キリトを軽く捻った後、アスナと絶剣に強制連行され、今はアインクラッド27層の常闇の国。で、どっかの店の中に入れられた。
「おいクソガキ。いい加減何の用だか言えよ」
「まずは僕の仲間を紹介するね!」
「おい、人の言うことスルーしてんじゃねぇぞコラ」
すると、店の奥から声がした。
「お帰り、ユウキ!見つかったの⁉︎」
「おい、俺はお尋ね者になった覚えはねぇぞ」
だが、俺の言うことを無視して、ユウキは店の奥へ。
「紹介するよ。僕のギルド、スリーピングナイツの仲間たち」
フリスビーナイン、ねぇ……。フリスビーで野球でもするつもりなのか?
「で、このお姉さんとお兄さんが……」
と、絶剣は俺とアスナを指刺す。お兄さんじゃねぇっつの。てか自己紹介した覚えはねぇんだけどな。
「ごめん、まだちゃんと名前聞いてなかった」
すると、だああっと五人のプレイヤーはよろけた。おい、いつのリアクションだそれ。
「初めまして。わたし、アスナと言います」
アスナが隣で挨拶したので、俺も挨拶した。
「シルフの女帝、セレス・シルフィーユ・霊蓮・ナトリウム・S・セレナだ」
「どんだけ長い名前⁉︎」
「略してセレナでいい」
「結局セレナ⁉︎ていうか自己紹介くらいまともに出来ないの⁉︎」
で、アスナが自己紹介した。
「セレナよこの子は」
すると、今度は向こうが挨拶。
「僕はジュン!よろしく!」
「あー、えーっと、テッチって言います。どうぞよろしく」
「わ、ワタクシは、そ、その、タルケンって名前です。よ、よ、よろしくお願いし……イタッ‼︎」
「いい加減その上がり性を直しなよタルは!女の子の前に出るとすぐこれなんだからさ。あたしはノリ、会えて嬉しいよ」
「初めまして。私はシウネーです。ありがとう、来て下さって」
ようやく自己紹介終わり。すると、ようやく俺達を誘拐した奴が前に出た。
「んで、僕が一応ギルドのリーダーの……」
「で、なんで呼ばれたのオレ達」
「えぇっ⁉︎まだ名前言ってな……」
「ヒトを誘拐しといて用も話さないとどういうわけなの?」
「いや、その前にまず自己紹介したいんだよね。僕はユウ……」
「カジマ?」
「違うよ!僕はユウ……」
「いい加減にしなさい!」
俺はアスナに殴られた。
「あなたのせいで話が進まないでしょ⁉︎ごめんね、えーっと、名前教えてくれるかな?」
「…………もういいよ」
「えぇっ⁉︎」
最後はアスナがトドメ刺したからな……。拗ねられてしまった。
「ま、もういいなら俺帰るわ。この後、キリトに罰ゲームで肛門にレイピアぶち込……」
と、言いかけた俺の襟をアスナが掴んだ。
「何?」
「あの子の機嫌が直るまで私はあなたを許さないけど?」
「………………」
いつからだろうなぁ……アスナの事怖いと感じるようになったの。前はパンとか買って来させてた気がすんのになあ……。とりあえず、謝った。