チート過ぎる主人公が幻想入り   作:九流トキオ

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永遠亭2

「ん、ここは?」

 

裕也は見知らね部屋で目が覚めた。

 

「俺は、如何して。・・・・・そ、そうだ!紅楼夢は!早苗は!ぐう!」

 

「まだ起きては駄目よ傷が開くわ。」

 

「お前は?」

 

「あら?お前何て酷いわね。折角助けてあげたのに。」

 

「そうか、有難う。所で、紅・・・あの妖怪は如何なった?他の三人もだ。」

 

「まず、早苗はさっき気がついたわ。」

 

「そうか。」

 

「まあ、一日様子見と言う訳で永遠亭に泊まってるけどね。」

 

「あの兎達は?」

 

「数時間したら目が覚めたわ。まあ、余り酷くなかったしね。」

 

「それじゃあ、妖怪は?」

 

「・・・傷も治って目もさましたわ。今薬を取り行ってもらってる。」

 

「薬?」

 

訳を聞こうとした時、襖があいた。

 

「あ、目が覚めたんですね。裕也さん。」

 

「紅楼夢!」

 

「ご苦労様。」

 

「いえいえ、このぐらい。」

 

「あら?妖怪にしてはやさしいのね。」

 

「お前!わかるのか!?」

 

「私を誰だと思ってるの?月の煩悩、八意永琳に、できない事なんて無いのよ。」

 

「ふーん。」

 

「リアクション薄いわね。」

 

「所で紅楼夢何でお前が働いている?」

 

「あ!それはですね。ここで働く事になったんですよ。」

 

「良いのか、言っちゃあ悪いがこいつは妖怪だぞ。」

 

「良いのよ、優曇華やてゐも妖怪みたいな物だから。」

 

「そうか、よかったな紅楼夢。これでお前は一人じゃ無いぞ。」

 

「ええ、そうですね。」

 

「は?何言ってるの?」

 

「え?」

 

「裕也と言ったかしら?貴方も此処に住むのよ。」

 

「は?おい!そんな事聞いていないぞ!」

 

「当たり前よ、今行った事なんだから。」

(こんな美味しい実験体、もとい、試験体を見逃してたまる物ですか!)

 

「その顔!絶対何かよからぬ事を考えているな!」

 

「あら?そんな事無いわよ。」

(ち、鋭い。さて、如何しましょうか。ふむ。)

 

「・・・貴方の身体はボロボロなのよ。」

 

「え?」

 

「はあ~、いい?貴方は普通の人間の癖に優曇華、てゐ、そして、あの傷を見ると、早苗とも戦っている。それで、身体に何の異常も起きないと思って居た訳?実際、貴方の神経細胞はボロボロなのよ。しかも、両腕両足その他の所もボロボロ、実際貴方の腕とれたんなからね。」

 

「そ、そんな事!だって腕はあるし!」

 

「当たり前よ。だって私が新しく腕を付けたんだもの。」

 

「・・・それで?」

 

「え?」

 

「だから、それが如何した。」

 

「だ、だから貴方の腕。」

 

「だったら定期的にくれば良い。違うか。」

 

「・・・貴方、止まる場所あるの?無いでしょ、人の好意は素直に受け取るべきよ。」

 

「・・・それは、本当に好意か?」

 

「え?」

 

「お前八意とか言ったな。」

 

「そうよ。それが何か?」

 

「八意お前は、自分の事を、月の煩悩と言ったな。」

 

「だから、それが何。」

 

「自分でそう言う奴は少なからず、こいつで調べて見たい。普通の人間なのに如何して持ったのか調べたい。見たいな事を少なからず考えている。違うか?お前は・・・俺のカンだが、罪を犯しているな。」

 

「・・・如何して。」

 

「そう思うか、か?簡単だ。お前の目が言っている。」

 

「目?」

 

「そう、俺は外の世界で医者をやって居たからな、何百人と見て来たよ。」

 

「でも、貴方、見た所16~7歳に見えるわよ?」

 

「小さい頃から見て来たからな。小さい頃は、天狗になってた。何故?当たり前だ、自分に治せない病気は無かった。必ず治せた。」

 

「まあ、それは、天狗にもなるわよ。」

 

「そう、そして、その思い上がりが罪を犯してしまった。その時、俺は悔やんだ、自分の思い上がりで大勢の人を殺してしまったんだ。」

 

「それは、如何して?」

 

「言ったろ天狗になってたって、俺は偶然にも、不老不死の薬を作ってしまったんです。」

 

「不老不死の薬如何やって!」

 

「・・・兎に角、俺は実験がしたかった。そして・・・死刑囚にその薬を使った。」

 

「そして、如何なったの?」

 

「死ななくなった。どんなに死ぬような事をされても、その死刑囚は死ななかった。そして、戦争が起こった。」

 

「戦争。」

 

「そう。そして、関係ない人が・・・死んだ。自分を呪ったよ。如何して普通にしなかったのか。普通の薬を作っていれば、あんな事にはならなかったのに。」

 

「それで?貴方は如何したの」

 

「勿論、逃げたさ。でも、逃げても、逃げても、駄目だった。だから、強く天に祈ったんだ。この忌々しい薬と一緒に自分もどっか遠くに、誰も知らない世界にって、祈った。・・・そして気がついたらここ、幻想卿にいた。」

 

「そうだったの。」

 

「ああ、だから、済まない。」

 

「ううん、良いの。所でその薬持っているの?」

 

「・・・ああ、だが如何するつもりだ。」

 

「確かめたくて、お願い。」

 

「・ ・・わかった。」

 

そう言うと、何処から出したか、大きいバックが出できた。

 

「貴方何処から出したのよ。」

 

「これだ。」

 

それは、光り輝く美しい羽であった。

 

「これなの?」

 

「ああ。そうだ。」

 

「これを食べれば良いの。」

 

「いいや、潰してある物を使わないといけない。そのままだと食べたらすぐ死ぬ」

 

「ある物って?」

 

「・・・言えない。」

 

「何故?」

 

「また、起こるかもしれないから。」

 

「そう。話が脱線したわね。それで如何する?」

 

「・・・紅楼夢お前はここにいたいか?」

 

「え!私ですか!?」

 

「ああ、答えてくれ。」

 

「私は、ここにいたい、そして薬をもっと学んで人を助けたい!だからここに残る。」

 

「そうか。なあ、八意。」

 

「なに。」

 

「どれくらいで治る?」

 

「ざっと見て二週間は必要よ。」

 

「じゃあ、その後も宜しく頼む。」

 

「それは如何言う意味かしら?」

 

「此処に住まわせてくれって意味だよ。」

 

「・・・いいのかしら?」

 

「ああ、だってお前はもう間違いなんて侵さないそうだろ?話してて分かったからな。それと、きっと八意は、俺を実験体にしようと思っていたな。」

 

「如何して。」

 

「顔がそう言ってる。」

 

「あらやだ。」

 

「でも、此処に住まわせてくれるのなら、実験体になってやってもいい。どうだ。」

 

「・・・貴方はそれでいいのね。」

 

「ただし、紅楼夢を立派な薬師にしてくれ。」

 

「わかった。これから宜しくね裕也。」

 

「ああ、宜しく八意。」

 

「永琳。」

 

「え?」

 

「私の事、そう呼んで。」

 

「・・・わかった、永琳。」

 

「じゃあ、早速だけどこれを飲んでくれないかしら?」

 

「なあ、永琳。」

 

「何かしら?」

 

「何かが蠢いているんだが。」

 

「ふふふ、安心して。多分死なないから。」

 

「ちょ!多分!多分って!や、やめ。」

 

「観念しなさい。大丈夫だから。」

 

「や、や、ぎゃゃゃゃー!」

 

「え、あの、シリアスは?」

 

こうして、永遠亭に住む事になった裕也て紅楼夢。さて、はて、これから如何なる事やら。

 

 

 

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