もし、俺がリンクスタートしたら   作:単品っすね

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番外編3

 

 

 

 

 

朝。俺は何時ものように起きた。横を見ると直葉はいない。毎朝毎朝、朝練のようで大変そうだ。ざまぁー。で、ベッドから出ようと思ったが、冬とか秋の布団の魔力は凄まじいね。魔力どころかブラックホールレベルである。今日は学校行かなくていいなと判断した俺はそのまま布団に籠る。だが、

 

「おいエレナ!遅刻するぞ!」

 

げっ、来やがった……。和人がドアを叩く。俺は無視して布団の中に篭った。

 

「はぁ……まったく……入るぞ」

 

ガチャッと入ってくる和人。俺は無視して目を閉じる。

 

「おいエレナ。早く起きないと遅刻だって!もう出席日数的にも危ないんだから!」

 

俺はエリザベスのボードを取り出して見せた。

 

『今日はパス』

 

「ダメ!起きろー!」

 

グイグイと引っ張られる。そのまま布団からずり落ちてしまった。

 

「って、お前またズボン履いてないのかよ……」

 

言いながら和人は制服のスカートとブレザーとブラウスを取り出す。

 

「ほら着替えろよ。外で待ってるから」

 

「ふぁーい……」

 

で、直葉の作った朝飯を机の上に並べに行く和人。だが、嫌な予感がして、一旦戻って部屋の中を覗くと、制服のまま布団にダイブしていた。

 

「だぁから寝るなっつーの!」

 

「ふえ?なんでかずとここに……?まさか、覗いてたの?」

 

「なわけあるか!嫌な予感がして戻ってきたんだよ!いいから朝飯食っていくぞ!」

 

「かうと〜……」

 

「ほら早く立って!」

 

「おんぶ〜……」

 

「はぁ……仕方ねぇな……」

 

結局、おんぶして飯を食う。食べ終わり、食器を片すと、エレナは和人に向かって口を開く。

 

「はいがき〜」

 

「自分でやれそれくらい!」

 

「えんどうさい〜」

 

「お前なぁ……」

 

で、シャコシャコと歯磨きをする。

 

「あ……ふぁあぁん………ふぁ……」

 

(エロい)

 

で、ようやく磨き終わると、二人は家を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「と、いうわけなんだよ」

 

今は昼休み。屋上で和人、エレナ、明日奈、里香で飯を食っている。ちなみにエレナは和人の膝枕で熟睡中。

 

「確かに甘えていいとは言ったけどさ……なんつーの?限度というかなんというか……」

 

だが、明日奈と里香はジト目だ。

 

「な、なんだよ……」

 

「惚気なら他でやんなさい」

 

「ど、どういう意味だよ里香⁉︎」

 

で、明日奈と里香はため息をつく。

 

「なんにしても甘やかし過ぎよ和人くん。このままじゃエレナちゃんダメになっちゃうよ?」

 

「やっぱそうかぁ……でも今更甘えんなとも言えないしなぁ……」

 

「それでも、限度は必要よ。今、完全にその子幼稚園児じゃない」

 

「そうよ和人。そのバカなんとかしないと、下手したらニートになるわよ」

 

ため息をつく和人。それに明日奈が言った。

 

「とにかく、これからはもう少し厳しくとは言わないけど、しっかりさせてあげないと。いい?」

 

「分かったよ……」

 

そんなわけで、今日からキチッとエレナ計画、始まりである。

 

 

 

 

 

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