翌朝。キリトが目をさますと、モンスターみたいな奴に囲まれていた。
「ッッ⁉︎」
すぐに剣を抜いて斬った。が、手ごたえがない。よく見ると雪だるまだった。
「ってセレナ!」
「あ、起きた」
で、おデコに手を当てるキリト。
(やっぱこいつ、女とばれても変わらねぇ……)
「それよりキリト。おもしろいもん見付けたぞ」
言いながらほいっと投げ渡す。それのアイテム名はクリスタルインゴット。
「これって……」
「そう、ドラゴンが水晶食って腹……というか腹に入って胃を抜けて腸で精製される。つまり、ウンコだ」
「ぶふっ」
「だからここはドラゴンの便器的なところなんだよ」
「嫌なこと言うんじゃねぇよ!」
「ほーらうんこミサイル」
言いながらセレナはうんこをキリトに投剣スキルを使って投げ付ける。
「うおっ!というか女の子がウンコとか言うんじゃねぇよ!」
「ハナクソほじってる時点で女の子じゃねぇ」
「お前にはお淑やかさとかねぇのかよ!」
「いや定期的にハナクソほじんないと錯乱するんだわ」
「お前ほんとに女の子⁉︎」
「疑うんから見せてやってもいいぞ」
「や、やめろバカ!」
なんてやりながらもクリスタルインゴットをGET。あとは脱出するだけ……と、思ったらスルスルとぶら下がってるロープ。先端に紙が着いていた。
『早く登ってこい。リズ』
で、二人は捕まる。いい感じに登ってる時だ。どっかで聞いたことある叫び声が聞こえた。
「あれ?これって……」
「そういえばセレナ。ドラゴンって夜行性だよな」
「あ?うん」
「もし仮に、仮にだぞ。ここがドラゴンの便器じゃなくて巣だったとしたら?」
「……………………」
「……………………」
二人で沈黙。その瞬間、ドラゴンが入ってきた。
「「うおおおおおおおおおおッッッッ‼︎‼︎‼︎‼︎」」
二人で駆け上がる。
「おまっ!おせーよキリト!ぶっ飛ばすぞハゲ!」
「うるせーよ!つた登りなんてなれてねぇんだよ!」
「うおぉっ!ブレス来たぁぁっっ‼︎‼︎」
なんとかそのブレスを弾くセレナ。このままじゃロープが切れる。そう判断したセレナはキリトに言った。
「キリト、一気に上がるぞ」
「は?」
「オラァッ‼︎」
そして、太刀を抜いて下に向かって斬撃を放った。衝撃でロープはブチ切れ、そのままビュンッ!と反動で上に上がる2人。あっという間に穴の入り口まで来た。
「よし!セレナこっちへ……!」
「わーってるよ……」
言いながら動こうとしたセレナ。だが動けなかった。放った後の反動で。そのまま穴の中に自由落下しそうになるセレナ。
「ッッ‼︎‼︎」
「セレ……!」
再び落ちそうになるセレナ。その腕をガッチリした黒い手が掴んだ。
「サンキューエギル!」
「ノープロブレムだ。大丈夫か小僧」
「……………誰?」
で、リズの店。リズが呼んだ助けとはこのエギルって人らしい。この人は攻略組でかつ、雑貨屋をやってるらしい。
「ま、無事で何よりってことで」
ガハハハッと豪快に笑うエギル。俺はそれを横目で見つつ、俺はコーヒーを啜った。
「ほらリズ。お目当ての金属だ」
「おーこれが。じゃあ早速武器作るわね。えーっと、片手剣と太刀だったかしら?」
「いや俺はいらねーから。これで足りてるし」
「そっ。じゃあ片手剣だけね」
そのまま片手剣を作りに工房に戻った。まぁこの後、なんやかんやでバイトも終わり、まぁあれだ。うん。よかったよかった。
オチの付けようがなかったのでテキトーにしてしまいました。次から気をつけます。