軍の連中がザッザッとこっちに来る。
「全員、休め〜‼︎」
リーダーっぽい奴がそう号令を掛けると、全員疲れたように座り込む。
「全員、気を付けー!」
俺が言うと、軍の連中は立ち上がった。
「回れー、右!」
言うと、従う軍。
「休め!」
座る。
「気をつけ‼︎」
立つ。
「休め!」
座る。
「気を付け!」
立つ。
「休め!」
座る。
「気を付け!」
立つ。
「気を付け!」
座る。
「はい間違えたー!罰ゲームで全員スクワット500回」
で、従う軍の連中。1、2、3……と、数える。
「はい、今一番後ろの奴がサボってました〜やり直し〜」
「いい加減にしろてめぇ!」
と、そこまでいった時に後ろからキリトの飛び蹴りが飛んできた。
「お前は一々ドSにならないと生きていけないのかよ⁉︎」
「まぁ、そうカリカリすんなよ」
言いながら俺はハナクソをほじって、サボってた軍の奴のおデコに擦りつけた。
「だっかっらっさぁっ!お前ほんといい加減にしろよ!」
追うキリトと逃げる俺。そんな様子を眺めながらアスナは隊長っぽい人に聞いた。
「バカ達がごめんなさい……それで、何か御用かしら?」
「君たちはここから先のマッピングは済んでいるか?」
「えぇ、ボス部屋まで済ませてあるわ」
「うむっ。ではそこから先のデータを我々に提供してほしい」
「はぁっ⁉︎」
当然、とでも言わんばかりの台詞にアスナが反応する。何か反論しようとした時だ。逃げるセレナが手に持ってた刀の鞘がアスナの頭に激突。
「…………」
「あんたねぇ!」
「早く出したまえ」
「あんたもあんたよ!」
「そうだぜ!てめぇマッピングの苦労が分かってんのか⁉︎」
クラインとアスナが文句を言う。それに逆ギレしようと隊長が口を開いた時だ。
「我々は一般プレイヤー解放のために……」
「邪魔」
俺のラリアット。マゴっと音を立てて隊長は吹っ飛んだ。勿論わざとである。そして、倒れた隊長の頭を踏みつけて更に逃げる。と、思ったらアスナに首根っこを掴まれた。
「ぐえっ!」
「サンキューアスナ!」
と、お礼を言うキリトも捕まる。で、俺たちにげんこつ。
「ったぁ!」
「ってぇ!」
「あんたら少しは落ち着きなさい!」
で、ようやく落ち着き冷静に話し合う。
「私はコーバッツ中佐だ」
「キリト、ソロだ」
「アスナよ」
「クラインだ」
「ピカチュウ」
「給料抜き」
「セレナです」
「で、話を戻すが君達のマッピングデータを我々に提供してもらいたい」
「やだ」
「我々は一般プレ……」
「いやそれさっき聞いた」
「なら渡せ」
「いやだからやだってば」
「待てセレナ。いいよ、渡す」
キリトが前に出た。
「おいキリト!」
「いいんだよ。どーせ街に戻ったら公開する予定だった」
クラインが止めるがキリトはマッピングデータを渡してしまった。
「協力、感謝する」
そのまま軍の連中は行ってしまった。