HIGH SCHOOL D×D ―――(再)――― 作:ダーク・シリウス
本部に戻った英雄派たち。戦いの後の食事してそれから各々と自由に行動をする。
『フェニックスの涙』で右眼の傷はなく今現在、一誠は曹操に顔を拭かれている。
無表情で見詰めるセカンド・オーフィスと不安そうな呂綺、無言で様子を見守る
モルドレッド、曹操と反対側に居座るリースがいて―――。
「リース、一誠を守ってくれて感謝する」
「彼に死なれては困るから当然よ」
「ふ・・・・・そうだな」
同じ気持ちであることを知り、小さく笑みを零す曹操。鮮血で濡れた顔は綺麗になって
一誠の頬を触れる曹操は言う。
「今回の挨拶で相手の戦力も把握できた。実力も知れたしもう充分だろう」
「これからどうする気だ?」
モルドレッドが話に加わった。「そうだね」と漏らす曹操は考え始める。
「しばらくは大人しくしていよう。キミも彼と特訓する時間も欲しいだろう?」
「・・・・・テロリストの割には大人しくするのね」
「私たちは精鋭でも数が少ない。長期戦で戦い続けるとこちらが不利となる。
相手は勢力でこっちは一団だ。戦うなら奇襲の形でしたほうが効果的かつ効率的なんだよ」
そこへゲオルクが曹操を訪ねてきた。「話がある」と告げてこの場から離れさせた
ゲオルクに尋ねる。
「どうした」
「源義経たちがいなくなってる。誰かが手引きして脱走をさせたのかもしれない」
「そうか・・・・・検討は付いているのか?」
「ああ、だが。お前は対して気にしないだろう?」
「そうだね・・・・・別に知られてはいけない事を知られたわけでもないし、
この場所も把握されてないだろう」
放っておけとばかり言う曹操。ゲオルクはその言葉が出てくるのを悟っていたのか
大して気にもせずに言い続けた。
「曹操、お前は色んな意味で変わったな」
「いきなりなんだ。藪から棒に」
「何となくそう言いたかった気分になっただけだ。兵藤一誠が来てからお前はどこか変わったよ」
「そうか・・・・・?自分では分からないな」
首を捻ってどこからともなく取り出した手鏡で自分を映して見つめる。
そんな行動をする曹操を見て苦笑を浮かべる。ゲオルクは曹操の心境のことを指して
言ったのだが本人は気付いていない。今まで通りであると、変わっていないと思って
いるだろう。曹操の傍で短くない付き合いをしているゲオルクにとって些細な事でも
敏感に感じる。
「曹操、俺たちは人間だ」
「ゲオルク?」
「異種族同士の恋愛は自由だが、悪魔や堕天使、天使という永遠に近い生の中で
存在し続ける種族と違ってたったの数十年で死んでしまう脆い種族の俺たち人間は
そんな種族たちからすればなんだろうな」
「天使は人間の信仰、堕天使は人間を利用する、悪魔は願いを叶える代わりに対価を
求める―――そんなところだろう。どの種族も人間を必要とする。吸血鬼なんて人間を
家畜のように扱う・・・・・ふむ」
曹操が考え始めた。見守ると曹操は首を小さく頷いた。
「ゲオルク、吸血鬼と一戦交えるぞ」
「その心は?」
「人間の敵だ」
「分かり易いな。しかしヨーロッパか。最悪教会の戦士たちと戦う羽目になりそうだ」
「ああ、ストラーダ猊下とクリスタルディ猊下の二大戦士か。
あの二人は凄まじい戦士だと聞く」
「その二人にも兵藤一誠は稽古をつけてもらったのだから凄いと思う」
感心するゲオルクに笑みを浮かべる曹操。
「ところでヴァーリはどうしている?」
「好きなように動いていると思うが、俺たちに接触すると思えないが?」
「彼女は彼の事が心底好きだからね。私たちの隙をついて連れ出そうとする恐れもある」
「そういうことか・・・・・恋のライバルは多いな曹操よ」
「ライバルはいてこそ張り合いの甲斐があると言うものだよゲオルク。
キミも特定の異性と付き合ってみればどうかな?」
含みある笑みをゲオルクに窺わせて言うと「今はその気は無い」と返される。
「おーい、曹操」
ジークフリートがやってきた。
「兵藤一誠の傷はどうだ?『フェニックスの涙』で完治したと思うけれど」
「そのおかげですっかり治っている。いま、モルドレッドたちと一緒にいるが?」
「そうか。なら少しの間だけ彼を借りるよ。模擬戦をしたいからね」
曹操にそう言い伝え、ジークフリートは一誠へ尋ねに行った。
そして見送る曹操は真摯な顔つきでゲオルクに問うた。
「・・・・・やはり、ジークは一誠を狙っているのか?キミの言った通りに」
「すまん曹操。あの話は本当に冗談だ」
あの後、ヘラクレスとジークフリートに折檻されたゲオルク。仲間内で冗談で誤解する
ような発言はしない事を心掛けた程に。すると、ジークフリートが戻ってきた。
「どうした?随分と戻ってくるのが早いじゃないか」
「・・・・・ちょっと、ね。尋ねにくい状況だったから」
「どうしたと言うんだ?」
頬をポリポリと掻き、言い辛そうにジークフリートが口を開き言葉を発する。
「うん・・・・・オーフィスと呂綺が裸になって兵藤一誠とキスをしていたよ」
何時の間にあんな関係になっていたんだ、とジークが言った直後。
曹操は無言で二人から離れていった。
「曹操・・・・・?」
「察してやれ」
「・・・・・ああ、彼女もか」
「そういうことだ。流れ的にモルドレッドもリースも交ざるだろうな」
「・・・・・マジで?」
後にゲオルクの紳士的な処置のおかげで一誠と曹操たちの激しい運動は極一部の者しか
知られずに済んだ。
そして人避けと防音対策が施された一室では二つの嬌声が聞こえると三つになり、
何時しか五つにまで増え出す。
―――○●○―――
異世界の兵藤一誠たちに特殊な空間の中で過ごしたリアスたちは
一週間ぶりに現実世界に戻ってきた。
「お疲れさん。コレで前よりはマシになっただろう。どうだ、強くなった自分を感じるだろう?」
『・・・・・死ぬかと思った。それが今一番の感想・・・・・』
疲弊し切った表情でリアスたちの目には生気の光が宿っていなかった。
サイラオーグでさえ口数が少なくなっている。
「・・・・・同情するぜ、お前ら・・・・・」
憐みの眼差しを送るアザゼル。中でどんな苛酷の修行をしたのかそれは修行した者、
修行に付き合った者たちしか知らない。
「コレはここに置いておく。後は自由に好きなように使え」
テーブルに置いてあるガラス玉に触れながら異世界の兵藤一誠は別れの雰囲気を醸し出した。
現に異世界のメンバーたちは笑みを浮かべ手を振りながら異世界に繋げた状態の窓に
入って戻っていく。最後に異世界の兵藤一誠とリーラだけと成り、アザゼルに話しかけた。
「強くしたからにはこの世界の兵藤一誠を何がなんでも連れ戻せよ?
これ以上俺は干渉するつもりは無い」
「ああ、ありがとうな。お前のおかげでどうにかなりそうだ」
「なに、俺たちも楽しませてもらったよ。また今度ここに旅行でもしにくる」
アザゼルと握手を交わし、自分も良世界に戻ろうとした矢先。異世界の兵藤一誠は振り返った。
「そうだ。一応、心に留める程度でいいが俺の世界で起きた出来事を一つだけ教えよう。
それとアドバイスもだ」
そう言ってヴァレリーとギャスパーに目を向けた。
「この世界のヴァレリーがここにいる時点でルーマニア、ツェペシュとカーミラの
二大派閥にとんでもない事件は起こらないと思うが忠告だ。
俺の世界じゃ聖杯によって男尊派のツェペシュと女尊派のカーミラの吸血鬼たちに
災いが起きた。念には念をのつもりでお前らも気をつけろよ」
「なんだと・・・・・?」
「まぁ、リゼヴィムの手に聖杯が渡っていなければ多分そんな事件は起きないだろうけどな。
リゼヴィムはツェペシュ側に潜伏していて聖杯で吸血鬼たちを量産型邪龍に
換えやがったからな」
そしてもう一つ―――。
「この世界のソーナ」
「なんでしょうか・・・・・」
ソーナ・シトリーに指名した異世界の兵藤一誠。
「強制じゃないがハーフの
ともかく死神の方は向こうから来てくれるかどうか分からないけど」
「死神と・・・・・狼男ですか・・・・・?」
「ああ、俺の言葉に従ってくれるならこの世界の魔王に通じてハーデスのお爺ちゃんに
頼んで勧誘してみるといい」
それだけ言い残して自分たちの世界に戻った直後、壁に開いた窓が閉じかけた
その時に箱が飛んできた。
「なんだこれは・・・・・?」
異世界と繋げられた窓は閉じ切った。アザゼルは箱を開けるとドス黒い液体が
入っている大きな瓶が収まっていた。同時に魔方陣が展開して声が聞こえてくる。
『これはサマエルの毒だ。兵藤一誠にとっては究極の毒であり呪い。もしも兵藤一誠を
止める事が出来なかったらこれを使え。使ったら闘戦勝仏、お猿のお爺ちゃんに頼んで
抜き取って貰えよ』
メッセージとも言える異世界の兵藤一誠からの贈り物の正体を知り、深い溜息を吐いた。
「あいつめ、こんな代物を俺たちに使わせようって言うのか」
「用意周到・・・・・いえ、あの方も自分の身に起きた事を告げているようなものですね」
「あいつもまたサマエルによって死んだようだしな。
世界は違えけれど、共通点はあるのか・・・・・」
アザゼルはリアスに振り返った。
「リゼヴィムは聖杯を持っている。異世界の兵藤一誠の言うことが正しければあいつは
ルーマニアにいる」
「もしかして、イッセーも気付いているのかしら」
「わからん」と答えるアザゼル。
「だが、アイツばかりに構ってはいられないのが現実だ。
吸血鬼の勢力は俺たち三大勢力と和議のテーブルにつこうとしない閉鎖された世界に
いる。リゼヴィムがそこにいるとすれば良い隠れ場所に違いない」
「じゃあ、アポも無しに行くの?」
「そうなるな」
リアスから視線を逸らし、アルトルージュ、ヴァレリーに変えた。
「お前たち。久々の里帰りになるが道案内はできるな?」
「そうね。道案内程度ならできるけれど、王の謁見はヴァレリーに頼むしかないわよ?」
「ツェペシュ王の姫の協力なしじゃダメってか。
ヴァレリー、一誠の聖杯を取り戻すつもりで俺たちに協力してはくれないか?」
アザゼルの頼みにヴァレリーは笑みを浮かべながら頷いた。
「久し振りにお父さまやお兄さまと会えるのは楽しみです。
ですが、マリウスお兄さまが私の聖杯を知っています」
「聖杯を興味しているってならばヴァレリーを安易に行かせるわけにも
いかない・・・・・か。戻ってきた王族を俺たちから引き離すことだって容易だろうし」
「でも、リゼヴィムが聖杯を持って吸血鬼側に潜伏しているならそのマリウスって
吸血鬼と接触しているんじゃ?」
和樹の言い分に否定せず言い続ける。
「異世界の一誠はリゼヴィムが吸血鬼たちを量産型邪龍に換えたと言った。
マリウスはそれに関わっていないのだろう。だとしてもヴァレリーの聖杯を
奪われずに済む方法は・・・・・」
徐に堕天使の魔方陣を展開して一つの杯を発現させた。
「一誠のもう一つの聖杯をヴァレリーの聖杯の代わりに取られるよう仕組む他ないな」
「それ、大丈夫なのですか?
「何とか旨くする。ヴァレリーの聖杯は亜種だ。その亜種の聖杯を何らかの方法で
もう一つこの世に具現化した一誠の聖杯と酷似している。
ただ、能力はオリジナルより高いがな。対象を異種族に転生させる裏ワザ、
イレギュラーな能力を」
「確か、兵藤家を悪魔に転生させたって・・・・・あれ、本当なの?」
「んじゃ、試しに誰か―――悪魔か人間を止めて別の種族になってみるか?」
聖杯を突き付けリアスたちに愉快そうな顔で尋ねれば何とも言えない表情を浮かべ出した面々。
「実験はしてある。勿論元の種族に戻すことも可能だぞ?」
「実験したなら、どんな種族に転生できるのか分かっているんスよね?」
「当然だ。結果は悪魔と天使、堕天使、吸血鬼、ドラゴン、人間の6つだった。
そんで対象の強化も可能にしてみせたぞ。弱点を克服することもな」
「―――悪魔が弱点とする光もっ!?」
グリゴリの技術は世界一ィッ!と言いたげなアザゼル。
「ヴァレリーの聖杯もそうしてみせたようにこの一誠の聖杯も同じことをできた。
同じ亜種の聖杯といえども能力の高さだけが違うようだ」
「一誠が貸してくれた聖杯によってこっちも色々と研究や実験が大幅に進んでいる。
人工
「うわ、人工で作れるなんて凄いですね・・・・・兄が知ったらあなたを勧誘すると
思いますよ」
感嘆の声を漏らす龍牙。
「お前さんの家族は何でも屋だったな?実力も相当だと聞いているぞ」
「ええ、まぁ、良い意味でも悪い意味でも仕事に熱心な人たちですよ。既に迷惑を掛けてしまった人がいますし」
この場にはいませんですけれどね、と内心で付け加える龍牙。
「そいつらは隠遁など得意か?」
「あの手この手その手のスキルは高いですよ?」
「よし、だったらそいつらを雇って一緒に同行してもらおうか」
「・・・・・本気ですか?」
あまりお勧めではないと良い顔ではない龍牙に不思議そうな顔をするアザゼル。
「どうした?」
「いえ、確かに腕は凄いのですが・・・・・とても我が強く個性的な人たちなので。
特に僕の兄は妻帯者であるのに自覚・無自覚の女たらしな上に能力が高い人材を
見つけると勧誘する癖もあります」
女性メンバーに「兄が失礼な事をしたら躊躇も無く攻撃してくださいね」と兄に対する弟の言葉とは思えないほど淡々としていた。
「でも、とても強いことは確かですよ。二度も仕事を失敗した程度ですから」
「二度だけか?それで強いかどうか判断できんが」
「僕が知っている限りでは最初の依頼の失敗がとある男女の暗殺と抹殺。
二度目の失敗は堕天使の少女の誘拐、もしくは殺害です」
「―――っ!?」
堕天使の少女の誘拐、もしくは抹殺と聞いて朱乃が酷く反応をした。
そしてアザゼルは顎に手をやって納得した面持ちで頷く。
「バラキエルの家が襲撃されたと昔聞いたな。それが朱乃を狙った犯行だと。なるほど、
お前さんの家族の仕業か」
「そうですね・・・・・彼、兵藤一誠さんには関わりが無いとはいえ申し訳ないと
思っていますよ。本人は気にしていないようですが」
「あいつはそう言う奴だ。なんせ堕天使の少女の為に身を呈して守った男だからよ」
「格好いいですね。彼、惚れそうです」
小さく笑んで冗談な言葉を口にする。
だが―――。一誠を慕う女性たちからすれば冗談は通じないのだ。
『負けないからね!?』
「ええー・・・・・」
「そうです、神城さま」
ポンと龍牙の手に置くリーラの顔は―――笑っているが目は笑っていなかった。
「同性愛は許しませんので・・・ええ、本当に許しません。このリーラ・シャルンホルストが」
「本当に冗談ですので!?本当!」
リーラから発する不気味なプレッシャーと恐怖に身震いする龍牙に呆れるカリン、
苦笑いする和樹、オロオロと戸惑う清楚、新たな恋のライバルと敵意を放つ悠璃と楼羅の
2-C組のクラスメートたちであった。何気に肩に乗せている手がジワジワと強まって
いくではないか。神城龍牙はここで学んだ。一誠を慕う女性たちにふざけたこと、
冗談な事を言ってはならないと肝に銘じたのだった。
「・・・・・」
ソーナは考え込んでいた。異世界の兵藤一誠の言葉に。まだ『
知られていない新たな眷属の一人を挙げられたことに。向こうの自分も同じ眷属を
得ているのだと悟った。同じ自分とマンツーマンで稽古や修行していた際、
自分のことは何も教えてくれなかった。が、知ったことがあるとすると・・・・・
「(向こうの私はイッセーくんと結婚していた)」
異世界の自分と同じように一誠と結婚するのだろうかと考えた。だが、こっちの世界の一誠はテロリストとなって自分との結婚などできる確率はないだろう。それに結婚する以前に恋愛感情は無いのだ。
ソーナは有り得ないと首を横に振る。今は置かれている状況と目の前の現実と向き合い、前に進むことが優先―――。
「HEY!これ貸すからさ、その変わり僕ちゃんたちをここに居させて欲しいなー?
そうすれば色々と調べられるでしょーよ?」
「これは・・・・・っ!・・・・・ええ、わかりました。
あなた方をVIP扱いに迎える事を心から歓迎致しましょう」
「うひゃひゃひゃっ!どーもどーもありがとうござんす!話の分かる吸血鬼は大好きだね!」
「ですが一つ話を、これは―――私の妹から得た聖杯ですか?」
「妹ぉー?のんのん、これは坊ちゃんから貰った聖杯だぜぃ」
「坊ちゃん・・・・・?妹のではないのですかこの聖杯は?」
「んんー?なんか不思議な事を言うねー?ちょいっとこのお祖父ちゃんに教えてくれるかなー?」
「わかりました」
「ヴァーリヴァーリ、テロのスパイ活動をやめるって本当かよ?」
「ああ、アザゼルから言われてな。対テロ組織混成チームに加わって欲しいそうだ。
それでも私たちは自由に動くけれどね」
「そっかー。あの姉妹猫と会える時が来たんだねー」
「おや、銀華。顔見知りでしたか?」
「はい、私も気になります」
「ふふっ、白はともかく黒の方は驚くにゃん。そう、きっとね♪」
「異論は無いようで何よりだ。さて、戻る前に何か手土産でも用意して行くか」
「おお・・・・・義経、弁慶、与一。よくぞ戻ってきたな!」
「・・・・・はい、実験の手伝いを条件に義経たちの解放を要求してくれたら呑んでくれました」
「実験とはなんだ。身体に何かされたのか」
「何かされたんだろうけど、特に身体に異変は感じられない。私生活に支障は無いだろうけどね」
「そうか。だが、お前たちを解放させたのは誰なのだ?相手はテロリストだ。簡単に捕まえた捕虜を逃すとは思えないのだが」
「・・・・・すまない。今は休ませて欲しい。義経たちは色々と整理をしたい」
「む、そうであったな。すまぬ、ゆっくり休んで後に詳しい話しを聞かせてくれ」