緋弾のアリアに転生したら危険な姉から逃げないといけなくなりました。 作:レイアメ
すんませんでしたぁぁぁ!!
言い訳はしません!
遅くなりました。では、どうぞ!
前回のあらすじ
無意識、第一段階。キリッ
さて、戦闘を開始する前に君たちに問おう。無意識とは何かと。
◇◇◇
俺がこの10年で修行をし始めるとき、今更だが無意識って何だと 思ったのだ。
色んな本を読み漁ったり、精神医学の勉強もした、そして俺はようやく無意識の本当の意味を見つけ出した。
人の深層心理?
誰にも気付かれない意識?
否、違う。
無意識の意味、それは―――
「単純に意識の無い状態」
単純、実に単純だ。シンプルイズザベスト。そんなの辞書でも引けば誰でも分かることだ。
しかし、結局それが全てだ。深層心理限定なんて、浅くなく、気付かれないだけなんて、狭くない。
無意識は意識することに影響を与え、気付く、気付かない以前に意識すら出来ない。
本能だって、反射だって、死角だろうが全部無意識によるものだ。つまり、俺は自分のことなら余すことなく把握し、制御することができる。
この能力を自分の物にするには時間が掛かったが、使いこなせばこれほどいい能力はないと自負している。
「―――さて、いい感じにアルコールも回ってきた。こいよ、こっちはお前のせいでフランストレーション溜まりまくりだ」
「お前が強いのは分かっている。だが私の者にならないなら殺してでも私の者にしてやるッ!!」
ジャンヌが剣で首を狙ってくるが、此方は反射を無意識に使い、首を傾けてかわす。それと同時に剣を振るう。
これも便利なところだ。防御を能力で
俺が振るった剣をギリギリでかわしたジャンヌが距離をとる。俺はそのまま、格ゲーでやるような挑発をジャンヌに向けてやる。
「さあ、こいよ。こんなもんじゃねえだろ」
その言葉を皮切りに俺達は真面目に戦闘を開始した。
◇◇◇
剣戟が鳴り響く。
フェイントを行い、急所を狙えば、フェイントごと叩き潰される。死角から剣を振るえば、ギリギリ交わされる。鍔迫り合いで吹き飛ばされ、冷気に動きを鈍らされる。
千日手のような戦い。しかし、それでも押しているのはやはり燐であった。
そして、痺れを切らしたジャンヌが本格的に能力を使い始める。それに対して燐は―――
(やっべー。どうしよ、これ)
「どうした?これの程度でもう困っているのか?」
「はっ、ほざけ。能力使おうが、絶対殴る」
これは、やばい。軽く積みかけている。
ジャンヌの能力、冷気を操るだが、正直言って相性は悪い。何故なら、ジャンヌがその能力を全方位、辺り構わず使われたら、その時点で燐は負ける。無意識とはいえ、そこに居ないわけでもない。逃げ場のない攻撃をされたら終わりだ。勿論能力で、無意識に外させることも出来るのだが、何故か制限されているようで使えない。
(くそ。アンノウンのやつ―――!)
今のところ救いなのが、ジャンヌが此方が無意識を操っていることを知らないことだ。
(こうなりゃ、能力を使われる前に決める―――!!)
腰に隠してあるナイフをジャンヌに投擲する。勿論弾かれる。俺はその間にジャンヌの無意識に入り込み、近づく。そのまま
そして片手で首を絞めながら、もう片方の手で銃を構える。銃口を向けるのはジャンヌではなく、この場―――火薬庫にある、大量の火薬。
「おい、能力を使ってみろ。即座に引き金引いて、ボカンだ。仲間が来るまで大人しくしてもらうぞ」
「ふっ、流石だ。いいさ、好きにしてくれ。出来ればでいい、蔑むような目でしてくれ」
「.........何をだ」
「私から言わせるのか。そういうプレイも悪くなっ、うっ!」
「もう、黙ってろ!!」
首を強くしめて、強制的に黙らせる。武力的には追い詰めた。でも精神的に負けてる気がする。
誰でもいいから早く来てくれ―――!
ヤンデレには勝てなかったよぉ。
勝負に勝って、試合に負けたというやつですね。