で、四人は再び中へと突入する。
「じゃ、さくっと初陣切ってくるわ」
それだけ言ってセレナは飛んだ。それを下から見守るキリトとリーファ。
「リーファ、回復はセレナに徹してくれないか?」
「えっ……?」
「頼む」
「分かった………」
「あっ、でも俺にも少しは回復してね」
「最後ので清々しいくらい台無しだよ」
一方、セレナは、
「はい、いーち、にーぃ、さぁーん……」
殺した敵の数を数えてた。そして、それが48を越えた時、
「っ!」
キリトは飛んだ。
「ってあぁぁぁぁッッ‼︎‼︎」
目の前の敵を薙ぎ倒し、一気に駆け上がる。が、周りのガーディアンがキリトをロックオン。そいつらを硬式ボールが貫通した。下にはセレナが金属バットを握っている。いつからだろうな、金属バットが武器になったのは。
「やらせるかよ」
だが、それでもキリトは捌ききれない。
「グッ……!」
「キリト……ッ!」
セレナは援護に向かおうとするが、こっちはこっちで敵がしつこい。
「クッソ………!」
そして、キリトに剣が再び突き刺さる瞬間、その敵が燃え尽きた。下から炎が出たのだ。見ると、ケットシーとシルフが援軍に来ていた。
「ナイスタイミング……ッ!」
思わず声を出すセレナ。キリトもホッとしたような顔になる。
「遅くなったなリーファ」
「うぅん。急に呼び出したのはこっちだもん」
「よーっし、やるよぉー!」
ルーが声を張り上げ、そのまま攻略は進んで行った。
「ウオオオオオオッッッ‼︎‼︎‼︎」
そのままキリトは天井に到着した。
「パパ、この扉開きません!」
「はぁ⁉︎」
「システム管理者によってプレイヤーには絶対開かないようになっています!」
「クリアさせる気ねぇのか……いや、待てよ」
キリトはポケットからさっきのカードを取り出す。
「ユイ、頼む!」
「はい!」
ユイが解析し、キリトは待機。そのキリトに襲い掛かるガーディアンの群れ。
「くっ……!」
だが、その群が爆散した。そこに立っている、というか飛んでるのはセレナだった。
「後は頼むわ」
「パパ!開きました!」
「おう!セレナも!」
「一人で行けバーカ。俺が行った所で……」
「いいから!」
「いやちょっと……!」
襟を無理矢理掴まれてセレナも突入した。
で、三人はどっかなんつーのかな…基地の中?
「ふぅ……ここ、は……?」
「いやーよく分かんないけど」
「つーかお前何してんの?」
「バット磨いてんだよ。犯人を無限ケツバットしてやらないと気が済まない」
「そう……あれ?木製のバットなのか?」
「あぁ、今回はちょっと工夫しようと思って」
頭上に「?」と浮かぶキリト。するとセレナはそのバットに釘を打ち込み始めた。
「………………」
「よし、完成っと……」
「本当に完成されたSだなお前は」