HIGH SCHOOL D×D ―――(再)―――   作:ダーク・シリウス

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エピソード38

時間はあっという間に過ぎる。眠ることを惜しんで趣味や仕事に没頭するあまり、何時の間にか時間が過ぎていたなんてよくあること。それは何かを成し遂げる成し遂げたいという思いが共通しているからである。

老若男女、皆そうである。国立バーベナ駒王学園に体育祭の日が訪れるもまたそうなのである。

生徒の運動とクラスに貢献する働き振りを収めようとこの日の為に用意した九鬼家の技術者が作り上げた記録を残す機器を用意して始まるその時を待っていた両親以外にもテレビ局の人たちもいた。

 

体育祭の開催時間はもうすぐ。それまで生徒たちは―――。

 

「悪魔側に是非協力を!」

 

「可愛い堕天使の女の子がキミを待っているぜ!」

 

「天使に力を!人間の敵である悪魔と堕天使を倒せるヒーローになりたくないですかー!」

 

三大勢力、悪魔と天使と堕天使の生徒が人間の勧誘を熱烈に行われていた。

 

「なんで?」

 

「ここ、異種族同士の交流を目的とした学園なのだけれど、理事長たちが面白半分に次世代の子供たちが古の三大勢力戦争の模擬戦をさせてみたら良いじゃないかって、自分たちの代わりに戦わせようと決めたみたいなのよ」

 

廊下から聞こえてくる少年少女の勧誘の声に疑問を浮かべた一誠。パチュリーが説明してまた言い続ける。

 

「この学校の体育祭は数で勝敗を決めるようなものよ。でも、土壇場でどんでん返しの勝利劇が過去に何回かあったそうだけれどね」

 

決して数が多ければ良いのではないとパチュリーは言う。そっか、と一誠はどこか安堵の表情を浮かべた。

 

「どうしたの?」

 

「俺、悪魔でも天使でも堕天使でも人間でもないから、どうしようかと思った」

 

「あなた、そう言えばドラゴンだったわね。この学校にドラゴンなんてオーフィスとクロウ・クルワッハぐらいしかいないものね」

 

思い出したかのように言うパチュリーに元にも天使の生徒が勧誘しにきた。パチュリーはあっさりと肯定し白い鉢巻きを受け取った。

 

「参加しないかと思った」

 

「これも授業の一環なのよ。遺憾だけれどね。あなたたちはどこの勢力に属すつもり?さっさと決めないと無所属になって三大勢力の生徒とそれぞれの生徒に属す人間と勝負することになるわよ?」

 

「へー、無所属ってそういうのがあるんだ?」

 

「ほぼ全種目に出ないといけないから体力的にきついわよって、なにその笑みは」

 

「いやー、面白そうだなって」

 

終始ニヤニヤと楽しげに笑みを浮かべる一誠。失言だったかもしれない、とパチュリーは悟った。

このドラゴン、自らワザと窮地に陥って大番狂わせを狙っているのだと。しかし、その予想は外れた。

 

「因みに、去年の兵藤家はどこに属していたかわかるか?」

 

「無所属ですね」

 

「イリナー、俺も天使側になるわー」

 

「嘘、ほんと?やったー!」

 

結果、数の多さでは悪魔、堕天使、天使、無所属と順になった。無所属にはパチュリーの言った通り、兵藤家しかメンバーは(赤龍帝はいない)いなかった。白い鉢巻きを頭に巻いた一誠や冒険部メンバー。

グラウンドに全校生徒が赴けば自分たちを待っていた面々が―――。

 

「ごめん、帰る」

 

「ダメ!」

 

                   『頑張れ!兵藤一誠!』

 

 

と大きく描かれた横断幕や旗を振っている一団を見て一誠の羞恥心はMAXになった。

しかもそんなことしている一団の顔触れがまた凄まじい。神話体系の神々や妖怪、伝説の生物たちがいたのだ!

 

「凄いな・・・・・っ」

 

嬉しそうにクロウ・クルワッハが目を爛々と輝かせている。誰彼も強い力を持った超越者たちが一堂に集まることなんて滅多にない。それが一誠を応援をするために自分たちの世界からやってきたのだ。

お目に掛かれない存在がこの場にいることを三大勢力の者たちだけではなく民間人も緊張と興奮、畏怖、戦慄する。今回の体育祭の主人公たちが揃ったことでグラウンド中に展開し出す巨大な転移式魔方陣。

魔方陣は全員を異空間、学園を模した疑似空間へと転送した。

 

 

パン!パン!パン!

 

 

運動会の花火が鳴る。それが合図であるように上級生と下級生の代表者が一人ずつ理事長たちの前に移動して選手宣誓をして、開会式も閉じようとしていた。

 

「うわーっ、すんごくワクワクしてきた」

 

「本当にそうね。子供みたいにそわそわして」

 

「だって、この歳になるまで俺は学校に行かず修行に明け暮れていたんだぜ?全部楽しまないと損だろう」

 

満面の笑みを浮かべる。周りに迷惑をかけない程度ではしゃぐ一誠は早く始めないかと待ち遠しい思いでいた。

 

開会式が終了すれば三大勢力、悪魔と天使、堕天使、そして無所属はそれぞれの陣地に別れるように移動を始める。一誠たち冒険部も天使側なので体育祭に来ていた『聖書の神』ヤハウェを始めとする熾天使(セラフ)のメンバーに神王の下へ集う。

 

「天使に力を貸してくれる子たちよ。感謝の言葉が尽きません。その想いは私たちの力と成り皆さんの光と成って守り続けます」

 

慈愛に満ちた金の双眸が天使側の生徒たちに向けられる。生徒の天使、人間たちが神の感謝の言葉を聞けて感激し、その場で跪くか、手を組んで祈る、または顔を紅潮してヤハウェの美貌に魅入られている。

―――一誠はどちらでもなく真っ直ぐヤハウェの話を聞いていた。

 

「あなたたちに悪魔と堕天使、人間の友がいるでしょう。ですが、今回は皆さんの敵と成って全力で挑んでくる。私たちもこれを以って全力で相手にし勝利の栄光を掴むのです。皆さんの想いを一つにすれば不可能を可能にします。皆さん、頑張ってください」

 

『はいっ!』

 

よっしゃ、頑張るぞー!、神さまの為に頑張るわ!、ここで兵藤家の奴らをぶちのめすんだー!

と言う声が聞こえてきた。一誠に視界を入れてヤハウェはニコリと微笑んだ。一誠も笑い返し、親指を上げた。

任せてくれと雰囲気を醸し出して。

 

『国立バーベナ駒王学園体育祭を始めたいと思います!まず始めにぶっちゃけますが、今体育祭のスケジュール表の時間割は前回と同じなのですが、種目、競技の方は理事長方がランダムで決めさせたいと思います!生徒会の皆さま、無駄な労力を使わせて申し訳ございませんご苦労さまでした!』

 

その時、どこからか絶対零度の空気が感じたのは気のせいだと思いたい一誠だった。

 

『今回の体育祭の実況は私、元七十二柱ガミジン家のナウド・ガミジンが送り致します!』

 

実況付きの体育祭。他の学校でも実況者が付くものかと考えていると進行していく。

箱の中に剛腕で筋肉質なユーストマの手が実況者の横に置かれた箱の中にツッコンでガサゴソと中身を選んで取り出した。手の中には一枚の折られた紙。紙を開いて直ぐにナウドへ渡した。

 

『では最初の種目は―――いきなり騎馬戦でーす!』

 

ルールブレイカーも良いところだと場が盛り上がるなかで思い浮かべた。

全員参加の競技で一誠を騎手とした騎馬、先頭と後方は天使の生徒だ。

 

「なぜに?」

 

「お前を兵藤家の奴らと当たらせる為だ」

 

「なるほど」

 

あっ、いいんだ?と自分たちの気持ちを汲んでくれた一誠に対して意外に思った。

 

「兵藤家のやつらんとこだけ移動してくれよ?ああ、馬になってる兵藤家が手を出してくるかもしれないから気を付けるように」

 

本人もやる気を示す。ならば散々迷惑を掛けてくれた兵藤家の奴らに倒してもらおうと天使らしからぬ考えをする。

他の家族に目を向ければ殆ど騎手として参加している。

 

『それでは、騎馬戦スタートです!』()

 

アナウンスの掛け声と同時に各勢力の騎馬が戦意満々で飛び出していく。

 

「おりゃあああっ!カタストロフィだっ!死ね、天使どもぉぉっ!」

 

「天使を舐めるなぁぁぁ!最後の審判だっ!」

 

「天使も堕天使も共に滅べぇぇぇぇっ!」

 

皆、光力、魔力を絶大に放ちながら総力戦してる!まるで戦争じゃないか!騎手の帽子を取る競技のはずなんだけど!?唖然と初めての騎馬戦の光景、戦場を見据える一誠に下から「動くぞ」と呼び声。

天使たちの足は真っ直ぐ兵藤家に向かっている。

 

『毎度毎度、ここであの戦争の真似をするんじゃない!キミたちは生まれた世代が違うでしょうが!もっと一般の高校生らしくしろってんだろぉぉぉぉっ!ひゃっは―――っ!』

 

ナウドも絶叫を張り上げながら実はノリノリの様子で実況するのだった。

一誠はパチュリーの言葉をようやく理解した。確かに警戒するに越したことではない体育祭だった。

 

「なぁ、こんな感じだったか?去年も」

 

「そうだけど?」

 

「今回は去年より凄いなー」

 

「ルール関係なく魔力ぶっ放しているし、お前もしていいんじゃないか?」

 

と、天使の少年たちが言うので―――。兵藤家だけにさりげなく気付かれないように拳圧を放ってなぎ倒してみた。

 

「うはっ!すっきりするぜぇー!」

 

「どんどんやれー!」

 

「おらおら!お前らの敵が目の前にいるぞぉー!」

 

暴走族の如く戦場を縦横無尽に駆け巡る天使たちに若干引き気味の一誠。

 

「や、野郎化け物がぁっ!」

 

「兵藤一誠から潰すぞお前らぁっ!」

 

「足の奴らを崩せ!」

 

すっかり兵藤家の少年たちの標的とされた。攻撃される前に、一誠は天使たちに指示を下す。

 

「他の奴らのところに駆け抜けてくれ」

 

「「「おう!」」」

 

兵藤家に泡を吹かせたいのか素直に応じる。他の騎手たちの間に駆ける天使たちにその際、悪魔や堕天使の帽子をもぎ取っていく。そして、向かう先には天使と堕天使、無所属の兵藤家の生徒を吹っ飛ばしているサイラオーグと出くわす。

 

「む、兵藤一誠か」

 

「あっ、サイラオーグ・・・・・丁度良いや、兵藤家が寄ってたかってくるんだけど一緒にどう?」

 

迫って手を伸ばしてくる騎手の兵藤を逆にその手を掴んで思いっきり引っ張って体勢を崩し、帽子を奪った。

一誠の共闘の誘いとその様子を見て、サイラオーグは頷いた。

 

「ならば、どちらがより多く帽子を奪うか競争しようか」

 

「OK、んじゃ―――」

 

「「始めようか」」

 

サイラオーグと共に兵藤家の生徒たちの帽子を奪い、蹂躙し始めた。他の種族より少ない兵藤家の人数は二人の猛者の活躍によってほぼ壊滅状態にまで陥る。程なくして騎馬戦は終わり、一位は悪魔、二位は天使、三位、堕天使、四位無所属と結果となった。

 

「んー、サイラオーグに一枚差で負けた」

 

「楽しかったぞ?また競い合おう」

 

それぞれの陣地に別れ次の競技に臨む。

 

『えー続いては―――コスプレグラウンド一周マラソンーッ!』

 

え・・・・・?

 

会場が唖然とした。―――コスプレマラソン?なに、その嫌なネーミングの競技はと。ナウドは言い続ける。

 

『これから理事長方に各陣営の生徒の皆さんの名前が書かれた紙を七枚引いてもらい、更に生徒たちには学園側で用意した衣装を来てもらった状態でグラウンドを一周してもらうという競技でございます。では早速』

 

ユーストマ、フォーベシイ、八重垣正臣が紙を別のはこの穴の中から引いていく。

それが終わるや否や、ナウドが生徒の名前を発していくのだった。

 

『兵藤一誠!』

 

「―――――」

 

一誠もまた呼ばれたのだった。皆から憐みの視線を背に受けつつ指定された待機場所で味方と敵と待っていると、

良い笑顔で箱を抱えたフォーベシイがやってくる。全員が紙を引いて一斉に読み上げた。数字を。

 

「一番?」

 

「一番だね?はい」

 

フォーベシイからコスプレをする為の衣装が入っている袋を受け取り、最前列に並ばされ

一誠を含め四人の眼前には着替える為に設けられたボックスの中に入れさせられた。

 

『では、着替え終えたら赤いボタンを押して合図をください』

 

外から聞こえるナウドの声に渡された袋を開けて―――愕然とした。

 

一誠の走る姿を目に焼きつけようと開始の合図が待ち遠しく待っていた面々。

四つのボックスに赤いランプが一つ、また一つと光、最後は葛藤していたかのように他のボックスより遅くランプが付いた。

 

『それでは第一走者のスタートの合図を出します!位置について、よ~い・・・・・スタート!』

 

パンッ!と空砲が空気を振動させた。同時に四つのボックスから四つの影が勢いよく出てグラウンドを掛ける。

 

『ぶふぅっ!?』

 

誰もが噴いた。四人の姿に。一レースの兵藤家の選手の姿は顔だけ出している全身白いタイツと下半身に可愛らしいアヒルを模した顔と首が伸びているは着物を穿いて涙と屈辱で歪んだ顔で駆ける。二レースの悪魔は魔法少女の戦闘服の格好にハートの杖を持って疾走。三レースの堕天使は梨のキャラクターを模した着ぐるみを着ての逃走、

四レースの天使―――一誠は、

 

「・・・・・っ(泣)」

 

小さい幼女、フリルがたくさんついているピンクと白のスカートを穿き、腰に大きめな蝶結びで結ったリボンに上はひらがなで「いっせい」と刺繍された白い服。真紅の髪は金髪のかつらで隠されている上に揺れている大きなピンクのリボンという出で立ちで泣き顔のまま他の選手たちより速くゴールまで走り切ったのだった。

 

『一位、天使チーム!二位、無所属チーム!三位、悪魔チーム!四位、堕天使チーム!お疲れさまでしたー!―――笑っていいですか?』

 

「「「「ふざけるなぁーっ!(怒)」」」」」

 

―――○●○―――

 

それからと言うものの、他の六人も同じ羞恥と屈辱を味わいつつ完走した。次の競技が行われている最中、心に傷付いた生徒たちは味方に笑いを堪えながら慰められていた。

 

「うううっ・・・・・もう婿には行けないっ!」

 

一誠もまたその一人だった。

 

「・・・・・可愛いわね」

 

「うっさい!可愛いって言うな!?」

 

「イッセー、可愛い」

 

「オ、オーフィスまで・・・・・」

 

慰めてくれる者など一人もいなかった。好奇的な視線を向けられ、写真を取られるばかりだった。

未だに着替えられずにいるのは―――死刑台に立たされている気分で体育祭が終わるまで着替えてはならないと決められているからなのだった。

 

「・・・・・ちょっとゴメンね?」

 

ユウキが一誠を抱きしめた。なに?と涙目で上目遣いでユウキを見たら、

 

「はうっ・・・・・」

 

顔を赤らめて、愛おしそうにギュッと自分の胸に抱きしめた。

 

「ユウキ!次、次は私も!」

 

「私も!」

 

ルーラーたちが求める。一誠の可愛らしさに母性がくすぐられた。ユウキは応じてハイとルーラーに一誠を渡すと、多幸感極まり一誠の首筋に顔を埋める。その間、パン食い競争が終わりを迎えていた。

 

『続いての競技は―――借り物競走!』

 

ナウドのアナウンスによって元々参加する予定の生徒たちは動きを見せ始める―――。

 

『と、本来は生徒の皆さんがするはずの競技ですが今年はその趣向を変えて教師の皆さん、見学をしに来た親御さんや伝説の妖怪の皆さん、神話体系の神々が主に参加してもらいましょう!参加したいと思う方は是非気兼ねなくお越しください!女神さまなら大歓迎!』

 

会場がヒートアップ。まさかのルールブレイカーに生徒たちは一時見学者として両親や神々の言動を見守る姿勢になれたのだ。アナウンスの呼びがけに意気揚々と神々がグラウンドに移動を始める。

中には教師側であるアザゼルも交じっていた。

 

「うわー、どうなるんだろう」

 

「実に興味深い光景だ」

 

アラクネーに抱きしめられている一誠の呟きを拾って相槌を打った。見守っていると借り物競走が始まる。

参加した全員が一斉に。

 

「梨?・・・・・あそこにいたな、梨よぉおおおおおおっ!」

 

「ハンマーか・・・・・おいトール、お前のあの鎚を貸してくれ」

 

「シスコンは何処にぃっー!」

 

「デハハハハッ!おーい、ここに酒を持っておる者はいるかー!?」

 

色んな出題された借り物を仮に忙しなく動く参加者たち。その様子を見て笑う者や興味深そうに見ている者もいた。一誠もまた、楽しげに借り物競走をしている神々を見ていればこちらに近づいてくる女天使に視界を入れた。

 

「兵藤一誠くん、一緒に来てくれますか?」

 

「あ、俺?ん、分かった」

 

自分に関する出題を手にしたのだろうとアラクネーから離れ、焦らず女天使とゴールを果たす。

 

「うふふ」

 

「ん?」

 

「こうして会うのは二度目ですが、一誠くんは覚えてないでしょうね」

 

柔和に微笑む女天使は一誠の頭を撫でる。

 

「私は四大熾天使(セラフ)の一人、ガブリエルと申します」

 

「ガブリエルって有名な天使の名前だったね。やっぱり父さんと母さんの知り合い?」

 

「はい、特に一香さんとは親友のように親しい柄です」

 

悪魔でも魅入られそうな極上の笑み。ウェーブの掛かったブロンドでおっとり風のガブリエル。白い薄着を包む身体は豊かだった。膨よかな豊満の胸が服の内側から盛り上げ、ガブリエルの動きに呼応して艶めかしく揺れる。

くびれた腰から白く長いスカートの中に隠れているであろう白磁で健康的な太股。

天使だから金色の翼を生やしているだろうが今では仕舞っているのか、隠しているのか翼は見えない。

 

「一誠くんの話しは天界まで届いていますよ?強くなりましたね。真龍と龍神の力を有するドラゴンに転生したと聞いた時は驚きましたけれど、それを差し引いても一誠くんは昔のまま、可愛いです」

 

「可愛いはちょっと・・・・・」

 

「ふふっ。さて、他の神話体系の神々の皆さまが戻ってきたことですし、一誠くんも久し振りに話をしたいでしょうから接しに行きましょう」

 

ガブリエルの提案に一誠もゴールした神々や伝説の妖怪たちが自分の存在に気付き、近づいてくるのを分かっていた為応じる。

 

「デハハハハッ!坊主、可愛くなってしまっているなぁっ!」

 

「うむうむ、坊主が女だったらワシの愛人として受け入れてしまってたかもしれないな!」

 

「兵藤一誠、我が流派の技を廃らすではないぞ?」

 

「か、可愛い・・・・・私の傍で住んで欲しいな」

 

「HAHAHA!面白半分に参加してみるもんだZE☆よっ、ガキんちょ。久し振りじゃねぇーの」

 

「また強さを身に付けたようだね?今度勝負しよう」

 

「よー、坊主。久しいじゃねーの。元気にしてったか?ああ、バカが世話になったな。また会うことがあれば言っておいてくれ。見つけ次第お仕置きじゃとな」

 

「きゃー!可愛い、ねぇ、お持ち帰りしていい?」

 

色んなヒトと交流すること数分間。借り物競走はようやく終わりを迎え、昼食タイムに入った。

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