もし、俺がリンクスタートしたら   作:単品っすね

74 / 95
ドロップキック

 

 

 

 

 

俺たち、一同はトンキーの上でゆらゆらと飛んでいる。すると、ドンキーの上に何かが出てきた。確かドンキーの上限は8人。つまり……

 

「私は、湖の女王ウル……」

 

言いかけたそいつを俺はドロップキックして突き落とした。

 

「ふぅ……あぶねぇ、これ以上人増やしたら落ちる所だった……」

 

『…………………』

 

全員が口をパクパクさせながらこっちを見る。やがて、キリトが言った。

 

「おっ、おまっお前……!今の明らかにNPCだろうがぁぁぁぁッッ‼︎‼︎」

 

「え?いやNPCだろうとこれ以上ドンキー(ホーテ)に乗ったら落ちんだろうが」

 

「NPCは別に決まってんだろ!ほら見ろよ!クエストを参加しますか?って表示だけ残って出てるだろうが!」

 

「じゃあ押せばいいじゃん」

 

「クエストの概要が丸々わかんねぇだろ!」

 

「いいから行こうぜ。出てきた敵片っ端からボコればいいだろ」

 

「まぁ…NPC殺しちまったからもう仕方ねぇか……」

 

仕方ないので、クエストの概要がまったくわからないまま、俺達は城に突っ込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

城の中。

 

「ヤバイよお兄ちゃん!金色の方、物理耐性が高すぎる」

 

その金色の方は大きくアックスを振り上げた。だが、その金色の方の背中にズバァッ‼︎と刀が直撃した。

 

「ゴォアッ‼︎」

 

衝撃波攻撃の直前だったため、大きく怯む金色の方。そして、そいつの頭を踏みつけながらセレナは言った。

 

「物理耐性が強ぇーってことは、サンドバッグにされたいってことだよなぁ?」

 

そして、それを機にキリト達もニヤリと笑う。

 

「それもそうだな!」

 

「行くよみんな!」

 

うおおおっ!と、全員斬りかかる。

 

「みんな!一か八か、ソードスキルを一斉に叩き込む!」

 

「おう!」

 

そのまま、クライン、シリカ、リズ、リーファ、シノン、キリトとソードスキルを叩き込んでいく。だが、倒し切れなかった。

 

「グッ………!」

 

すぐに目の前のキリトに金色の方が殴ろうとした時、

 

「ハアァッ‼︎」

 

アスナがトドメを刺しに行く。だが、そのアスナの後頭部をセレナがバットで殴った。全員、唖然。

 

「ち、ちょっと何すんのセレナちゃん!」

 

「ラストアタックは俺のもんだ」

 

「んなっ……⁉︎」

 

そのままセレナがトドメを刺した。金属バットで。

 

「あー……ようやく終わった……」

 

そのままヴンヴンッと素振りする。そのセレナの肩の上に手が置かれた。

 

「セレナちゃん?どういうつもりかな?」

 

「や、何が?」

 

「私の事、殴る必要あったのかな?」

 

「あー…や、あの……キリトなら許されるからアスナでも許されるかなーって……」

 

「なわけないでしょ?」

 

殴られた。

 

 

 

 

 

 





すっごく今更ですが、セレナの髪型はエンドワールドの女性アバターのナチュラルショートのライトブラウンを少し男っぽくした感じです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。