永遠亭1
~永遠亭~
「んー、師匠からの仕事はこれで終わりね。」
居間の一角、テーブルで作業をして居た少女は不思議な格好をして居た。兎の耳を付けて現代風の学生服を来て居た。そんな彼女の名前は、鈴仙・優曇華・イナバ、ここ永遠亭で助手のような事をしている。
「さてと!これから如何しようかしら?」
そんな事を考えている優曇華に、玄関から大きな声が聞こえて来た。
「おい!誰かいないのか!急患だ!開けてくれ!頼む!」
「はいはい、分かりましたからそんなに声を荒げなくていいです、よ。」
優曇華は一瞬固まった何故なら、ボロボロに成った女三人を抱えて来たからだ。しかも、抱えられている一人は見覚えがあった。何故なら。
「てゐ!如何したの!」
「はあ、はあ、それで、治療はしてくれるのか?」
「待って。」
「何だ。」
「如何して、てゐが傷だらけなのか説明しなさい。」
「手短に話すぞ。この兎がここに来たければ私を捕まえろと、言ったからこいつに手伝ってもらって、病人がいるのにくだらない事をするなと、教えただけだ。」
「って事は、てゐに勝ったの!弾幕で!てゆうか!こいつって木の棒じゃないですか!」
「そうだ!、さあ!説明したぞ!げほ、ごほ、早く治療をしてくれ。」
「分かりましたが、そこの妖怪はだめです。」
「何故!」
「私達は人間しか見ません。」
「な!差別だ!医者なら人間だろうが、ようかいだろうが、異質なものでも、怪我を見るのが医者だろ!」
「貴方は分かってますか。」
「何がだ!」
「はあ~。いいですか、確かに医者は助けるものです。しかし、二と覆うものは一頭も得ずと言う言葉があります。必ず患者全てが救える訳ではありません。そうした場合異質な物よりも人間がゆうせんされます。」
「違う!」
「何が違うんですか?」
「確かにお前の言った事は正しい。」
「なら。」
「だが!その程度の認識で医者を名乗るな!」
「な!」
「確かに人間は優先だ、しかし!本当に見る物は人間じゃない!誰が重症かだ!確かに妖怪はほっといても治る。けど!痛みはある!その痛みをとってやるのも医者の勤めだ!それすらも分からない奴が医者を語るな!」
「で、ですが。」
「これだけ言ってもまだ見ないか。なら!お前を倒して見て貰うまでだ!」
「私に弾幕勝負を挑むのですか。」
「ああ、ルールはスペルカードルールだ。お互いに使えるスペルは一回。その一回で相手に膝をつかせたら勝ちだ。」
「・・・いいでしょう、受けて立ちます!」
「ここで休んで居てくれ、紅楼夢。」
「それじゃあ行きます!」
「ああ、こい!」
「すいませんがいきなり勝たせて貰います。」
優曇華がそう言うといきなり裕也の視界がぼやけ、頭痛がした。
「ぐう!な、何だ、頭が、ぐえ。」
「さあ、これで私の勝ちです。」
幻爆「近眼花火(マインドスターマイン)」
優曇華がそう言うと、赤く光る座薬が裕也に飛んで来て爆発した。
「ぐがー!が、あが!ぐう!まだ、だ!」
裕也は耐え切った。
「な!貴方は人間ですか!脳を強く揺さぶられている中で、爆発と光それから匂い、一番なのは、あれで貴方は意識を失っていなければおかしい!だって貴方はボロボロだった。だから!」
「それが・・・どうした。」
「え?」
「所詮貴様の覚悟なんてその程度だ。そんなんじゃ俺は倒せない。その程度のこうげきで 倒れる訳には行かねえんだよ!小娘が!」
「ひっ!」
優曇華は怯えた。何故ならそいつは、私を殺すと、目が言って居たからだ。
「がは!こ、今度は、俺の、番だ!」
血符「針棘の山!」
「くらえ!」
スペルから大量の針と棘が山になって優曇華を襲った。
「ひっ!辞めて!こないでー!」
幻爆「近眼花火(マインドスターマイン)!!」
さっきより、大量の座薬が展開され針と棘の山を爆破して行った。
「ブチ。」
「辞めてー!こないでー!殺さないでー!」
「この!馬鹿たれが!」
裕也は爆発と針と棘の山に突進して行った。
「ぐ!がは!少し、頭を冷やせ!この馬鹿がー!弾幕!展、開!」
そして、優曇華の腹向かって打った。
「がは!」
優曇華は吹っ飛ばされた。と、同時に弾幕が消えた。
「そ、それじゃあ、通させて貰うからな。・・・くそ!」
裕也は女四人を抱えて中に入っていった。
「あれだけ騒いだのに何も出てこない?・・・おーい!誰かいないのかー!」
・・・・
「くそ!」
裕也は永遠亭を調べた。調べている時、女の人の声が聞こえて来た。
「人がいない時に色々してくれたわね、人間。」
「誰だ!げぼ!があ!はあ、はあ、く、そ、まだ居たか。こいつらに、げほ、危害を加えるなら容赦しないぞ。」
「貴方酷い傷ねそのままなら死ぬわよ?」
「お前は医者か?」
「ええ、貴方が抱えている兎たちの師匠よ。」
「なら!こいつらを見てくれ。妖怪もいるんだがいいか?」
「・・・良いわよ。」
「・・・本当だな。」
「嘘はつかないわ。約束する。」
「・・・わかった。それから、この兎、優曇華と言ったか。」
「そうよ。」
「あいつはもう少しどうにかした方が良い、ぞ。」
そこで裕也の意識が途切れた。
「・・・さっきから見て居たけど、凄いわね彼、早苗、優曇華、てゐ、この三人に勝って尚且つあんな傷を追って居ながら、他人の心配をする。これは、良い試験体を見つけたわ。」