拗にエクスカリバーを欲していたんだなと一誠は理解した。

 

「(俺と似ているな、このモルドレッドと言う少女と)」

 

その気分じゃなかったが、話を聞いて似た者同士であることを分かり、

亜空間からエクスカリバーを取り出して構えた。

 

「・・・・・オレと戦う気分じゃなかったのか?」

 

「気が変わった。お前も感じただろうが俺たちは似た者同士だ。兄に対する気持ちも同じ、

認めさせるために強くなりたいその気持ちも同じだ。モルドレッド―――」

 

刀身を神々しい金色に輝かせる。一誠の戦意が具現化したように極光を発する。

 

「来い!俺はお前と言う存在の全てを受け入れる!お前も俺を受け入れこのエクスカリバーを

手に入れてみろ!」

 

「っ!」

 

モルドレッドは大きく目を張った。自分を受け入れる、そんな言葉を言われたのは

生まれて初めてのことだった。仲間や友人という存在がいても、

自分の過去を話したことも一誠が初めて。

 

「(やはり、こいつはオレにとって―――)」

 

改めて剣を構え、邪魔者が誰もいない公園で臨戦態勢の状態に入る。

 

「「・・・・・」」

 

真剣な眼差しを互いに向け、きっと騒ぎを駆けつけてやってくるであろう野次馬たちが来るまで、

剣を交えようとする意思が二人を突き動かす。

 

「ふっ!」

 

「はぁっ!」

 

 

 

 

 

 

 

「なんだかんだで、調子を取り戻したようねぇー」

 

機械だらけの空間で一誠とモルドレッドの様子を盗撮して見ていたナヴィは

テーブルに肘をついて頬を添える状態で溜息を吐いていた。

 

「良かったわね。彼氏が元気になって」

 

「・・・・・」

 

「あいつ、イッセーの気持ちは分からなくはないわよ?大切な人が傷付けられるなんて

我慢できるわけがないなんてさ。過去にどれだけ理不尽な目に、暴力を受けていれば

過激な対処してしまうのも仕方がないじゃない?」

 

静かに自分の背後に佇んでいるリーラに目もくれず真っ直ぐ魔方陣から映し出されて

いる立体映像を見て言う。

 

「まぁ、テファの言い分も分かるわ。人の命を奪って欲しくないから言ったのでしょうし、

自分たちは助けられたから十分だってそう言う思いもあったでしょう」

 

半ば暴走気味に主犯たちを蹂躙した一誠の様子も見ていたナヴィからしてみれば、

あの時の一誠はまさしく化け物だった。大切なものを奪われた生物が怒り狂うのは当然のこと。

逆に言えば、

 

「(イッセーって意外と独占欲があったのねー)」

 

独占欲の強さによって怒りの度合いも変化する。一誠が独占欲があったからこそ

過激な言動をしたのだ。

 

「(私も同じ目に遭ったらどのぐらい怒ってくれるかしら?)」

 

期待と淡いほのかな恋心を抱き、一誠とモルドレッドの戦いが終えた様子を見詰めた。

 

「そろそろ帰ってくると思うわよ。スッキリした表情でね」

 

「ありがとうございました」

 

「気にしないでいいわよ。私たちは家族なんだから心配するのは当然よ」

 

手をヒラヒラと動かして何とでもなさそうに答えるナヴィから音もなく部屋から出たリーラ。

 

「・・・・・でも、イッセーは危ういところもあるのは確かのよね」

 

―――○●○―――

 

―――兵藤家―――

 

早朝五時。聳え立つ山を背後にし、広大な土地を敷地にし、家を構える天皇兵藤家。

家の中へ上がる為の階段から見下ろすと、大勢の少年と少女たちが集結していた。

緊張の面持ちや、不敵な態度で自分たちの目の前に佇む現兵藤家当主の厳つい顔の

中年男性、兵藤源氏から発せられる言葉を待った。

 

「・・・・・」

 

厳しい眼で少年少女たちを見渡した源氏が静かに口を開いた。

 

「先日、とある者共が人としてあるまじき罪を犯した」

 

『・・・・・』

 

「この国を支配し、この国の代表たる兵藤家と式森家にとっても忌々しき事態」

 

透き通った声が響き渡り、集結している兵藤家の少年少女たちの耳に入る。

そのことはこの場に集まっている面々たちも知っている。

 

「だが、それ以前にも兵藤家の名を泥で汚し、名声や栄光、名誉、誇りを蔑ろに

する者たちがいる。兵藤家の家訓、『弱さは罪。強い者は正義』。

この意味を分かっていない者たちが特に、な」

 

源氏からジワリとプレッシャーを感じた。目の前にいる当主は怒っているのだと

誰でもそう感じていた。

 

「兵藤家の者が、馬の骨も知らない者にやられ」

 

『っ』

 

「兵藤家の者が、兵藤家の威光を嵩にし、あるまじき行いをしている者もいて」

 

『っっっ』

 

「周りの者に多大な迷惑を掛け、兵藤家の名を地に落としかねない言動をしている者たちがな」

 

『っっっっっ』

 

身に覚えのある者たちがみるみる顔を青ざめた。自分たちのことが当主の耳に

届いていたなど思いもしなかった。寧ろ舐められては兵藤家の名が廃るとばかり、

兵藤の威光を嵩にし、好き放題やりたい放題で周囲を委縮させ、

畏怖の念を抱かせてきた。しかし、それが怒りを買わせていたとは露にも思わず

源氏のプレッシャーは一気に膨れ上がり、

 

「国立バーベナ駒王学園に通っているお前たちのことだ。

このっバカ者どもがぁあああああああああああああああっ!!!!!」

 

大気を震わせ、地面さえただの大声で縦に揺らし、少年少女たちを戦慄させた。

 

「お前たちの様子は学園から報告されている。聞けば聞くほどお前たちは好き勝手にして、

共に通う者たちに怒り、憎しみ、恨みを買わせているばかりしか聞かない。

あまつさえ、女性に対して奴隷のように扱い、強姦や脅迫をしているという話しも

不幸な目に遭った女生徒の親たちが学園に押しかけ聞いたそうだ。

その女性とたちの一部は登校拒否、心を硬く閉ざし、男性恐怖症となり家から

出ることが一切なくなっているようだ。お前ら・・・・・とんでもないことをしてくれたな。

この兵藤家の恥晒し共がっ!」

 

当主の怒りが治まることを知らない。特に少年たちは自分たちのことを言っている当主に

恐怖で顔を歪め、中には許しを乞うほど土下座をして身体を丸めている者もいた。

 

「お前らは一体何様のつもりで兵藤家の名を語っている。お前たちは俺からすればただの

兵藤家の威光に縋っている有象無象の赤子に過ぎんわ。兵藤家とは兵藤家を創り上げた

初代兵藤家当主の者の意思を受け継ぐ役目を果たす為に式森家と同じ日本を代表する

一族なのだ。それを知らずお前らは好き勝手に威光を欲望のままに振り回しおって!」

 

全身から怒気のオーラが迸り、この場の雰囲気はどこまでも重かった。息もするのに苦しい

思いでいっぱいだ。

 

「次期兵藤家の当主を選別する時期が迫っている。だが、俺から言わせてもらえば

この中で次期兵藤家当主となる者は誰一人もおらん。全員、兵藤の名を捨てさせ

追放してもいいぐらいだ。それぐらいのことをお前たちはしているのだからな」

 

ギョッと目を丸くし、愕然とした面持ちで源氏を見る。兵藤家から追放。

そこまで自分たちは罪を犯していたなど信じがたい思いで、『そんなっ』と悲鳴にも

似た声がどこからともなく出てくる。

 

「・・・・・当主。では、当主の息女殿たちのどちらかで?」

 

影のように源氏の背後に今の今まで立っていた側近の男性が呟くように声を掛けた。

この場にいないというのであれば自分の娘しかいないということになる。

側近の言葉に源氏は無言で肯定も否定もしない。

 

「・・・・・『外』にいる兵藤の者になってもらおうなどお考えで?」

 

側近の脳内に浮かぶ二人の兵藤。一人は学園に通っていて、

実力は兵藤家の中でも一、二位を誇っている。

文句なしなのだが、その者の立場が邪魔して側近にとって複雑な思いだ。

もう一人は源氏との仲が?最悪な当主の実の息子である。

 

「ふん・・・・・お前から見てここにいる者たちが兵藤家に相応しい者がいると思うか?」

 

「・・・・・」

 

沈黙は肯定と取られる。が、側近の場合は「いいえ」とハッキリ答え辛い心情でいた。

無論、全員がそうであるとは源氏も分かっている。性格に難があるものの、純粋な力を

有している兵藤家を代表する子供もいるのだ。―――その一人が兵藤誠輝。赤龍帝だ。

 

「当主の選別の時期はもうすぐだ。いつまでも決めかねているわけにはいかない」

 

「では、どうなさるおつもりで・・・・・?」

 

「そうだな・・・・・」

 

顎に手をやって考え込む源氏。何時しか・・・・・誠と一誠が浮かべるような

人を驚かす考えを思い付いたような笑みを浮かべた。

 

「(その表情を見るのは久しぶりですぞ。―――悪戯を思い付いたその顔を)」

 

側近も同じ考えだったようで顔に出さないが内心溜息を吐いたのだった。

 

 

そして、夏期休暇の期間に突入した日本を震撼させるニュースがお茶の間に報道された。

 

 

―――(神以外)参加者無制限の次期兵藤家当主の選抜大会の催しが決まったことを。

 

 

「と、当主!?ご乱心ですか!?」

 

「兵藤家の誰かが勝ちぬけばいいだけの話だ」

 

「アンタも大概だ!厳格な方とは思っていましたが自分の息子と同じ性格だったとは

思いませんでしたよ!」

 

「むっ、それは聞き捨てにならないぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

「だっはっはっはっ!おいおい、クソ親父め。俺を笑わせてくれるなんて

そんな考えもできていたんだな!」

 

「でも、参加者が無制限って大丈夫なのかしら。

神々の参加は認められてないけれど・・・・・」

 

「まぁ、それでもごまんと強者がいるからな。これはとんでもないことになるぞー」

 

「誠、この大会に参加する気あるの?」

 

「ああ、一誠は必ず出てくるだろうからな。多分、面白半分で」

 

 

 

「お、お爺ちゃん・・・・・」

 

「悪魔も天使も堕天使も参加を認めるとは大それたことを・・・・・」

 

「異種族が兵藤家の当主となれるものなのか?」

 

「ある意味、戦争が勃発するんじゃない?日本を掌握できるようなもんだし」

 

「世界各地から様々な者たちが来るというわけか?見ている分は楽しめるが、実際は大変だろう」

 

「どうやって決めるのかしらね」

 

「美少年たちが私の元にやってくる!ああ、どんな血を飲もうか悩んでしまうではないか!」

 

「お前と言う奴はそれしか頭がないのか」

 

「ここにはいない、イリナたちも参加するのかしら?」

 

「ど、どうかしらね・・・・・・」

 

「参加したい人は自由です。だから誰が参加したいなどは分からないですよ」

 

 

 

 

「ヴァーリ!この大会に参加しようぜ!イッセーもぜってぇー参加するって!」

 

「ああ、赤龍帝も現れるだろうからそうするつもりだ」

 

「あはっ!楽しみだなぁ選抜大会!イッセーに凄いところを見せ付けてやるぜぃ!」

 

「それは私も同じことだ美猴。さて、他の三人にも声を掛けるか」

 

 

 

 

「ジーク、オレは出るつもりだがどうだ?」

 

「俺たちのことはあまり知られていないから大丈夫だとは思うけどリーダーに聞かないことには」

 

「そのリーダーは出る気満々でいたが?」

 

「そうかい・・・・・彼女がそのつもりならいいんじゃない?俺も兵藤一誠と剣を交えたいからね」

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